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実用書と専門書の大きな違い

実用書と専門書の大きな違い〜読む対象が全く違う

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実用書と専門書。

どちらも書かれている分野の専門家が執筆している本です。

ですが、実用書と専門書には大きな違いがあります。

今回は、読み方や本選びのコツも含めて解説させていただいきますね。

数多く目にする実用書と専門書

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ダイエット、断捨離、睡眠、考え方、サイドビジネス、知りたい分野の数だけ実用書も専門書もあります。

新しい方法のダイエットを始めてみたいとき、新しいサイドビジネスに取り組んでみたいときに本を読まれたことはありますか?

本には、知りたい分野が専門、また関連のある方が書かれた正確な情報があります。

ですが、「本を買ってみたけど、何が書いてあるから難しくて読めなかった」

こんな経験はありませんか?

実は、難しかった本はすぐに役に立つ実用書ではなく、専門家の方に読んでもらうために書かれた専門書だったのかもしれません。

そこで、今回は実用書と専門書の違いのお話をさせていただきます。



実用書と専門書は大きく違う


趣味や仕事、暮らしの中で役に立つ実用書と専門家が情報を得るために読む専門書には大きな違いがあります。


実用書は一般の方の暮らしに役立つ本

実用書の辞書的な意味は、「日常生活で役立つための技能・知識・情報などを主とした本」とあります。

その分野の専門ではない一般の方が「日常生活で役立つ」ための情報が書かれています。

専門書は専門分野の方が読む本

専門書の辞書的な意味は、「特定の専門分野に関する本」「専門性が高い本、専門家向けの本」。

ある分野の専門家へ向けた本、例えばコンピュータならWebデザイナーやエンジニアさんへ向けた本のことをいうんですね。



実用書と専門書は著者と本を読む対象の違い

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実用書と専門書の著者は、どちらも書かれていることの専門家の方がほとんどです。

違いは、読み手を一般の方か専門家どちらを対象にしているかです。


著者はどちらも専門家

「日常生活で役立つ」ことが書かれた実用書、「専門家向けの本」の専門書ですが、書いている著者に差はあるのでしょうか?

ほとんどの本で、書いている著者の経験や専門分野に差はありません。

例えば、インフルエンザの家庭での予防が書かれている実用書も、インフルエンザの患者さんの治療が書かれている本も、どちらも専門家の医師や看護師さんが書いていることがほとんどです。


内容に大きな違い

同じ著者が書くのに内容は大きく変わるものなのでしょうか?

もちろん変わりますよ。

著者の方は、取り上げる分野の専門家ですから、難しく書く方が簡単でもあります。

普段のお仕事や、学者さんでしたら研究では専門用語や専門家的な考え方で専門分野を扱っていますから。

一般の方に向けて、わかりやすい文章で身近な例えを入れながら書く方が著者にとっては工夫が必要になります。

例えば、先ほどのインフルエンザの話題でインフルエンザのワクチンの効果を専門書ではこのように書かれているでしょう。

「インフルエンザワクチンには不活性化と弱毒化ワクチンの2種類が存在する……」

と、専門用語が使われています。

これが実用書ではこのようになっています。

「インフルエンザワクチンは2種類あります。1つは、ウイルスが感染しないように分解した不活性化ワクチン。もう1つはウイルスの感染力を弱めた弱毒化ワクチンとよばれるものです」

専門用語を噛み砕いて、身近ではない方にもわかりやすく書かれているのが実用書になります。




実際の本


ここで、ブログについて書かれた2冊の本を例にあげてみます。


専門書『はてなブログ Perfect GuideBook』JOE AOTO

ブログに必要なHTMLと呼ばれる、記号のようなものの作り方が詳しく書かれてある本です。

Web用語が多く、すぐにブログを始めたい方には、前もって勉強してからこの本を読む必要があります。


実用書『世界一やさしいブログの教科書 1年生』染谷昌利

http://www.yu-hanami.com/entry/2017/05/12/073437www.yu-hanami.com

こちらは、ブログってどんなことができるの?続けるコツは?収益は期待できるの?といった、よくある疑問に答える形で書かれています。

私もブログの教科書として読んでいて、読んですぐにブログを始めれるように書かれています。



読んで楽しめるならどちらでも良い


「知らない分野でも専門分野の勉強をしたい」

そう思われる方もいるでしょう。

私は、良いのではないかと思いますよ。

専門書を読んで、知らない言葉や難しい内容は調べて書き加える。

私が取り組んでいる、読書勉強法はそうやって今まで知らなかったことを学んでいます。

興味を持って読めるなら、初めてだから読みやすい実用書にこだわる必要はないとも思います。



やっぱりすぐ役立てたいなら実用書

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それでも、「何かを知りたい」と実用書コーナーを訪れるときには実際の生活に役立てたい方がほとんどでしょう。

「日常生活で役立つ」ことが書かれた本が実用書。

「専門家向けの本」の専門書。

実用書と専門書には、書かれている内容の難しさに大きな違いがあります。

著者は、その分野の専門家ですから、実用書も専門書どちらにも信頼はあります。

やはり、すぐに生活に役立てたい方は実用書をひとまず読んでみると良いのではないでしょうか?



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実用書とビジネス書の違い

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