本当に本が読みたくなる読書のブログ

読書好きのための本当に読みたい本が見つかる書評ブログです。小説、実用書、ビジネス書ジャンルを問わず紹介。読書にまつわる豆知識のお話、文章の書き方のお話もありますよ。

書評ブログは特化ブログ向き、読書ブログは雑誌ブログ向き

書評ブログは特化ブログ、読書ブログは雑誌ブログが向いている

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前回は、「書評ブログは読書ブログに含まれる」お話をさせていただきました。

読書ブログという「読書」をテーマにした読書ブログの1つに、本のまとめと感想の「書評」記事が書かれた書評ブログが含まれます。

また、ブログ全体の種類は大きく分けて特化ブログと雑記ブログという分け方があります。

書評ブログと読書ブログ、それぞれどんな種類のブログがいいのかを考えてみました。

特化ブログと雑記ブログとは?

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読書ブログは、「本の書評、感想、紹介記事を含んだ、読書関連の情報を取り扱うブログ。書評型ブログ、生活・実践型ブログ、考察型ブログ、報告・情報提供型ブログがある」

書評ブログは、「本の紹介文が書かれた記事がほとんどを占めているブログ」です。

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ブログには、1つのジャンルにマトを絞る「特化ブログ」と様々な情報を含む「雑記ブログ」に分けられます。


特化ブログ・特化型ブログ

特化ブログ・特化型ブログは、1つのジャンルを専門的に扱うブログです。

特化ブログの中にも細かな分け方があり、これはフロー型・ストック型の記事の分け方と一致します。

季節とレジャーや話題になっているニュースなど、短期間で読まれることを目的にしたフロー型記事を多く更新するブログ。

また、ビジネスモデルを専門的に解説するなど、季節を問わず長く読まれるストック型記事を多く更新するブログの2つに分かれます。


雑記ブログ

ジャンルを決めないで、思い思いの記事を更新するブログは雑記ブログと呼ばれています。

日記あり、豆知識あり、便利なアイテムの紹介ありのブログですね。


特化ブログと雑記ブログの中間「雑誌ブログ」

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特化ブログと雑記ブログに分けてしまうと、花水のブログはどちらになるのか難しいんです。

調べていると、特化ブログと雑記ブログの中間を「雑誌ブログ」と呼んでいるブロガーさんを見かけました。

内容を読ませていただくと、テーマを2〜3個に絞って記事を書かれているようですね。

雑記ブログと特化ブログどっちがいい?中間の「雑誌ブログ」を目指せ!|クロネのブログ講座



書評ブログ、読書ブログは特化ブログにした方がいい?


書評ブログ、読書ブログについて調べていると「書評ブログは特化ブログにしたほうがいい」というお話を見かけます。

なぜ書評ブログは特化ブログがいいのでしょうか?


読書ブログ、書評ブログはアクセスが集めにくい6つの理由

ブログを運営される方の間では、読書ブログや書評ブログはアクセスを集めにくいと言われています。

ブログ運営をテーマにされているクロネさんは、ご自身のブログで次の6つが読書ブログはアクセスを集めにくい理由としています。

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①読書のキーワードのアクセスが少ない
②他のブログとの差別化がしにくい
Amazonのレビューなどライバルが多い
④本の情報価値がすぐに劣化する
⑤本を読んだ人しか利用しない
アフィリエイトの単価が低い

参照書評ブログで稼ぐことはできますか?マネタイズ(収益化)が難しい6つの理由|クロネのブログ講座

①読書のキーワードのアクセスが少ない、これは読書というテーマがインターネットを利用する方の中で僅かしか興味を持っていないことが考えられます。

②他のブログとの差別化がしにくい、本の内容を書評で書くと、それぞれのブロガーさんの個性は出ていても、検索エンジンの分析では同じようなキーワードで構成されていることになってしまいます。

Amazonのレビューなどライバルが多い、これは1番の理由なのではないでしょうか?

Amazonに限らず、本のレビューサイトは充実しており、レビューの多さでは1つのブログでは太刀打ちできません。

④本の情報価値がすぐに劣化する、こちらも興味深い内容でした。

Google検索エンジンによると、本のキーワードは「出版されてすぐ」が1番検索される件数が多いことがわかります。

私はさらに、ドラマ化や映画化、文学賞の受賞で検索される件数は変化していると思いますよ。

⑤本を読んだ人しか利用しない、こちらも重要です。

本のタイトルや作家さんを検索する方は、既に本を読んでいて、情報をあまり必要としていないとされています。

アフィリエイトの単価が低い、ブログで本格的に収益を上げたい方にはおすすめできない分野といわれています。

6つの理由をまとめてみると、読書ブログや書評ブログは情報が必要なユーザーが少なく、キーワード選びが難しいことがアクセスが集めにくい理由になります。


読書ブログや書評ブログを大きくする6つの取り組み

読書ブログや書評ブログを運営されている方で、アクセスを集めてブログを大きくしたい方もいるはず。

先ほどの6つの理由に、それぞれ対策を立てるとしたら、この6つではないでしょうか?

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①読書や本に関連するテーマを広げる
②個性のあるキーワード
③本の魅力を細かく伝える記事
④季節や時期に合わせた記事
⑤本や作家さんのディープな情報
アフィリエイトを目的にしない

1つ目は、①読書や本に関連するテーマを広げること。

例えば、ビジネス書で紹介されているビジネスモデルだけではなく、具体的にどんな仕事の役に立つのか?

仕事以外でも、暮らしに役立てれる視点わテーマに記事を書くと1つの本からテーマが大きく広がります。

次の②個性のあるキーワードでは、本のタイトルや作家さんの情報だけではなく、映画化やドラマ化された作品の登場人物を演じる俳優さんに注目してみるのもいいと思います。

3つ目の、③本の魅力を細かく伝える記事は特に大切。

Amazonのレビューや本のレビューサイトでは、感想の数ではかないません。

そこで、1冊の本の情報を細かく伝えることが大切になります。

そして、④季節や時期に合わせた記事は私が大切にしていることでもあります。

例えば、芥川賞直木賞の受賞時期には、興味のある方が情報を知りたい時期でもあります。

また、夏休み期間はネットに慣れ親しんだ10代の方が読書感想文の本を探したり、書き方を調べたくなる季節でもあります。

3〜4月は、入社を控えた新卒社会人の方がビジネス書や実用書を必要にしている時期です。

本の情報が必要な時期に、調べたいことに合った情報を提供できるようになりたいですね。

⑤本や作家さんのディープな情報を取り上げることも、効果があるのでは?と思えます。

本を読んだ方もまだ知らない、ディープな情報を盛り込んで魅力のあるページにしたいですね。

最後の、⑥アフィリエイトを目的にしないことは1つの諦めでもあります。

Amazonアフィリエイトの単価は、私たちにはどうすることもできません。

本を紹介して、収益を上げることだけは諦めて、ブログを大きくすることを目的にするのも1つの方法ではないでしょうか?


書評ブログは特化ブログに向いている理由

先ほどの6つのポイントを実践するなら、「書評」を記事の中心にした書評ブログには、特化ブログが向いています。

書評ブログでは、純文学特集やミステリー特集といった特定のテーマを決めて、作品や作家さんの細かな情報を提供することができます。

❷個性のあるキーワード
❸本の魅力を細かく伝える記事
❺本や作家さんのディープな情報

先ほどの3つのポイントの❷❸❺は、特化ブログにすることで生かすことができるはずです。


読書ブログは雑誌ブログに向いている理由

「本の書評、感想、紹介記事を含んだ、読書関連の情報を取り扱うブログ」と定義させていただいたように、テーマの広い読書ブログは特化ブログと雑記ブログの中間の雑誌ブログが向いています。

❶読書や本に関連するテーマ
❷個性のあるキーワード
❹季節や時期に合わせた記事
アフィリエイトを目的にしない

テーマを広げることができる雑誌ブログでは、先ほどの❶❷❹を生かすことができます。

さらに、❹ 季節や時期に合わせた記事で季節によってユーザーの希望に応えられるフロー型記事を書ける雑誌ブログは、本の紹介だけに頼らず❻アフィリエイトを目的にする必要もありません。



書評ブログは特化ブログ向き、読書ブログは雑誌ブログ向き

ブログ論のようなものを、始めて2年経たない花水(hanami)が長々と書いてしまいました。

ちょっと恥ずかしいですが、まとめてみますね。

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テーマが限られた書評ブログは、特化ブログが向いている

「書評」という、本の概要と感想記事に限られる書評ブログはテーマが1つに限られてしまいます。

そこで、作品や作家さんの細かな情報を提供し1つのテーマを細かく、内容を詳しく書ける特化ブログが向いています。


読書ブログは雑誌ブログのようにテーマを広げてみる

テーマの広い読書ブログは特化ブログと雑記ブログの中間の雑誌ブログが向いています。

特化ブログのように作品を細かく紹介することもでき、雑記ブログのように読んだ本を生活で生かしたエピソードを紹介することもできます。

1つの作品を詳しく紹介して、テーマを掘り下げて作品のファンの方にも知ってほしいお話をすることもできます。

また、あるときは本と関連する暮らしのテーマに広げることができます。

テーマが広がることは、普段本を読まないユーザーの方にも本の情報をお伝えすることもできます。


2回の連載で、来年のブログの目的と目標がだんだんと見えてきた気がします。

まだまだ、ブログ2年生の花水(hanami)ですが、同じように読書ブログをされてある方のお役に立てれば幸いです。

www.yu-hanami.com




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