本当に本が読みたくなる読書のブログ

読書好きのための本当に読みたい本が見つかる書評ブログです。小説、ノンフィクション、実用書、ビジネス書ジャンルを問わず紹介します。

考える力がつく本 池上彰 考えることとは何か?

考えることとは何か?

著者 池上彰
出版社 プレジデント社
分類 ビジネス書 ビジネス実用書


今回はテレビでも有名な池上彰さんの著書『考える力がつく本』を紹介します。

私は池上彰さんの書いた本も、解説者として出演するテレビも大好きです。
ですが国内外の政治情勢を扱う池上彰さんの仕事以上、読む方の好き嫌いはあるのではないかと思います。
今回は池上彰さんの信条は抜きにして、1人の優秀な読書家として書いた本の紹介を読んでいただければ幸いです。

考えるということ

考えるって?

そもそも「考える」とは、自分の中にある情報(インプット)をもとに、自分なりの結論(アウトプット)を導き出す作業です。質の高いアウトプットをするためには、まずはインプットが不可欠なのです。p14 第1章 「考える力」とは何か

考えることについては奥が深いのひと言ですよね。
世の中には元々、論理的に考える力に長けた人もいれば、視覚的に図にしてまとめるのが上手い人もいます。
こればかりは、人間の脳みその性能にもよるので仕方のないこともあると思います。
ですが、鍛えることはできるそうです。
多くのビジネス書で考え方が紹介されていて、自分でも取り入れている方法もあります。
ビジネスマンの方なんかは、特にそうではありませんか?
その鍛え方は、まず読むことにある。
池上彰さんでさえ、本を相当読むそうです。

こんなことを言っている私も勉強は大嫌いでした。
ですが、大人になってビジネス書や実用書と出会ってからは勉強も好きになりました。
学校でも難しい古典ばかりではなく、現実的な本を教科書にしてインプットを鍛えて教えてくれれば、「なぜ勉強しなければならないのか?」などの答えは学生が自然にアウトプットで考えれそうになると思うのですが…。
少し本の紹介からは脱線してしまいましたね。

わかるって?

「わかる」とは、自分がこれまで持っているバラバラの知識がひとつの理論の下にまとまったときです。いわば、知識と知識の関係を示す補助線を引くということです。p47 第1章 「わかる」とはどういう状態なのか

わかった状態についての解説もありますよ。
ただ1つのことを説明できただけでは、「知っている」だけで「わかっている」ことではないんですね。
「わかった」状態は1つのことと、別の何かのことをつなげて説明できる状態にあることになるそうです。
例えば、某国のミサイルの話題が最近の流行ではありますが、それに対して友好国が空母の軍団を近づけて牽制していますよね。
友好国に届きもしない某国のミサイルになぜ空母の軍団が出てくるのでしょうか?

それは某国の理由には
①某国が核保有国の独裁国家
②友好国に届くミサイルの開発を進めている
ことでしょう。

そして友好国の理由には
❶自分の国と国民が最も大切
❷今はまだ自分の国に届かない
ことです。

この出来事は友好国側から動いた形になっていますので、❶自分の国と国民が最も大切な友好国は、①核保有国の某国の反撃で被害を出したくないことは当然ですね。
そのために❷今はまだ自分の国に届かないため大きな被害は出ないうちに、②開発をやめさせてミサイルが届かないようにしようという目的があるのではないでしょうか?
このような感じになります。
この時に某国のミサイルの性能を知っていても、今回の出来事が「わかった」状態ではないわけなんですね。

図にして考えること


何でも図にしてみる理由

ただ単に、図解は自分が何かを理解するときの助けになる。そうすることで、難問が氷解していき、理解ができるようになると思って図式化していました。複雑に絡み合った問題を解きほぐすときにも、図解は強力な味方になってくれることを本川先生(東京工業大学 本川達雄教授)は教えてくださいました。p50 第2章 何でも図にして考える癖をつけよう

私も物事を考える時に図や絵にして書くことが大好きです。
理由は自分でも分かりやすく、そのまま誰かに見せて説明もしやすいからです。
何より、頭で考えていても考えている内に忘れてしまったり、考えがこんがらかって答えにならなかったりするからです。
その点図にすることは、記録に残りますし整理もしやすいですよね。
私のように頭で考えることが苦手な人には最適な方法ですね。
そこで、池上彰さんの例えの例を借りて、代表的な図を紹介しますね。

重なり合う物事を分かりやすくするベン図

ベン図は2〜3個のお互い重なり合っている物事を説明する時に便利です。
例えば今話題のミサイル問題、そのミサイルって何かをベン図を使って説明してみます。

f:id:jizi9:20170426212233j:plain

ミサイルの技術は実はロケットと同じ仕組みです。
燃料を燃やして進む推進装置と、行き先を変えれる誘導装置を持ったものがロケットと呼ばれています。
この中で頭の部分に火薬などの兵器を積んだ軍事用のものがミサイルになります。
さらにミサイルの中で高い高度を逆Uの字に飛ぶものが、今問題になっている弾道ミサイルと呼ばれるものになります。

物事の位置関係を分かりやすく座標軸

座標軸と呼ばれる図は、タテ軸とヨコ軸の中に物事を当てはめている図です。
これは2つの特徴の中で物事がどこに位置するのかを考える時に便利だそうです。
先ほどは物騒な話題だったので、柔らかい話題にしましょう。

f:id:jizi9:20170426212246j:plain

例えば食べ物を『辛い』と『甘い』、『食事』と『おやつ』で位置づけしてみます。
『辛い』食べ物で『食事』として食べる物はカレーがありますよね。
逆に『甘い』食べ物で『おやつ』として食べる物にチョコレートがありますね。
おはぎの位置づけは微妙ですが、私の住む地域では食卓に上がることが多いので『甘い』食べ物で少し『食事』よりにしてみました。
何だか、知らない人に何かを伝えなければならない時に便利そうですね。
すみません、少し池上彰さんになったつもりでいてしまいました。


読むということ

本や活字とは、つまりは「情報」や「知識」のことです。生きるために必要な情報の中には、漠然とニュース番組を眺めているだけでは手に入らないものもあります。もし手に入るとしても、自分から情報を掴みに行こう、世界を知ろうという気持ちで読書を続けている人と比べれば、はるかに差がついてしまうでしょう。そのわずかな遅れが後々になって響いてくるのもまた、人生なのです。p3 はじめに

読書もただ読むだけでは身になりませんよね。

何かを身につけたい読書をする時には、自分から必要な情報を選び、手に入れていかなければなりません。

私より頭が良くて、私より本を読んでいる池上彰さんが言っているので、間違いはないことなのでしょう。

今回は第1章と第2章の考え方についての紹介でした。
実は池上彰さんの『考える力がつく本』が実用的なのは、実際の本の読み方やネットやニュースも含めた情報の探し方の方法を書いているからです。

次回の記事では本の読み方やネットやニュースの使い方など、実用的な方法を紹介しますね。

hontouni-yomitai.hateblo.jp


hontouni-yomitai.hateblo.jp

池上彰の伝える3部作』はこちら↓
www.yu-hanami.com
www.yu-hanami.com
www.yu-hanami.com

にほんブログ村 本ブログへ