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ロケット打ち上げに命をかけた人がいた

1つのことに打ち込める姿

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今日は、アメリカで自家製ロケットの研究をされていた方のエピソードを取り上げてみます。

テーマは、1つのことに打ち込んだ人生にしていますね。

自作ロケットに乗って宇宙を目指したアメリカ人男性


japanese.engadget.com


アメリカ在住のマイケル・ヒューズさんは、自作のロケットに乗り込み友人と飛行実験をされることで有名になった方です。

マイケルさんは、地球がお盆のように平らな形をしている「地球平面説」を証明するために、自作のロケットで宇宙から地球を見てみることを夢見ていました。

蒸気で空へ向かい、帰りはパラシュートという危険な実験は話題を集め、日本のバラエティ番組でも「おバカ動画」のジャンルで取り上げられたことがあります。

その後もロケットの開発を続けていたマイケルさんは、2020年2月22日の打ち上げ実験で着地に失敗され命を落とすことになります。



打ち込むことにも限度がある


安全な装置もほとんどない自作のロケットに乗り込んで、パラシュートで戻るたびに怪我をされていたマイケルさん。

バラエティ番組をご覧になった方は、「おバカなアメリカ人がいるなぁ」と思われたことでしょう。

マイケルさんは、実験に打ち込むあまり仕事も辞めて、家族とも疎遠になってしまったことも紹介されていました。

地球平面説も、人工衛星の発達した現代では否定されている説の1つです。

自分の夢に打ち込むのにも、限度があるのでしょう。



1つのことに打ち込んだ方が居たことを忘れずにいたい


マイケルさんは、それまでの人生やロケット打ち上げのたびに怪我をされていたエピソードから、どうしても「おバカ動画」の扱いをされてしまいます。

ですが、1つのことに挑戦されている姿は、健気でした。

変な人であることに変わりはないのですが、笑われることはないのだと思います。

仕事にしても、暮らしにしても、趣味にしても、打ち込むことには限度があります。

ですが、他のことに目もくれず、ロケットの打ち上げ1つに打ち込んだ方がいた。

ロケット研究家・宇宙飛行士、マイケル・ヒューズさんという方がいたことを書き残しておきます。




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