本当に本が読みたくなる読書のブログ

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読書の秋におすすめの小説2019~年代を超えて楽しめる7つの物語

読書の秋におすすめ!年代に合わせて楽しめる7冊の小説

本当に本が読みたくなる読書のブログが送る、読書の秋におすすめの本特集!

第7回は、紹介していていつも楽しい小説を紹介させていただきます。

読書の秋におすすめの小説7冊


読書の秋におすすめの7冊の小説を選んでみました。

今回は、10代の方から60代くらいの方まで幅広く興味を持っていただけそうな作品を選んでみましたよ。


『桜風堂ものがたり』村山早紀

主人公の月原一整は、山積みの本の中からキラリと光る名作を探す凄腕の書店員。

ある日、勤務先の銀河堂書店で起きた万引き事件が原因でお店を去ることになってしまう。

自分の生き方を見つめる旅の中で、とあるご老人が営む桜風堂で書店員の仕事を再スタートすることになります。

桜風堂でも月原一整の本探しの才能は健在でした。

かつての職場の同僚や友人、作家さんとともに起こした奇跡の出来事に迫ります。


『僕らの七日間戦争』宗田理

東京の中学生がクラスごと独立宣言!

夏休みに起こった大人たちへの解放戦争は、テレビを巻き込み、政府に注目される大事件に発展。

出版から10年以上が経ちましたが、10代の学生さんに読み継がれる青春の物語を改めて紹介させていただきました。


『椿宿の辺りに』梨木香歩

西の魔女が死んだ』の著者 梨木香歩が送る不思議な物語。

研究者の佐田山幸彦を襲う、日常の中のありきたりな痛みや病気。

ある日祖母の夢に亡き祖父が現れ、「稲荷に油揚げを……」という意味深なメッセージを残していきました。

先祖のふるさと椿宿を訪れた佐田山幸彦が知る先祖の過去とは………


『119』長岡弘樹

ミステリー作家 長岡弘樹さんがテーマにした物語は、日常からはかけ離れた危険な現場で働く消防士の物語。

消防士の花形レスキュー隊員から、新人消防士コンビ、管理職の目線で描かれた消防署の中で起こる9つの物語。

非日常の中で働いているのは、私たちと同じ日常を送る人々。

身近にいて、それでいて知らなかった消防士のお仕事を知ることができる物語でもあります。



『ヒッキーヒッキーシェイク』津原奏水

吹奏楽部の卒業生のその後を描いた『ブラバン』が人気作品になり、当時の10代の方の心を掴んだ津原奏水さんの新作が『ヒッキーヒッキーシェイク』。

世の中に埋もれてしまい、陽の光が遮られてしまっている引きこもりの4人の主人。

津原奏水さんと出版社の幻冬社の間で起きたトラブルで、SNSなどネット上で話題になった作品でもあります。

ミュージシャンの中学生、ハーフの少女、高学歴の男性、凄腕のハッカーと個性が光るヒッキーのその後は………


『夏を拾いに』森浩美

SMAPKinKi Kidsの作詞を手がけた作詞家の森浩美さんが描く物語の舞台は1970年代。

年齢を重ねても、遠い過去になっていても、心の中ではすぐ近くにある夏の思い出。

当時の小学生が挑戦した、ちょっと危険なひと夏の冒険は、今したくてもできない気持ちをそそる1冊です。


トップリーグ』相場英雄

政治記者の中でも、総理大臣や内閣閣僚専門の新聞記者たちはトップリーグと呼ばれていた。

若手新聞記者 松岡と雑誌記者 酒井は、共に若くトップリーグ入りをすることができたエース記者。

東京都内の工事現場から発見された、古い紙幣は何と1億5000万円。

発見された大金の過去に何があったのか………

続編『トップリーグ2』へ続く、政府の過去と闇に迫るリアルな物語が興味をそそる政治小説です。



令和の秋におすすめ『桜風堂ものがたり』 『119』


小説の紹介は、本選びも紹介もとても楽みながら取り組ませていただいております。

令和の秋におすすめの小説は、『桜風堂ものがたり』は本好きにはたまらなく興味を惹かれる1冊です。

もう1冊、『119』もぜひおすすめしたい本です。

誰かのお仕事がわかる物語は、物事の見方が広がるきっかけにもなるはずですよ。

読者さんのおすすめはいかがですか?

まだ紹介を書けていませんが、読者さんのおすすめ本紹介コーナーでもおすすめ本を募集中ですよ。

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