夏におすすめのサブカルと雑学の本 2019
「実用書」「思想と哲学、考え方の本」「サブカルと雑学の本」「ビジネス書、政治と経済の本」「エッセイ、ノンフィクション」「読書の効果と読書術の本」「小説」の7つのジャンルから、夏におすすめの本を紹介させていただきます。
第3回は、「サブカルと雑学の本」から3冊を選んでみました。
今回はバランスが良くなるように、生物界・芸能界・映画界から1つずつ取り上げます。
雑学の読書で普段自分に関連のないことを…
本の中には、「自分にはどうでもいいこと」もあります。
暮らしや仕事に関連のないテーマであったり、全く興味の湧かない分野であったり。
本を読む時間がないなら、限られた時間で必要な本や興味のある本を読んだ方がいいでしょう。
もし、少しだけ時間があるのなら、今まで身近ではない分野をのぞいてみるのもいいのかもしれません。
夏におすすめのサブカルと雑学の本3冊
今回おすすめする「サブカルと雑学の本」は、まさに「雑学」といえる3冊を選んでみましたよ。
『タコの心身問題』ピーター・ゴドフリー=スミス、夏目大
ニョロニョロの8本足それぞれに「脳」があり、青い血液を運ぶ3つの心臓。
タコの姿は、同じ地球上の生き物でありながら、どこか目的の違う進化を遂げたようにも思えてなりません。
スキューバダイバーでありながら、哲学者でもある著者ピーター・ゴドフリー=スミス。
脳の発達に合わせて「知性」と「心」を広げた私たち人間。
自分以外の「相手」の認識、経験を積み重ねて学習する「主観的体験」など、人やチンパンジー、犬たちと変わらない「知性」を持つタコにもまた、私たち人間の知らない「心」があるのかもしれません。
他の生き物の「心」を知りたい
身近な生き物 犬や猫、他にも鳥に「心」があることを感じる方は多いはずです。
私は、カエルやトカゲ、魚や虫にも「心」はあるのかなぁと思う方です。
では、彼らの「心」はどこにあってどんな働きをしているのでしょう?
タコを例に、他の生き物を教えてくれるお話がピーター・ゴドフリー=スミスさんの『タコの心身問題』。
タコの心、さっそく欲しくなる1冊でしたよ。
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