本当に本が読みたくなる読書のブログ

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実用書は信頼性で選ぶのが1番おすすめ

実用書を選ぶなら信頼性で、2つの信頼性とおすすめの選び方

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今回は、「本の選び方」シリーズの中でも扱う幅が広い実用書の選び方です。

はじめに、ノウハウ本とお役立ち本の2つに分けられる実用書のお話。

後半では、実践的な実用書の選び方、おすすめの方法をお伝えしますね。

実用書とは?ノウハウ本とお役立ち本の2種類に分けられる

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本の選び方の前に、実用書について振り返ってみます。

実用書とは?

実用書は、「日常生活で役立つための技能・知識・情報などを主とした本」とされています。

専門書との違いは、「日常生活で役立つ」ことが書かれた本が実用書。

「専門家向けの本」の専門書。

実用書と専門書は、読んでもらう読者さんの違い、書かれている内容の難しさの2つに違いがあります。
実用書と専門書の大きな違い - 本当に本が読みたくなる読書のブログ

ビジネス書と実用書には、大きな違いはないように思えます。

3つの違いを取り上げたお話では、出版社の見解を元に①書かれた目的が仕事か?日常生活か?、② 対象がビジネスパーソンか?普段の暮らしか?、③ 内容がすぐ役立つ内容か?新たな気づきを起こす内容か?をビジネス書と実用書の違いとさせていただきました。

実用書とビジネス書の僅かな違い〜目的・対象・内容の3つで比べる - 本当に本が読みたくなる読書のブログ


仕事に使える実用書〜ノウハウ本


実用書の中でノウハウ本といわれる本は、例えばExcelの使い方、PowerPointを活用したプレゼンの方法などです。

そのまま自分の仕事や趣味に取り入れられることを書いた本、それがノウハウ本ですね。


生き方や暮らしに役立つ実用書〜お役立ち本


ノウハウ本の実用書に比べて、生き方や暮らしに役立つ本もまた実用書と言って良いでしょう。

仏教の考えを取り入れた気持ちの保ち方や、断捨離をすることで生活が変わることを書いた本、お役立ち本ですね。



実用書選びは著者の信頼性が必要

ノウハウ本の実用書、生き方や暮らしに役立つお役立ち本の実用書、どちらを選ぶにしても大切にしたいポイントが信頼性です。

信頼性の辞書的な意味は「対象を高く評価し,任せられるという気持ちをいだく」とあります。

本では「書かれていることを信じて大丈夫」と捉えて良いでしょう。

ノウハウ本の実用書を仕事で使うにしても、生き方や暮らしのお役立ち本の実用書を読んで、暮らしを良くするにしても、書いてあることが良い加減では大変ですよね。

そこで、実用書を選ぶときに大切なことが信頼性が高いことが重要なポイントになります。



実用書の2つの信頼性

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信頼性が高い。

人は実績で、機械は決められた条件でテストを行うことで信頼性があるとわかります。

本ではどうでしょう?

本の信頼性を決めるポイントは実は2つあります。

著者の経歴


ノウハウ本の実用書では、著者がその分野の専門家であることが重要です。

ExcelPowerPointの場合でも、コンピュータの専門家ではない方が書いた本も見かけます。

そういった実用書が使えないかと言われると、そうは言い切れませんが、信頼性の高いとは言えないと思います。


著者の実体験


生き方や暮らしのお役立ち本の実用書では、著者の方の実体験があるかがポイントになります。

例えば『良く長生きする人生の秘訣』という本があったとしましょう。

60代の大学の先生と90歳を過ぎた佐藤愛子さん、どちらが多く実体験を積んでいるのかは明らかですね。

実体験に基づいた方法は、誰かがやった方法でもあります。

未知の方法よりも、他の人の体験を語るよりも信頼性が高いと言えます。



信頼性の高い実用書の選び方

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では、実用書を選ぶときにどうやって選べば良いでしょうか?

私の方法ですが、3つのポイントを取り上げます。

著者の略歴を読む


1つ目は著者の略歴です。

ノウハウ本の実用書では、その分野の専門家か、その方が学んだことを実戦している記載があることがポイントになります。

お役立ち本の実用書では、どんな体験をしている著者か?

実用書の内容と合っていることが重要ですね。


目次の中から実体験を読む


2つ目は、目次の中に著者の体験談が書かれている箇所があったら開いてみてください。

そこに実際の体験で得られたことが具体的に書かれていれば、その実用書は信頼性があると言って良いと思いますよ。


実用書の冒頭を読む


目次を見なくても、お役立ち本の実用書では冒頭に著者のメッセージが書かれているものもあります。

著者自身が実際に暮らしにの中で役立てていることが紹介されていたら、それは読む人にとって役に立つ実用書なのではないでしょうか?


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