新型コロナウイルス問題に思うこと
ニュースサイトや健康ブログではないので控えてはいたのですが…
最近の新型コロナウイルスの報道を見ていて、多くの方が同じことを考えているのかなぁと思い書かせていただくことにしました。
新型コロナウイルスの対策で思っていることは、「情報公開」「仕事や学校を安心して休めること」「検査を受けられること」の3つではないでしょうか?
個人が特定されない範囲の情報公開
新型コロナウイルスに感染された方が、どこで何をされていたのかの情報は都道府県で大きく違いがあります。
神奈川県や和歌山県の病院で働いているお医者さんや看護師さん、東京都内のタクシー会社の新年会の参加者の方はどこで何をされていたかが詳しく公開されています。
一方で、沖縄県や北海道では地方自治体の方針で年代と性別しか情報が公開されていません。
もちろん、個人情報なので誰も氏名や住所を知りたい訳ではありません。
知りたいのは、「いつ、どこの交通機関を利用したのか」「マスクをしないで訪れた場所はどこか」ということです。
「○月○日に○時の列車を利用された方は体調に気をつけてください」
「○○のショッピングモールをマスクをしないで訪れた方は風邪の症状が出たら保健所に申し出てください」
この2つを教えてくれるだけで、他の人に移さないよう注意をすることもでき、不安で病院に電話をする方も減るはずです。
仕事を休ませる法律を作る
また、大手企業ではテレワークを始めたり、来客者の方に感染予防をしてもらう取り組みを始めています。
厚生労働省も「発熱など風邪症状がみられる時は学校や会社を休んでください。感染拡大の防止につながる」と風邪の方は休むよう呼びかけています。
ですが、企業で働かれている方は仕事の代わりを誰に頼むのか悩みますし、その人が休んでは仕事が成り立たないほど人手不足の職場では休むことは簡単ではないでしょう。
学生さんも、学校に行くことが出席日数や成績に大きく影響します。
ほんの数年前まで、もしかしたら今でも体調が悪くても会社や学校に行くことが褒められた日本。
新型コロナウイルスの感染を広めないためには、政府の呼びかけよりも強い取り決めが必要でしょう。
「風邪の症状を自覚して出勤・通学した人」
「風邪症状のある従業員・学生を帰宅させなかった管理者」
「この2つを守らなかった人は罰金刑に処します」
私も含めて日本人は、決まりには真面目に従う国民性があります。
法律で決まっているので休みなさい、休ませなさいといわれると風邪の方も罪悪感なく休めるはずです。
民間の機関を活用
最後の1つは、専門家ではないので推測でしかありません。
クルーズ船の乗客の方に関する連日のニュースで、2月17日から民間の機関にも検査を依頼することで、1日300件程度だった検査を1000件に増やすことができると報道がありました。
法律や財源の問題もあり、民間の機関への依頼が上手く進まなかったのかと思います。
今後は、感染される方が増えてくるため、民間の機関を活用して新型コロナウイルスの検査体制を増やして欲しいものです。