本当に本が読みたくなる読書のブログ

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今知りたい3人の知事の思いが書かれた3冊の本 2020

冬におすすめの本2020 番外編


本当に本が読みたくなる読書のブログをご覧の皆さま、冬におすすめの本の紹介コーナーをお送りいたしますね。

全7回を予定していた「冬におすすめの本特集」ですが、どうしても取り上げたい本があります。

それは、全国で活躍されている都知事、府知事、道知事、県知事の方の本です。

知事が優秀だから日本は大丈夫なのかもしれない


11月から新型コロナの感染が拡大しても、GoToキャンペーンの運用が右に左に行き来してみたり。

日本の危機の中で未だに「桜を見る会」の議論が盛り上がっていたり………。

ふと、私たちの暮らしている日本が「なぜ大丈夫」なのか不思議に思うことがあります。

もちろん、医療関係者の方の日々の努力と感染症専門家の方の情報が正しいことが第1なのですが、政治についてはこう思うんです。

「知事が優秀だから政治がいい加減でも“何とかなってる”」


知事の言いたいことが書かれた本


そこで、今までの活躍や記者会見でのメッセージから、多くの方に優秀と思われている4人の知事の方を取り上げてみました。

読書ブログらしく、著書も取り上げさせていただきますね。

もし、「うちの県知事もしっかりしてるよ」というご意見は、どうかメッセージに書き残してくださいね。


吉村洋文知事大阪府知事『大阪から日本は変わる』

吉村洋文知事大阪府知事は、1975年生まれの45歳。

大学卒業後は、36歳まで弁護士をされ、橋下徹さんにスカウトされ政治家になられたエピソードがあります。

政界では、大阪市議会議員、衆議院議員大阪市長を経て2019年4月に知事に就任にされています。

大阪府を盛り上げて日本全体を変えていこうとされる方針は、著書の『大阪から日本は変わる』に詳しく書かれています。


小池百合子東京都知事『希望の政治 都民ファーストの会講義録』

小池百合子東京都知事の経歴は、今さら説明する必要はないのかもしれません。

1958年生まれで58歳の小池都知事はエジプトのカイロ大学を卒業後、日本テレビテレビ東京でキャスターを務められました。

その後、30歳で参議院議員に当選、41歳で環境大臣、要職を経験され2016年5月に東京都知事に就職されます。

インフラ整備だけではなく、働く環境から少子化対策まで幅広い意味で東京都を国際都市に育てる方法が『希望の政治 都民ファーストの会講義録』で語られています。


鈴木直道北海道知事『夕張再生市長 課題先進地で見た「人口減少ニッポン」を生き抜くヒント』

鈴木直道北海道知事は、1981年生まれの39歳、優しい表情から30代前半にも見られる若々しい知事さんです。

高校卒業後に東京都に就職され、働きながら大学で地方自治を学ばれた苦労人でもあります。

2010年からは、北海道で財政破綻した夕張市を立て直すため市長に当選、地域の協力を得た地道な活動で夕張市を立て直すことに成功します。

その実績で2019年1月に北海道知事に就任され、活躍されています。

夕張市を立て直した取り組みや、過疎化に悩む地方をどうするかについて『夕張再生市長 課題先進地で見た「人口減少ニッポン」を生き抜くヒント』で詳しくまとめられています。


仁坂吉伸和歌山県知事

仁坂吉伸和歌山県知事は、1950年生まれの70歳、2006年から14年お勤めされているベテランの知事さんです。

著書を出版されていない方なので、和歌山県のホームページからの情報を参考にさせていただきます。

東京大学を卒業後、経済産業省に就職され、2003年から知事になるまでの間は外務省に移動され大使をされた経験もあります。

国が運営する公共事業の負担金を地方が支払うのはおかしいと批判をされ、地方自治の独立性を大切にされているとあります。

参照:ようこそ知事室へ | 和歌山県



4人の知事のタイプ


4人の知事は、年齢が高く経験豊富な小池百合子東京都知事仁坂吉伸和歌山県知事。

年齢が若く、働く世代からの支持が高い吉村洋文大阪府知事と鈴木直道北海道知事に分けられます。

さらに細かく、どんなタイプの知事か掘り下げてみることにしますね。


カリスマ性とリーダーシップで先頭に立つ吉村大阪府知事

吉村大阪府知事というと、強いメッセージで大阪府民の注目を集めて物事の先頭に立ってリーダーシップを取る姿が印象的です。

メリハリのあるハッキリした言葉を使われるので、聞いている側に具体的な意味が伝わりやすく思えます。

地方に合わせた判断が早いのも、いい意味でのカリスマ性があるからなのではないでしょうか?


国際的な感覚で大都市を取り仕切る小池都東京知事

発信力というと小池東京都知事も毎日会見を開かれメッセージを送り続けています。

どちらかというと、無言のメッセージにも強い意味が込められている印象を受けます。

それは、内閣の判断を左右する圧力があるほどです。

大都市東京を治めるには、小池知事くらい国際的・国内的な政治感覚がないと務まらないのかもしれません。


広い大地を駆け回り調整役を買って出る鈴木北海道知事

他の知事の方に比べ、私にとって身近な方は鈴木北海道知事です。

鈴木知事は、とにかく行動が早くて内閣と地方を駆け回っています。

北海道民が、「そろそろ危ないのかも?」と思う頃には現場や内閣を行き来して調整役をこなされている印象を受けます。


県民を安心させてくれる仁坂和歌山県知事

仁坂和歌山県知事は、県のホームページや2020年3月に県内で起こったクラスターの封じ込めの会見でしか知ることができないのですが、県民の方を安心させてくれる知事さんなのではないでしょうか?

悪い意味なく例えさせていただくと、「町内会長のおじさんの規模が大きくなった」という印象を受けます。



小池知事の年齢を考えると将来有望なのは吉村知事と鈴木知事


なんだか国民目線とズレている取り組みが多い内閣。

新型コロナが収束した後は、信頼を失って多くの方が政界を後にするのでは?と私は思います。

その時、国民目線で地方を支えてきた知事の方が活躍されるのでしょうか?

発信力が強く先頭に立って国民を引っ張る吉村洋文総理大臣。

細かな調整役をこなして、わかりやすいメッセージを送る鈴木直道官房長官の活躍が楽しみでもあります。

参照:北海道・鈴木は「竹下型」、大阪・吉村は「純一郎型」ポスト安倍に影響する人気2知事の真贋は?【後藤謙次が分析】 | 文春オンライン

読書の秋におすすめの本2020

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