2019年本屋大賞は『そしてバトンは渡された』瀬尾まいこ に決定!
2019年本屋大賞は瀬尾まいこさんの『そしてバトンは渡された』が受賞!
本屋大賞は本好き・読書好きにとってはとても楽しみなイベントです。
10作品がノミネートされ、全国の書店員の投票によって決まる本屋大賞。
2019年4月9日19:00に発表されたので、速報をさせていただきますね。
令和に変わる平成最後の本屋大賞は、大賞を含めて3作品が受賞しました。
本屋大賞受賞!『そして、バトンは渡された』 瀬尾まいこ
主人公の森宮優子は、生まれてから17年の間に4回も苗字が変わった高校生。
血の繋がらない親の間をリレーして、心の中に注がれていく愛情。
優子の同年代とは違う人生の中で感じる幸せに、幸せは人によって形が変わるものと通じるはず。
暖かいメッセージが伝わってくる作品を花水由宇(hanami yuu)の2019年本屋大賞予想2位に決めていました。
本屋大賞
2位『ひと』 小野寺史宜
父親を無くし、母ひとり子ひとりの暮らしも母親の急死で終わってしまった。
たった1人になり、私立大学の奨学金を返す生活を送る20歳の柏木聖輔。
学生時代に付き合っていた奔放な原口瑞香とも別れ、薄くなった財布と向き合う日々。
通りがかった総菜店で並んでいたお婆さんにコロッケを譲り、代わりにメンチカツを格安でいただいた縁で、そこで働くことに。
ひとは世界中と「縁」で繋がっている。
暖かさを感じたい作品です。
3位『ベルリンは晴れているか』 深緑野分
深緑野分さんの『ベルリンは晴れているか』も、第160回直木賞ノミネート作品。
第二次大戦後アメリカの占領下にあったドイツ。
米軍基地の食堂で働く、少女アウグステ・ニッケルが巻き込まれた不審死事件を巡るミステリ作品。
本屋大賞のお話はこちらもどうぞ↓
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