本屋大賞予想の3つの視点

本好きの方には待ち遠しい読書のイベント、2025年本屋大賞の発表まで1か月に迫りましたね。
本当に本が読みたくなる読書のブログでも、本屋大賞予想とノミネート作品の紹介で盛り上げさせていただいております。
今回は、ここ3年間の受賞予想で検証している、受賞作品予想に必要な3つの視点を取り上げてみましたよ。
書店員が「売りたい」本とは?
11月から1月までの1次投票では、1人の書店員が3作品を選び、集計の結果ノミネート10作品が発表されます。
2次投票は、10作品を全て読んだ上でベスト3を投票します。
投票のポイントは、書店員の方目線で「面白かった」「自分の店で売りたい」「お客様にも薦めたい」の3つの視点です。
「面白さ」「売りたさ」「おすすめ」の3つの視点
本屋大賞の投票のポイントになる3つの視点、「面白さ」「売りたさ」「お薦め」に注目して、受賞作品を予想するポイントを当てはめてみました。
「面白さ」〜作家さんや作品の人気
「売りたさ」〜対象年齢の広さ
「おすすめ」〜誰かにすすめたくなる共感
「面白さ」は作家さんや作品の人気
作品の「面白さ」というと、読者自身の価値観やその時の気分が大きく影響します。
10作品にそれぞれコメントが付くなら、投票される書店員さんがどんな作品を「面白い」と決めるか傾向がつかめるでしょう。
ですが、それは投票を集計する人にしかわかりません。
1つの目安を立てるなら、作品と作家さんの人気があります。
多くの方が「面白い」と思う作品は、読んでみて面白いことも多いでしょう。
そこで、「面白さ」〜作家さんや作品の人気は、2024年の予想から読書メーターのレビューの多さを参考にすることにしました。
「売りたさ」は対象年齢の広さ
書店員さんが売りたいと思う本は、どんな作品なのでしょう?
目安を決めるとしたら、対象年齢や性別の広さではないかと思います。
例えば、女子高校生が主人公で学園が舞台の恋愛小説は、女子高校生の読者さんには人気があるでしょう。
ですが、中高年の男性で興味を持つ方は多くはないはずです。
『下町ロケット』のように、中年世代のビジネスマンが活躍する作品は、きっとビジネスマンの方には絶大な人気があります。
作品の対象年齢の広さは、書店員さんが「売りたさ」と思う大きな目安になるのではと思います。
「お薦め」しやすいリアルな世界観
「面白さ」は、読書メーターのレビューのような多くの人のリアクション。
「売りたさ」は、作品の年齢層の広さを目安にしました。
それでは、「おすすめ」の目安は何にしましょう?
私は、「誰かにすすめたくなる共感」で考えてみたいです。
共感というと、どうやって判断するのか疑問にも思えます。
そこで、多くの読書好きの方が集うX(旧Twitter)の読書好きさんからアンケートをいただいて、共感の得られている作品を知ることにしました。
3つの視点で全10作品のランキングを予想
今回の2025年本屋大賞の受賞予想は、「全作品をランキング」させていただいた後、本屋大賞1位を予想いたします。
3つの視点、「レビューの多さ」「対象年齢の広さ」「誰かにすすめたくなる共感」を目安にしていますが、もちろん私 花水(hanami)のいちおしも加えてみます。
それでは、次回の上位3作品の発表をお待ちくださいね。
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