トンボは蜻蛉と書いて「せいれい」と読む
本当に本が読みたくなる読書のブログをご覧の皆さま、こんばんは花水由宇(hanami yuu)です。
9月も終わりかけの秋本番。
我が家のリビングの窓からも、建物に急接近して急旋回するトンボが増えてきました。
トンボは漢字で「蜻蛉(せいれい)」と書くようです。
初めて知りました。
秋の知らせの赤とんぼ
飛んでいる姿が、小さな飛行機が飛び交っているようで楽しく、止まっている赤い姿を眺めるのも愛らしい赤とんぼ。
赤とんぼと呼ばれるのは、「アキアカネ」という種類のトンボ。
アキアカネは夏に平地の水辺で大人になった後、猛暑の真夏を高原で過ごし、子どもを産むために平地に帰ってくるトンボです。
まさに、秋の知らせそのものですね。
まるで精霊のような蜻蛉
ネットで「トンボ」と検索していると「蜻蛉」という難しい漢字を見かけます。
「蜻蛉(英:dragonfly)」は、そのまま「とんぼ」と読むこともでき「せいれい」と読むこともあります。
「せいれい」というと、ファンタジーの「精霊」が思いつきますよね。
もしかしたらトンボは、秋を知らせる精霊なのかもしれません。
季節は秋か…
トンボの夫婦が里帰りをして、役目を果たす。
気がついたら紅葉、暖色系の木の実が木々を飾る。
秋がまた来るんだなあと思う日々。
秋というと昼の時間が短くなって、空気も冷たくなると気分も落ち込みがち。
そんな時には、次の春を思い浮かべて美味しいものを楽しむ。
いつもの暮らしに、ちょっとした贅沢で楽しみを付け加えながら、楽しいときに次の楽しみを見つけるのがいいのかもしれませんね。
小さな精霊が、また来年会いに来てくれるのを楽しみにしながら。