読書に集中しやすいのは屋外?
最近の北国は雨が続いて、なかなか外で何かをすることができません。
アウトドアが読書以上に大好きな花水(hanami)は、早く雨が晴れて欲しいと思う毎日。
昨年、夏に外で読書をするお話をさせていただきましたが、今年は読書と屋外の環境をテーマお話をさせていただきますね。
読書に集中するためには屋外の環境は最適
読書に集中できる環境は屋外。
集中力を保ちながら本を読み進めるためには、環境も大切です。
読書に必要な3つの集中力、①本の内容を正確に理解する、②1つの区切りまで読み進める、③読み進める量を増やす。
負担にならないように読書の集中力を保つためには、❶適度な音❷短い休憩❸行動の切り替えの3つがいいといわれています。
風の音や車の走る音、読み疲れたらそのまま休憩ができ、集中力が切れてしまったら散歩もできる。
屋外は読書に向いた環境にあるんです。
読書に必要な3つの集中力と集中力を保ちやすい屋外の3つの環境
読書は慣れた人でも集中力が必要なものです。
読書に必要な集中力は、大まかに3つあります。
また、集中力を高めやすい方法も3つ取り上げますね。
読書に必要な3つの集中力
集中力は「1つの物事に注意を集中させて取り組む能力」とされています。
ここでいう「注意」とは、心理学の分野ではいくつかの意味があり、1つの物事を続けて取り組む、複数の物事の中から1つの物事に集中して取り組む、複数の物事に集中力を振り分けて取り組む力として使われることが多くあります。
この集中力で「読書に集中する」ということは、次の3つ。
①本の内容を正確に理解する
②一定の時間読み続けられる
③本を最後まで読んでいられる
読書は集中した方がいいの?
3つの集中力を取り上げましたが、私は①本の内容を正確に理解する1つで良いと思います。
②一定の時間読み続けられる、読み進めるためには一定の時間読書を続けている必要がありますよね。
視点を少しだけ変えて、「読み続けられる時間」ではなく、「読み進んだ量」に変えてみてはどうでしょう?
実用書でしたら1つの項目、小説では物語の1つのシーン。
30分も1時間も続けて読書をする必要はなくなり適度な休憩が取れますよ。
③本を最後まで読んでいられる集中力、ここも視点を変えてみましょう。
「本を最後まで読む」のではなく、「読み進んだ量」が増えて「最後まで読んだ」ことにしてみては?
もちろん面白くない、興味が湧かない、読んでタメにならなそうな本は最後まで読まなくてもいいと思います。
視点を変えてみると読書に必要な集中力は次の3つに変わります。
①本の内容を正確に理解する
②1つの区切りまで読み進める
③読み進める量を増やす
この3つにすることで、休憩をしてもよく最後まで読まなければという緊張感も減るはずです。
読書に集中しやすい屋外の3つの環境
読書に必要な集中力は①本の内容を正確に理解する、②1つの区切りまで読み進める、③読み進める量を増やすの3つでした。
集中力を高めたり一定に保つために勧められていることがいくつかあります。
❶適度な音
❷短い休憩
❸行動の切り替え
❶適度な音は、静かなBGMや暮らしの中の音が集中力を保つために最適といわれています。
そして、❷短い休憩を挟むことで下がってしまった集中力を回復させる効果があるともいわれています。
さらに集中力が途切れてどうにもならないときは、重いって❸行動の切り替えを行うことで再び最初の集中力を取り戻すことにもつながります。
身近な屋外読書から贅沢な屋外読書まで、3つの場所を紹介
集中力を保ちやすく、途切れてしまっても回復したり、初めからやり直しやすい場所。
私は屋外だと思います。
屋外に出やすい夏は読書に向いているなぁと思える1番の理由。
そこで3つの、夏によく読書をする場所をあげてみましたよ。
多いのはベランダで
1番手軽で読書がはかどるのはベランダ。
ベランダは、風の音、車の音が聞こえ❶適度な音に包まれています。
読書の集中力を保つには最適だと思いますよ。
ベランダがない家の方は、読書のときには窓を全開にしてみてはいかがでしょう?
たまにはベンチで
次に手軽なのは近所のベンチです。
❶適度な音に包まれているのはもちろんですが、❸行動の切り替えがしやすい環境でもあります。
ちょっと集中力が途切れてきたら、散歩をしながら別のベンチに行くと集中力が回復しやすいはずですよ。
贅沢なハンモックで
今までの屋外の読書で1番向いていると思ったのが、郊外の人気のない公園やハンモックを張れる場所です。
❶適度な音に包まれて、❷短い休憩
も取りやすく、❸行動の切り替えもしやすい。
特に少し眠くなってきたら、そのまま寝てしまってもいいので………。
寝すぎてしまうことの予防に、コーヒーなどを飲んでから寝ることとスマホのアラームをセットしておくことをおすすめしますよ。
集中力を保ちやすい屋外は読書に向いた環境
夏の季節ということで、屋外の読書のお話をさせていただきました。
実は北国は雨が続いており、去年は週に1回はできた屋外の読書も今年はまだ1回しかできていません。
❶適度な音があり、❷短い休憩もでき、❸行動の切り替えがしやすい屋外。
集中力を保ちやすく、途切れてしまっても休憩で回復したり、行動を切り替えて初めからやり直しやすい場所。
読書に必要な3つの集中力、①本の内容を正確に理解する、②1つの区切りまで読み進める、③読み進める量を増やすことを発揮するのに最適な環境だと思いますよ。
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