本当に本が読みたくなる読書のブログ

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春におすすめ、若手社員からベテラン社員に役立つビジネス書 2024

2024年の春におすすめしたいビジネス書


今回は実用書、考え方の本、一般教養・雑学の本、ビジネス書、ノンフィクション・エッセイ、読書の効果と読書術の本、小説の7つのジャンルから合計24冊の本を選ばせていただきました。

第4回は、「若手社員からベテラン社員」までお役に立てるビジネス書わ紹介させていただきますね。

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若手社員からベテラン社員まで変化の多い春


春は企業で働かれている会社員の方にとって、ビジネス書はとても身近な本ですよね。
新社会人、若手社員、中堅社員、ベテラン社員、管理職。
企業での役割や世代で必要なビジネス書は違うものです。
今回は、若手社員からベテラン社員の方それぞれに合うビジネス書を選ばせていただきました。




若手社員からベテラン社員までおすすめのビジネス書


ビジネス書選びは、「ビジネスの戦略と戦術」「ビジネスパーソンの考え方」「人間関係」をテーマにしてみました。
「ビジネスの戦略と戦術」は、若手社員にとっては仕事に役に立つ基本的な方法、ベテラン社員にとっては新しいアイデアを生み出すために必要な知識のはずです。
ビジネスパーソンの考え方」では、若手社員の方が仕事に取り組む考え方を学べるでしょう。
「人間関係」では、中堅社員やベテラン社員の方が新社会人や若手社員を育てる「教え方」に注目してみました。

『3000年の叡智を学べる 戦略図鑑』鈴木博毅

3000年の叡智を学べる 戦略図鑑

「ビジネスの戦略と戦術」には、ビジネス戦略コンサルタントとして若手社員の教育公演に携わる鈴木博毅さんの本を選んでみました。
実在の歴史上の戦略をビジネスに例えた『弱くても、勝てました。: 人生とビジネスに役立つ逆転の戦略55』、架空の人物の戦術を仕事術として掘り下げた『シャアに学ぶ逆境に克つ仕事術』など楽しみながら実践的な仕事の全体像を学べる本が人気です。
『3000年の叡智を学べる 戦略図鑑』では、古代の孫子、ナポレオンのような中世の戦略から、現代のGAFAのビジネス戦略までを取り上げています。
私たちの祖先が積み上げ、現代にまで生き続けている戦略は若手社員から管理職になられたベテランの方まで必要な知識なのではないでしょうか?


『世界一流エンジニアの思考法』牛尾剛

世界一流エンジニアの思考法 (文春e-book)

ビジネスパーソンの考え方」の本は、アメリカのマイクロソフト社でITエンジニアとして活躍される牛尾剛さんの『世界一流エンジニアの思考法』です。
「試行錯誤」よりも「仮説を立ててからの行動」、「マルチタスクをこなす」よりも「シングルタスクのスピードを上げる」、「失敗を反省する」よりも「早く気付けたと修正する」など今すぐ活かせるビジネスパーソンの考え方の例が盛り沢山です。
IT企業の方に人気のビジネス書ですが、これからの働き方に備えるために若手社員の方におすすめしたい1冊ですよ。


『新しい教え方の教科書 Z世代の部下を持ったら読む本』北宏志

新しい教え方の教科書 Z世代の部下を持ったら読む本

3冊目のビジネス書は「人間関係」、中でも後輩や部下ができた中堅社員やベテラン社員の方におすすめの『新しい教え方の教科書 Z世代の部下を持ったら読む本』です。
著者は、「ララちゃんランドセル」の羅羅屋で活躍された人材育成コンサルタント北宏志さんです。
平成と令和の世の中の仕組みの違いから、令和に新社会人になる世代に合った「伝え方」「聞き方」「教え方」を学べるタイトル通りの「新しい教え方の教科書」です。
新社会人や学生さんに関わる全ての方におすすめのビジネス書ですよ。




2024年の若手社員からベテラン社員までおすすめのビジネス書は『3000年の叡智を学べる 戦略図鑑』


部署異動や転職、就職や昇進など会社員にとって変化の多い春。
新社会人や若手社員の方は、仕事に役に立つ基本的な方法を、中堅社員やベテラン社員の方にとっては目の前の課題を解決してくれるアイデアを得るため『3000年の叡智を学べる 戦略図鑑』が役に立ってくれるはずですよ。


2020/2021/2022/2023年の春におすすめしたビジネス書

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平井伯昌コーチに学ぶ「教えること」、コーチングの基本と極意とは?

『見抜く力―夢を叶えるコーチング』平井伯昌

見抜く力―夢を叶えるコーチング (幻冬舎新書)

著者 平井伯昌
出版社 株式会社幻冬舎
分類 実用書、ビジネス書
出版日 2008/11/1
読みやすさ ☆☆☆とても読みやすい

今月の本の紹介は、競泳界の名指導者 平井伯昌さんの本を選ばせていただきました。

タイトルに書かれているように、相手の導き方と教え方「コーチング」が学べる1冊です。

誰かを教える役割にある人にとって、「教えること」の基本から極意までを、平井コーチと北島康介さんなど選手の方とのエピソードを交えて知ることができる実用書です。

平井伯昌さんの紹介


平井伯昌さんというお名前を聞いて顔が思い浮かばない方でも、「平井コーチ」と聞くと北島康介さんや萩野公介さんが思い浮かぶのではないでしょうか?

改めて、平井伯昌さんの経歴を本の中のから紹介させていただきます。


平井伯昌コーチの経歴

・1982年、早稲田大学へ入学。水泳部では、選手からマネージャーへ転向
・1987年、東京スイミングセンターに入社し水泳コーチになる
・1996年、北島康介さん、中村礼子さんの指導に当たる
・2004年、アテネオリンピック北島康介さんが金メダルを獲得
・2008年、北京オリンピックの水泳日本代表コーチに就任。北島選手・中村選手らがメダルを獲得、日本代表選手を「世界に通用する競泳」へと成長させる
・2021年、東京五輪後に日本代表競泳ヘッドコーチを退任

アテネオリンピックから北京オリンピックまで活躍した北島康介さん、リオデジャネイロオリンピックから東京オリンピックまで活躍した水泳解説者の萩野公介さん、東京オリンピックで活躍し今なお現役の大橋悠依さんを育てた名コーチとして、これからの水泳界にも欠かせない方です。


選手に信頼される平井コーチ

世界水泳選手権2023福岡大会後、代表選手と日本水泳連盟の間に大きな溝があることが明らかになります

代表選手とともに、日本水泳連盟の問題に声を上げた平井伯昌コーチは、2023年8月にアジア大会日本代表コーチを辞任。

さらに先日8月6日には、日本水泳連盟は「職務違反」を理由に平井コーチへの活動自粛処分を言い渡します。

ネットニュースでは、平井コーチの情報発信が「プライバシーへの配慮に違反した」と発表されています。

ただ、代表選手の方だけはご存知のはずです。

長年の平井コーチとの信頼関係が、そこにあるのですから。


平井伯昌さんの本の紹介

平井伯昌さんは、他の著者の方との共同執筆も含めて12冊の本を執筆されています。

『勝つ理由。<3人の金メダリストを育てた名将がひもとく勝利のプロセス>』
勝つ理由。<3人の金メダリストを育てた名将がひもとく勝利のプロセス>

『バケる人に育てる 勝負できる人材をつくる50の法則』
バケる人に育てる 勝負できる人材をつくる50の法則

特に、東京オリンピック2021の後に執筆された『勝つ理由。<3人の金メダリストを育てた名将がひもとく勝利のプロセス>』は、令和の現代の価値観も取り入れられた実用書です。





『見抜く力―夢を叶えるコーチング』の構成と読みやすさ


『見抜く力―夢を叶えるコーチング』は、一般的な新書のサイズでとても読みやすい本ですよ。

本の構成

・まえがき p3〜p4
・第一章 五輪の栄光 p11〜p33
・第二章 選手から指導者の道へ p35〜p59
・第三章 見抜く力 p61〜p85
・第四章 人を育てる p87〜p119
・第五章 水を究める p121〜p149
・第六章 夢を叶える p151〜p168
・新たな世代を育てろ‐あとがきにかえて p169〜p172 

『見抜く力―夢を叶えるコーチング』は、平井伯昌さんがコーチを志すきっかけになったエピソードから、時系列で進む6つの章で構成されています。

ページ数はp172で、図解や表はほとんどなく、一般的な新書の分量です。


読みやすさ☆☆☆とても読みやすい

『見抜く力―夢を叶えるコーチング』は、平井伯昌さんの気持ちが込められた、それでいて読む人に語りかけるような優しい文章で書かれています。

2〜3ページごとに小さな項目に分けられていて、普段読書をされない方でもスキマ時間を使って1週間ほどで読むことができるでしょう。


『見抜く力―夢を叶えるコーチング』を読みたくなったキッカケは、「教えること」を学びたい


私が『見抜く力―夢を叶えるコーチング』を読みたくなったキッカケ、それは「教えること」を学びたいからです。

先生でもインストラクターでもない一般職の会社員でも、誰かに「教えること」は少なくはないんです。

少なくはなくても、「教えること」を本格的に学んだことはありません。

首都圏の企業で働いている方のように、研修会や講座の受講は限られています。

本業の業務に関する勉強も欠かせないため、どうしても「教えること」の勉強は後回しになりがち……。

それなら、「教えること」の専門家に学ぶのが1番、そう思えた時に見かけたのが、競泳界の名コーチ、平井伯昌さんのお話だったんです。

それでは、平井伯昌さんの本の中から、会社員の方にも役に立つ「コーチングの基本」と「平井コーチの極意」を取り上げさせていただきますね。




「教えること」コーチングの基本


『見抜く力―夢を叶えるコーチング』に書かれていたエピソードの中から、平井コーチが大切にされていることを4つ取り上げさせていただきました。

①指導者の基本は「謙虚な心」
②「なぜできたか」を伝える
③勝敗よりも「できたこと」
④伝え方は「ワンポイント」で

この4つは、「教えること」コーチングの基本として覚えておきたいことです。

①指導者の基本は「謙虚な心」

自分でもある程度の成績を残したことがあれば、指導する際にどうしても自分の体験が含まれてしまう。その体験の「負」の部分、こだわりやコンプレックスが、眼鏡を曇らせてしまうことはあり得る。自分の目の前の選手をあるがままに受け入れる「謙虚」さが大切なのだと思う。
・第二章 選手から指導者の道へ p50

目の前の相手を、あるがままに受け入れることを「謙虚」さと平井伯昌さんは書かれています。

私も後輩や研修生の方への言葉づかい、何かを教えるときの周りの環境には気を配っていましたが、基本になるのは「謙虚な心」なんですね。

いわゆる成功パターンやビジネス書に書かれているモデルとはズレていても、相手が考えて行動する姿を、「あるがままに受け入れる」心を持ちたいですよね。


②「なぜできたか」を伝える

いちばん大切なのは、悪くなったときの「リカバリー能力」なのだ。そのためには、なぜできないのか、ではなく「なぜできたのか」のいいときの反省が必要なのである。
・第三章 見抜く力 p84

物事が上手く進んでないとき、どうしても「ここを直そう」と指摘することは教えるときのアドバイスではよくあることではないでしょうか?

物事が上手く進まないとき、大切なことは上手くいく方向へ軌道修正する「リカバリー能力」が大切と書かれています。

そのためには、上手くできたときに「なぜできたのか」を振り返ることが肝心。

これは、すぐにでも取り入れたいことですよね。


③勝敗よりも「できたこと」

勝ち負けはあくまでも結果であり、コーチとしての仕事は、選手の可能性をどこまで引き出せるか、選手であれば、自分のレースができたかどうかということが、もっとも重要なことなのである。
・第四章 人を育てる p112

スポーツはもちろん仕事では、勝ち負けや売上・契約件数など結果だけが注目され評価されます。

誰かへアドバイスをするときだけは、相手が「できたこと」に注目することが、可能性を引き出すことにつながる。

そのためには、「できたこと」の理由を教える側が正確に分析できないとならないんですね。


④伝え方は「ワンポイント」で

試合の前などにコーチするときは、選手に反省すべきポイントを話させて、自分なりの解決法を考えさせ、いろいろな問題点を探っていく。
ところが、泳ぎの悪いところを修正し、より改良して行こうとするときには、問題点を1つに絞らなければならない。そのポイントが複雑になると、泳ぎに集中できなくなって、修正することが難しくなるのだ。
・第四章 人を育てる p117

これは、私自身にもいえることですが、複雑すぎるアドバイスや指示は、結局何が言いたいのかわからないものです。

アドバイスを受ける側は、修正することに集中したいはずです。

教わる側のコミュニケーションには、負担をかけずワンポイントで伝えるよう心がけたいものです。




平井コーチの極意


「教えること」コーチングの基本に加えて、平井伯昌さんならではの教え方のポイントを2つ選んでみました。

①教える相手との距離感
②得意なところを伸ばす

この2つは、読んですぐできることではないと思い、「平井コーチの極意」として紹介させていただきます。

①教える相手との距離感

オーバー・コーチングには、距離感がオーバーになって、より近づきすぎてしまうという意味合いも含まれている。
コーチが何でも全部知っていなければならない、ということはない。選手自身が自覚を持ってやる部分を残しておかないと、自立もできないし育っていかないのだ。
・第四章 人を育てる p116

後輩や研修生が身近にいると、失敗しないようにあらかじめ手回しをすることはよくあることではないでしょうか。

最近は、「失敗を重ねて経験を積む」よりも「成功体験を重ねる」方が効率もよく、気持ちの負担も少ないとされています。

私も、「成功体験を重ねる」ようにできるだけ失敗が少ないよう手回しをすることがほとんどです。

ただ、後輩や研修生の全てを把握して、何から何まで教えることはオーバー・コーチングになると書かれています。

「これは自分でできる」という部分をあえて残すことが、相手の自立と成長につながり、ひとり立ちした後に役に立つ。

大きな失敗をしないよう手回ししながら、自分で判断する機会を残しておく、見極めは難しいことでもありますよね。


②得意なところを伸ばす

選手としては、むしろ突出している部分があるほうが魅力的だ。
むろん、突出している分だけ、ミスが出る危険性もある。しかしわそれはマイナスにはならない。反省点があるから、次のレースに向けて有効な対策を講じることができるのだ。
中略)
そうした選手を育てる場合は、まず得意なところをどんどん伸ばすことを考えた方がいい。選手にとっても取り組みやすいし、特化することによってその選手の特色もはっきりとしてくる。凹凸の凹の部分については、それほど急がず、徐々に強化していけばいいのだ。
・第五章 水を究める p131

平井伯昌さんはスポーツを例に書かれていますが、仕事でも得意なことと苦手なことの差が大きい方は少なくはないはずです。

書類作成は正確でも接客は苦手、プレゼンテーションは得意でもスケジュール管理が苦手、誰にでもあることではないでしょうか。

私の学生時代や社会人になりたての頃は、「苦手なことを克服する」ことが大切とされていました。

平井コーチが北島康介さんを教えられていた頃は、周りの方はきっとそうだったのでしょう。

「得意なところを伸ばす」、得意なことがその方の武器になり、苦手なことを補えるだけの価値を持ったとき、きっと魅力的な社会人になるのでしょう。

「何が」「どうして」得意なのかを細かく見極め、得意なことが伸びる環境を作れるよう、私も工夫していきたいです。


後輩を持った先輩、教える役割にある人におすすめの1冊


『見抜く力―夢を叶えるコーチング』には、今回取り上げさせていたいた、「教えること」コーチングの基本と平井コーチの極意の他にも、教え方の技術が盛りだくさんです。

スポーツインストラクターの方など学生さんを教える役割にある方、勤務先で若手の後輩を教える先輩、サークルなどでまとめ役を務める方におすすめの教え方の教科書になってくれるはずですよ。

最後に、平井コーチの言葉で締めくくらせていただきますね。

コーチと生徒、先輩と後輩は平等

生徒たちに向かって上からものを言うような態度は、反発を買ったりするだけだ。上から目線や、腹を立てて怒鳴るだけでは思うような指導はできない。初心者に限らず、どんな人を相手にする場合でも、指導者はまず謙虚な心をもつ必要がある。
それが、指導者としての「イロハの、イ」であることを忘れてはならないと思う。
・第二章 選手から指導者の道へ p53


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読書の秋におすすめ、歴史と文化がヒントの3冊のビジネス書 2023

読書の秋におすすめのビジネス書


本当に本が読みたくなる読書のブログをご覧の皆さま、2023年も読書の秋が訪れました。

今年も例年通り、「実用書」「思想・哲学、考え方の本」「一般教養、サブカルと雑学の本」「ビジネス書、政治・経済の本」「読書の効果と読書術の本」「エッセイ、ノンフィクション」「小説」の7つのジャンルから、おすすめの本を紹介させていただきますね。

第4回は、「歴史と文化にビジネスのヒントがある」をテーマに3冊の「ビジネス書」を選ばせていただきました。

歴史と文化にビジネスのヒントがある


ビジネスモデルや仕事術、リーダーシップやコミュニケーションなどビジネス書といってもさらに多くの種類に分かれています。

読者の秋にちなんでおすすめさせていただくビジネス書は、「歴史と文化にビジネスのヒントがある」をテーマにしてみました。

国内や海外で人が紡いだ文化、その中にビジネスのヒントがあるのかもしれません。




歴史と文化がテーマのビジネス書、政治・経済の本


「歴史と文化にビジネスのヒントがある」をテーマに、「文化と社会」「漫画と古典」「経済界の偉人」からヒントが得られるビジネス書を選ばせていただきました。

『ビジネスシーンを生き抜くための仏教思考』松原龍源、野村高文

ビジネスシーンを生き抜くための仏教思考

読者の秋におすすめの1冊目のビジネス書は、現役の住職さんと音声プロデューサーの方が異色のコラボで執筆された『ビジネスシーンを生き抜くための仏教思考』です。

仏教が見つけた社会の仕組み、人の考え方の論理(ロジック)を元に現代のビジネスシーンを解説され、これから求められていくものを予測するビジネス書です。

本の中にも取り上げられている日本の歴史の中でも、聖徳太子徳川家康など時のリーダーは仏教の考え方や人のつながりを取り入れ文化と社会を発展させてきました。

眼の前に積み上がった仕事の問題は、既に仏様が解き明かしているのかもしれませんね。


『時代を超える!スラムダンク論語』遠越段

時代を超える! スラムダンク論語 時代を超える!スラムダンク論語

読者の秋におすすめの2冊目のビジネス書は、遠越段さんの『時代を超える!スラムダンク論語』です。

大手企業の海外事業部門で勤務される遠越段さんは、日本の文化「漫画」からヒントを得るビジネス書を執筆されています。

最新刊の『時代を超える!スラムダンク論語』は、20年以上人気が続く日本を代表する『SLAM DUNK』と東アジアの古典「論語」にビジネスのヒントを見つけた作品です。

30代以上のベテランビジネスマンの方にとっても、映画化から『SLAM DUNK』を知るようになった若手ビジネスマンの方にとっても、身近なことと漫画の世界を照らし合わせながら学べるビジネス書ですよ。


『現代語訳 論語と算盤』渋沢栄一

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読者の秋におすすめの3冊目のビジネス書は、新一万円札の肖像にもなった偉人 渋沢栄一の『現代語訳 論語と算盤』です。

現代語へ翻訳されてから読みつがれている本には、WBC侍JAPAN栗山英樹監督が、日本ハム時代の新社会人教育に使われていたという実績もあります。

世界一の実績を残された栗山英樹監督も参考にした偉人の考え方には、ビジネスのヒントがあることは間違いなさそうですね。


読書の秋におすすめのビジネス書は『時代を超える!スラムダンク論語

時代を超える! スラムダンク論語 時代を超える!スラムダンク論語


「歴史と文化にビジネスのヒントがある」をテーマに3冊のビジネス書を紹介させていただきました。

歴史的に活躍された経済界の偉人、現役で活躍されているビジネスマンが書かれた本は、1度は実践してみたいですよね。

私がおすすめする1冊は、遠越段さんの『時代を超える!スラムダンク論語』です。

後輩へのアドバイスに役立つ『人を動かす! 安西先生の言葉』と合わせて、読書の秋に読んでみてはいかがでしょうか?
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読書の秋におすすめの本2023

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