サマータイムより夏の労働時間を短くしては?
今年の夏にさしかかった頃からでしょうか?
サマータイム導入のお話をテレビやラジオで見かけることが増え、ニュースアプリには1日に1つはサマータイムのテーマがアップされています。
そこで、今日のテーマはサマータイムにしてみましたよ。
日本政府がサマータイムを導入したい理由
日本の政府がサマータイムを導入したい理由はなんといっても『東京オリンピック2020』です。
今年は40℃を超える酷暑が記録された首都圏。
人口も集中していて、通勤時間の交通機関は満員電車に交通渋滞。
日中の暑い時間にオリンピックの競技を避けて、選手と観客の熱中症を予防するため。
さらに、通勤時間と観客の移動時間をズラすことで、国内外から訪れる多くの観客の移動をスムーズにするためといわれています。
サマータイムのメリットは時間の有効活用?
サマータイムのメリットは、昼の時間が長くなる夏の季節、「夕方の明るい時間を有効に活用できる」といわれています。
また、暑い時間の労働時間を短くすることで職場の冷房を節約できる効果も期待されています。
サマータイムのデメリットは健康問題!
サマータイムは、デメリットがあることも知られており、導入したEUで健康問題が生じていることは有名です。
体内時計が狂う
サマータイムの健康面のデメリットに、「体内時計」が狂い健康を損なうといった報告があります。
サマータイムを導入しているEUでは、時計の針を早める春の季節に心筋梗塞や脳卒中が増加しているという報告も見かけます。
体内時計が狂うことで影響を受けやすいのが、睡眠ではないでしょうか?
睡眠は、朝に太陽の光を浴びることで「目覚め」から「寝る」までのタイマーが入ります。
今までのリズムを突然次の日から変えると、睡眠不足や心理的なストレスを引き起こしやすいようですね。
省エネ効果は低い
さらに、始業時間を1〜2時間早めても日本では気温も1〜2度しか変わらずクーラーの節約にはならないのでは?という意見もあります。
北国の朝の気象予報でも、30度を超える日は朝7時のときには25度を超えて30度近くになっています。
出社してまずすることは、「冷房のスイッチを入れる」ことに変わりはないのではないでしょうか?
サマータイムよりも、労働時間を短くしては?
「時間の終わり」にだらしない日本人には向いていない
「日本人は時間を守る」
交通機関はもちろん、会議や学校の授業の始まり、商談相手との打ち合わせなど日本人は時間をしっかり守ることで世界中に知られています。
一方で、こうも言われています。
「日本人は終了時間にルーズ」
会議の時間や商談がいつ終わるかは気にしていないことが多く、いつまでも終わらない飲み会、帰るのか泊まるのかわからない親戚の集まりも多いですよね。
これも、日本の文化の1つと言えば、そう思います。
サマータイムの働き方に向いているかと言われると…どうでしょうか?
このままサマータイムが導入されても、多くの人が予想できる結果になるのではないかと思えてしまいます。
仕事は15時まで、「夏の季節に国民は法廷休憩時間を含む7時間以上の労働をしてはならない」
サマータイムを導入しても職場から帰れる時間は変わらない。
きっと起こりそうなことです。
それなら、サマータイムといわず勤務時間を短くしてしまってはいかがでしょうか?
『夏の労働時間を短くする法1条』
1項「国民は法廷休憩時間を含む7時間以上の労働をしてはならない」
2項「使用者は労働者を7時間以上労働につかせてはならない」
1項に違反した労働者を●年以上の懲役刑とする
2項に違反した使用者を●年以上の懲役刑とする
1項に違反した労働者の直属の上司、組織の長を同等の量刑とする
1項と2項に労働者、使用者双方の違反者がいる場合、使用者が累計の刑罰を負う。
私のマイエッセイでは、お馴染みの法律改正。
今回の「夏の労働時間を短くする法」では、勝手に長く働いた労働者と命じた使用者双方が処罰の対象に………
これは、使用者ではない直属の上司による「暗黙の了解」を防ぐ効果を期待しました。
いかがでしょうか?
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