夏におすすめ哲学の本 重たく感じる本は夏なら落ち着いて読めますよ
「夏におすすめの本」シリーズ、第4回は「哲学と思想」の本です。
哲学と思想というと難しい印象がありますが、難解な言葉を使っていない読みやすい本を選んでみました。
私も読みやすい本が好きですし。
5冊のうち3冊が仏教に関する本ですので、ちょっと好みが偏ったかなぁと思います。
夏におすすめの哲学と思想の本5冊
『面白くて眠れなくなる宗教学』中村圭志
実は中村圭志のことは、ハリー・ポッターの分析をされた本で知っていて、ファンタジーの本を書く作家さんとばかり思っていました………。
宗教学者が専門だったことははじめて知り、以前ハリー・ポッターのお話で「ファンタジーの専門家の中村圭志さんの本では」と紹介したことがあります。
中村圭志さん、この場を借りてお詫び申し上げます。
お話がそれてしまいましたが………。
『面白くて眠れなくなる宗教学』は、世界中の宗教を「なぜ、この地域でこの宗教が生まれたのか?」という文化や当時の社会の背景を含めて知ることができる本だと思います。
中村圭志さんらしいファンタジー作品を例にあげて、世界の宗教を解説しているところも面白い1冊です。
『仏教 心を軽くする智慧』齋藤孝
普段本を読まない方でも、1度は目にしたことがある齋藤孝さん。
ビジネス書で多くの本を書かれた齋藤孝さんが、、仏教を日々の生活に生かす方法を働く世代へ向けて書かれた1冊。
考え方を見直す方法、呼吸の方法など、齋藤孝さんならではの実践的な内容ですよ。
『仏教 語源散策』中村元
中村元さんは、仏教思想・インド哲学という分野の専門家で仏教学者として87歳で亡くなられるまで多くの仏教関連の本を出版されました。
最近出版されている仏教関連の本には、参考書籍として未だに信頼されている仏教学者の方です。
現役のお坊さん作家さんの中にも、中村元さんの本は正確な仏教の情報を伝えていると言われるほどです。
中村元さんの本を何冊か読ませていただきましたが、たぶん専門家のお坊さんや学者さんへ向けた難しい内容の本も多くありました。
その中で、書かれている文章や言葉が優しいなぁと感じた本が『仏教 語源散策』。
文庫版で、お財布にも優しい仏教関連の本ですよ。
気分が安定する夏だから哲学の本も読みやすい
読んでいて自分の心の奥に問いかけるような哲学と思想の本。
気持ちの浮き沈みによっては、かなり重たく感じるときもあります。
幸い、夏の季節は多くの方にとって気分が落ち着いている季節なのではないでしょうか?
重たく感じる本は気分が落ち着いているときに、花水(hanami)流読書術の1つでもあります。
5冊の中で最初に読みたい本は、なんといっても『面白くて眠れなくなる宗教学』。
ハリー・ポッターファンの花水は中村圭志さんをファンタジーの専門家と思っていたほどで………。
あと、必ず読みたいのは中村元さんの『仏教 語源散策』。
仏教の勉強を深めていきたいですね。
「夏におすすめの本2018」シリーズはこちら↓
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「2018年 夏の読書感想文シリーズ」のまとめはこちら↓
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