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北の国からはちょっと違う!最近解けた北国の3つの誤解

ようやく解けた冬の北国の3つの誤解


全国ニュースでも、猛吹雪の「ホワイトアウト」や屋根に乗った雪を下ろしで起こる事故を目にするでしょう。

「冬は大変」

たしかに寒くて、雪が降る冬はとても大変です。

もしかしたら、まだまだ『北の国から』の暮らしをしていると思われがちな北国ですが、今回は今まで受けていた誤解を3つに分けて紹介させていただきますね。



冬の家の中は暖かかった


外は気温にマイナスがつく猛吹雪、それでも家の中は夏の気温。

このお話は、『秘密のケンミンshow』の紹介シーンで全国的に知られるようになりましたね。


家の中は半袖でアイスが食べられる

外がマイナスの気温でも、家の中は普段着で暮らせるほどの暖かさ。

「半袖でアイスが食べられる」と表現されることもあります。

その理由は、暖房を惜しまず使うことです。


最新の一戸建ては家そのものが暖かい

最新の一戸建て住宅では、セントラルヒーティングと呼ばれ、家の壁や床自体が暖まる最新の暖房を備えている住宅もあります。

建ててから年数が経っている一戸建てでは、居間に大きなストーブ、それぞれの部屋にポータブルの小さなストーブで快適な暖かさを保っている家庭が多いでしょう。


賃貸マンションはストーブとエアコンのダブル暖房

賃貸マンションでも、エアコンが備え付けられている建物も珍しくなくなりました。

我が家でも、ストーブでひと息に気温を上げてエアコンの暖房で暖かさを保つようにしています。

設定温度は28℃、その中で薄手の長袖で過ごしています。




服装は東京と同じだった


北国では、襟元にファーのついたダウンジャケットに厚手のニット帽子。

これは、『北の国から』に登場する方たちの影響でしょうか?

紹介イラストでも、描かれる馴染みの服装でもあります。


売っている服は同じ

実はマイナスの気温が続く北国でも、服装は関東関西と変わりません。

理由は、売っている服が同じだからです。

スキーに行くようなマウンテンパーカーに厚手のニット帽子を被ってインタビューを受けている方は、海外からの観光客が多くありませんか?


女子高生は素足にスカート

中でも10代の女性はすごいんですよ。

マイナスの気温、猛吹雪の中でも素足にスカートです。

制服がスカートだから仕方がありませんが………。

女子高生の制服もスーツのようなズボンにしてあげたいですね。


冬でもスニーカー

靴も、滑らないような冬履を履いていますが中には夏と変わらない靴で過ごす方も珍しくはありません。

若い男性の方はスニーカー、女性の方はヒールで凍った路面を走れるほどです。




ウィンタースポーツは好かれていない


北国の冬といえば、スキーやスノーボードなどの冬のレジャー。

ウィンタースポーツ好きの方にとっては、とても羨ましいのではないでしょうか?


とても贅沢な冬のレジャー

スキーやスノーボードの道具を一式揃えると、新品では10万円ほどの出費がかかります。

さらに、スキー場の利用料金は1日3000円から5000円。

食事も現地で外食すると1000円以上。

本格的にウィンタースポーツをすると、とてもお金がかかります。

そのため、多くの方は学校を卒業するとウィンタースポーツをやめてしまう人が多いですね。


スキーの腕前は1桁違う

ウィンタースポーツをしない人が多い北国ですが、こちらで学生時代を過ごした方はスキーがとても得意。

小学校と中学校は、スキーの授業があり、高校でもスキー場で日帰りの授業をする学校もあります。

こちらでスキーが得意と言われる方は、コーチやアシスタントの資格が取れるほど、スキーは苦手と思っている方でもゲレンデで「普通に滑れる」程度なんです。


北国の誤解が解けたのは『秘密のケンミンshow』やSNSの影響


放送終了から月日が経っていますが、映画『北の国から』のイメージが残る北国。

マイナスの気温、猛吹雪の景色とは反対に家の中は夏のような暖かさ。

こちらでは、室内で下着の上に着る動きやすい服装になれない気温が「寒い」といわれています。

屋外でも、北極観測隊のような服装をしている方は全くおらず関東関西と変わりません。

ウィンタースポーツは、地元に暮らす私たちにとっても「とても贅沢な冬のレジャー」。

毎週いけるほど裕福な方は珍しく、ほとんどの人は学校を卒業するとウィンタースポーツをやめてしまいます。

それでも、小学校から高校までスキー授業があり、腕前は1桁違います。

これらの誤解が解けたのは、『秘密のケンミンshow』やSNSの影響。

全国放送で、あらかじめ決めておいた設定ではない一般的な家庭を取材する『秘密のケンミンshow』は世代を超えて楽しんでいる番組。

TwitterInstagramで、生の冬事情を広められるのも理由の1つですね。

今回は、巷に広がる北国の誤解が解けたお話でした。



季節のお話はこちらもどうぞ↓
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