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読書の秋におすすめの新しい時代の思想と哲学、考え方の本 2019

読書の秋におすすめ!新しい時代の思想と哲学、考え方の本

本当に本が読みたくなる読書のブログが送る、読書の秋におすすめの本特集!

第2回は、これからの時代に役に立つ思想と哲学、考え方の本を4冊紹介させていただきます。

4つの目線で考える、思想と哲学、考え方の本4冊


「思想と哲学、考え方の本」、今回は考え方の本に絞って「論理的」「科学的」「実践的」「私的」な本を1冊ずつ選んでみました。

『イライラしない本 ネガティブ感情の整理法』齋藤孝


齋藤孝さんというと「読み方」「書き方」など、いわゆる勉強の仕方の専門家として有名です。

実は、身体論、コミュニケーション論といわれる心理学も専門にされています。

齋藤孝さんのイライラへの向き合い方は、ネガティブな感情を「書き出す」「話す」などして整理する方法。

イライラの原因がわからないとわかるでは、向き合い方が大きく変わりますよね。

齋藤孝さんらしい具体的な方法で、イライラへの向き合い方が解説されているのが嬉しい1冊です。


『感動する脳』茂木健一郎


少し難し目の本では、脳科学者の茂木健一郎さんの『感動する脳』もおすすめです。

出版されたのは2009年と10年前の本ですが、書かれていることは当時最新、そして今になって広く知られるようなことばかりです。

マイナス思考がもたらしてしまう脳から体にかけての影響、用語は難しいですが身近な例えで答えてくれる本ですよ。


『何を言われても「平気な人」になれる禅思考』枡野俊明


「論理的」「科学的」な考え方の本に続いて、「実践的」な考え方の本を取り上げてみました。

今では、世界的に興味を持たれている「禅」を世に広めたお坊さん作家さん枡野俊明さんの新刊です。

枡野俊明さんは、座禅で自分自身と向き合ったり、世の中のことを考える曹洞宗のお坊さんです。

仕事ではコミュニケーションが求められ、SNSでいつも誰かとやりとりする今だから、「周りに振り回されない」心を保つ方法が必要。

私は、はじめから飾らず、良い人を演じすぎない「ありのまま」で振舞うことが大切という内容を実践してみたいなぁと思います。


『科学する心』池澤夏樹


「論理的」「科学的」「実践的」に続いて4冊目は、「私的」な考え方の本です。

私的というと、誰かが勝手に考えたことで、筋が通っていないところも、根拠がないところも、マネできないところもあります。

それでも、池澤夏樹さんという1人の作家さんが思う「心」というものが人間の進化や科学の進歩、宗教観に照らし合わせて描かれた本を、考え方の本のまとめにしたいと思います。



やっぱり実践が1番『何を言われても「平気な人」になれる禅思考』


「論理的」「科学的」「実践的」「私的」と4つの視点で考え方の本を選んでみました。

齋藤孝さんの『イライラをなくす本』は、解説がわかりやすくて参考になります。

茂木健一郎さんの『感動する脳』も、書かれている用語には難しい言葉もありますが、興味の沸く1冊。

それでもやっぱり、実践的な本が役に立つと思います。

そこで、読書の秋には 『何を言われても「平気な人」になれる禅思考』をおすすめしますね。



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季節の思想と哲学、考え方の本特集

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