般若心経は仏教版Twitter
少し不謹慎ですが、ふと思ったことがあるのでお話にまとめてみました。
仏教のお経の中で、1番有名といわれている般若心経。
広まった当時は、仏教版Twitterのように伝わりやすいメッセージだったのではないでしょうか?
書き初めで写経をして思ったこと
旅行で観光地のお寺を訪れるようになってから、写経をしてみたいなぁと思い、我が家にあった道具で取り組んでみました。
といっても、お手本を写し終えただけですが………。
ちょうど2020年のブログの運営目標にTwitterの活用を考えていたこともあって、ふと思ったことがあります。
「般若心経とTwitterの文字数がそっくり」
般若心経とTwitterの文字数は?
ほとんどが長い文章で書かれたお経の中で、お経と聞くと名前が出ることも多い般若心経は262文字ととても短くまとめまれています。
一方、Twitterは多くの方が利用されるSNSの1つで、英語280文字、日本国140文字でメッセージを残せるツールです。
文字数がとても近いんですね。
262文字に込められたメッセージ
般若心経の262文字に込められたメッセージ、それは「好き嫌いにこだわらない」ということ。
現代語訳を元にTwitterと同じ140文字にすると、こんなメッセージが込められているのだと思います。
「好きも嫌いも善悪も、人それぞれ違うもの。五感で感じた人が勝手に作っているだけ。あれがいい、これがいい、こうしたい、ああしたい、正しいこと、間違いったこと。そんな価値観も人が勝手につくったものだから、こだわっていたら苦しいだけ。だからくぅ(楽)に生きよう、それが空の教え、般若心経。」
最後の、「だからくぅ(楽)に生きよう」で「楽に生きる」ことと「空」の教えを混ぜてみました。
般若心経の詳しい現代語訳は、こちらにまとめています。