知識と気持ちは記録、感情は記憶に保管
専門家の知識が詰まった、実用書やビジネス書。
有名人の感性豊かなエッセイ。
出版されている本だけではなく、自分でも書き残しておくメリットがあります。
知識と気持ちは記録して形に残す
知識は毎日の暮らしの中で自然に積み重なったり、新しいこと勉強して身につけることができます。
身につけた知識は、ノートやメモにまとめて記録することで後々役に立つことがあります。
それは、普段ふと考えたり思ったりする気持ちも同じ。
目にしたもの、出会った出来事の気持ちを書き残しておくことで、似たような出来事が起こったときの役に立ちます。
知識と気持ち、感情は分けてみる
知識と気持ちは記録、感情は記憶と保管する前にそれぞれどんなものなのかを振り返ってみます。
知識とは?
知識(英: knowledge)は、私たちが経験または教育を通して人が獲得した専門的技能とされています。
専門的技能と聞くとちょっと堅苦しく思えます。
簡単に暮らしの中で役に立つ知恵としましょう。
気持ちとは?
気持ち(英:feeling)は、物事に接したときに心にいだく感情や考え方、ある物事に接したときに生じる心の状態とされています。
感情との区別が分かりづらくなりますが、誰かに詳しく話したり、書き残せる具体的な思いとしておきましょう。
感情とは?
感情(英:emotion)は、喜び、怒り、哀み、楽しみなど私たちの心の変化です。
気持ちと区別するために、具体的に言い表せない、またひと言で片付いてしまうほど覚えていない一時の喜怒哀楽の変化としておきます。
知識と気持ちを記録する方法
インターネットが進歩した現代では、ノートや日記などで書き残す他にも便利な記録の方法があります。
知識はノートやWebに書き残す
知識は、暮らしや仕事、勉強などで身につけたり、誰かに教わった便利なことです。
私たちの頭は不便にできていて、役に立つことほど忘れやすくもありますよね。
そこで、記録して覚えておくことが得意な文字にして書き残しておくことにします。
同じことに取り組んだり、さらに難しいことに挑戦するときの役に立つはずです。
ブログやホームページ、noteをお持ちの方はそこに書き残しておくと、自分以外の困った方の役に立つこともあります。
書き残して保管した知識が形になると、実用書やビジネス書などの本になることもあります。
気持ちは日記やSNSに書き残す
気持ちを日記に書き残しておくことは、古くから行われています。
SNSに書き残すのも今どきの気持ちの保管方法ですね。
ブログでまとめるのもいいですね。
あとで、自分の考えを客観的に振り返ることもできます。
具体的に書き残せる気持ちは、似たような体験をされた方が共感してくれることもあります。
「同じこと思う人もいるんだ」と、見知らぬ誰かを安心させてあげることもできます。
気持ちを記録したものが形になると、エッセイやノンフィクションなどの本になることもあるでしょう。
高まった感情は忘れてしまう
知識と気持ちは記録しておく一方で、一時の感情は記憶しない方がいいでしょう。
次の日に振り返ると、「なんであんなに怒ったんだろう」と違うように感じるかもしれません。
私たちの頭は知識を蓄えるには不便ですが、嫌な思いは残りがち…
さらに文字にしたり、SNSで残してしまうと嫌なことが何度でもそこにあるように感じてしまいます。
一時の感情は、思い返せないように忘れてしまうのがいいのではないでしょうか?
知識を書き残して実用書、気持ちを記録してエッセイにする
頭や動きで覚えた知識は、ノートやメモ、ブログやnoteに書き残しておくと新しい取り組みのときに振り返ることができます。
まるで自分だけの実用書のように、仕事や暮らしの知識を見直すことができるはず。
気持ちを日記に書き残しておいたり、SNSに書き綴っておくと、当時の自分の振り返りにもなり、同じような出来事に悩む方の役に立つこともあります。
そして、一時のイライラや怒り、ふとした悲しみの中で、具体的に表すことができない感情は、忘れっぽい記憶に保管しておくことにしましょう。
新しく嬉しい出来事が起きたときに、上書きされて忘れてくれるはずですよ。