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体質を無視する人権侵害?大阪府立の高校の黒染め問題

学校現場の人権侵害

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今日は、世の中の問題を取り上げてみます。

大阪府立の高校の黒染め問題


最近話題になっているニュースで、どうしても書きたいことがあります。

それは、大阪府立の高校で元々茶色い髪質の女子生徒に髪を黒くするように指導していた問題。

女子生徒は生まれつきの茶色い髪質ので、母親も高校に配慮してもらえるように伝えていたが無視されていたとのこと。

母親と弁護士の訴えでは、学校側は「金髪の外国人留学生でも黒染めさせる」と応対したと報道されています。


体質も強制している


女子生徒の方は生まれつきの茶色い髪質、学校側は体質を変えるように言っているのと同じですよね。

例えば未だに「日本人は黒髪」と認識をお持ちの学校で「金髪の外国人留学生でも黒染めさせる」と言われるなら、外国人留学生は鼻を低く整形しなければなりませんよ。

黒人の留学生の方なら、くせ毛をどう対応するんでしょう。


専門家や知事も黒染めに反対


ニュースや新聞でも、学校問題に取り組む専門家の方や美容関係の方まで疑問を持っているようです。

大阪府のトップでもある大阪維新の会松井一郎府知事も「生まれつきの身体的特徴を変える必要があるのか?」とコメントしています。




ちょっとだけ、責任を感じる

30年以上前からある校則


今回の黒染め問題、ちょっとだけ責任を感じます。

それは、花水(hanami)の世代が高校生だった10数年前は茶髪全盛期の時代。

もちろん花水(hanami)も茶髪、それも今の10代の方の自然な茶髪ではなくキラキラの茶髪でした。

当時から「髪を染めてはいけない」と校則にありましたし、あまり守っていませんでした。

この校則の始まりは花水(hanami)の親世代から始まったと言われています。

花水(hanami)の母親も茶髪で校則を守っていなかったようです。

何だかしわ寄せが今の10代の方に残っているとなると、ちょっとだけ責任を感じますよ。


体質は認めてあげて当然


体質は認められて当然ではないでしょうか?

それも公立高校ですし。

何十年前に作られた校則を見直さず使い続けてきたことも、1つの問題なのではないでしょうか?

服装の地域性もありますから、服装と身だしなみの校則は都道府県ごとに統一してしまうのはどうでしょうか?

もちろん、生まれつきの髪質に考慮した校則に統一するということになりますが。



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