本を読む人・読まない人の読書量は?
「読書離れ」
若者や学生さんに限ったことではなく、日本人の読書離れ・本離れは進んでいることはWebサイトやニュースでいわれていることですよね。
実際にどのくらいの読書量なのでしょう?
自分は本を読んでいる方なの?
こんな疑問に答えられるように調べてみました。
社会人で本を読む人はどのくらいの読書量なのか?
本を読む人が少なくなったのか?
読書ブログを始めてから、疑問を抱いていたことを調べてみました。
マイナビフレッシャーズが2015年に行ったアンケート調査では、日本国内の社会人は1カ月で本を1冊も読まない人が38%を占めていたとあります。
読書家としては、考えてしまう結果ですね。
それでも、悲観的になることはないと思います。
「62%の人が1カ月で1冊以上本を読む」
こう前向きに受け止めることもできます。
先ほどの読書量のグラフで青色で表示した、1カ月で5冊以上本を読む人は「読書家」「読書好き」「本好き」の人でしょう。
また、本を1冊も読まない人は「読書をしない人」になるとして、「普段本を読む人」はどのくらいの読書量を目安にするといいのでしょう?
普段本を読む人=1カ月で2冊以上本を読む人
社会人の読書量のデータを元に、読書をする人の目安を次のように決めてみました。
読書家=1カ月で4冊以上本を読む人
本を読む人=1カ月で2冊以上本を読む人
普段本を読まない人=1カ月で2冊以下本を読む人
1カ月で2冊本を読むかどうかが、本を読む人と読まない人の境目になるのではと思います。
社会人の読書量は月平均2.2冊
普段本を読む人の目安を2冊以上にしたのには、もちろん理由があります。
参照させていただきたアンケートを集計すると、社会人の方が1カ月で読まれる本は平均2.2冊だったからです。
また、本をたくさん読む読書家の人の目安は4冊以上としました。
多くの方は1カ月で2冊も読まないと感じている?
そう言われても、2冊も読まないと思われる方も多いかもしれません。
それは以前、こちら統計学がもっと身近に使える本 - 本当に本が読みたくなる読書のブログでお話ししたように、平均収入と同じ仕組みです。
1カ月で本を1冊も読まない人が38%と多い中で、10冊以上本を読む人は5%、20冊以上本を読む人は2%と偏りがあります。
そのため中央値と呼ばれ、多くの方が実感する読書量は1.0冊でした。
1.0冊以上本を読む人を、普段から本を読む人と決めても良かったとも思います。
ですが、一応読書ブログには本に興味がある方が多く訪れていることもあり、高い方の平均2.2冊を目安にしました。
1カ月で2冊以上本を読む人は読書の習慣のある人
社会人の読書量を目安に、普段から本を読む人は1カ月で2冊以上本を読む人と決めてみました。
ブログでは、大規模なアンケートを行うことが難しく、マイナビフレッシャーズが2015年に行ったアンケート調査を参照させていただきました。
平均を上回るから良いとか、平均を下回ったから「もっと本を読もう」と思うことはないと思います。
読書は、知識を身につける方法であると同時に、楽しみでもあるからです。
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