コロナの功徳
不謹慎ですが、新型コロナが広まり、世の中が変わってゆくことは、悲観的なことばかりなのでしょうか?
去年までと、今年の出来事から振り返ってみました。
会社の飲み会がなくなり、これからも断る理由ができた
年末年始の忘年会、新年会に夏はなぜか観楓会など会社で働く方にとって飲み会はとにかく多い。
花水(hanami)の勤務先は、2〜3カ月に1回で強制されることもないのですが断るのも私は負担です。
仲の良い仲間は他にいるのに、いつも顔を合わせている会社の同僚や上司と仲良くなるメリットが感じられないからです。
そして、そこまで仲良くなれることは多くはありません。
付き合いだけの冠婚葬祭がなくなった
もう1つは、こちらも不謹慎ですが「付き合いだけの」冠婚葬祭です。
こうして語らせていただくと、「花水ほんとに嫌なやつだなぁ」と思われるかもしれませんね。
最近ではほとんどありませんが、地方で少し大きな企業で働いていた頃は普段は話したこともない職場の人の結婚式に呼ばれたこともありました。
仕事の他にも、従姉妹のお姉さんが結婚したから、中学校の同級生が結婚式を挙げるからと「付き合いだけ」の冠婚葬祭に呼ばれることもあります。
忘れられていないだけ幸せでもありますよね。
今は、規模の大きな冠婚葬祭は控えるように呼びかけられているのでそうしたイベントはなくなりました。
雑談や無駄な休憩時間が減った
こちらも私の働く会社のことですが、ソーシャルディスタンスが呼びかけられているからか仕事のやりとり以外の雑談は減ったように思えます。
他の会社で働く人からも、外回りに出かけていつまでも帰らない方が減ったり、休憩時間に外食に出かけて「かなり長めの休憩」を取る方がほとんどいなくなったと聞きます。
コロナは「不要不急だった」人間関係を整理してくれた
新型コロナが拡大して、確かに周りの人との気持ちの距離も広まりました。
一方で、気づかいばかりの会社の飲み会、付き合いだけのイベント、無駄な時間つぶしが減ったのも事実です。
どちらが良いのか?と聞かれると、もちろん楽しみがある暮らしの方が良かったに決まっています。
ですが、私のように飲み会が嫌な人にとってはメリットもあります。
付き合いの時間や出費に悩んでいた方も、今年は少し楽なはず。
みんな時間を大切に使うようになったのでしょうか?
新型コロナの拡大は、不要不急の人間関係をシンプルに、自分にとって大切な関係だけに整理してくれたことも事実なのではないでしょうか?