桜は初夏の風物詩
季節外れですが、春に撮影した桜のお話をさせていただきますね。
おまたせしました、GWも終わりの頃にお散歩に出かけたとき、ちょうど見頃だった「しだれ桜」。
新しいスマホで撮影した桜をお楽しみくださいね。
北国の桜は初夏に咲く
沖縄で桜の便りが届くのは、2月の末頃でしょうか。
関西では3月はじめ、関東では3月半ばの卒業式の頃ですね。
その後、桜は東北を北上して北国にたどり着くのは4月の下旬、ちょうどゴールデンウィークのころなんです。
北国の春は、暖かい春の時間と肌寒い冬の時間が行き来する複雑な季節。
5月に入った北国は、ひと桁の気温が突然20℃を越えたり、殺風景だった空き地や道路脇から一斉に花や草が現れたりするんです。
桜は、そんな初夏の訪れを知らせてくれる嬉しい便り。
花で始まる緑の目覚め
植物のことは、あまり詳しくはないのですが、桜は花が咲いたあとに葉っぱが出て、枝が伸びてきますよね。
桜を間近で見つめてみると、ピンク色の花の陰から、淡い緑の葉っぱ見え隠れしています。
よく見ると、伸びたばかりの枝からもピンクとグリーンが混ざりあっていました。
桜にとって、花を咲かせることは、太陽の陽射しと暖かな風を受けた目覚めなのかもしれません。
また来年会えたらいいな
桜は、1年の中でも、ほんの数日しか花が咲きません。
その姿を美しいと感じるのか、儚いと感じるのかはその時々の気持ちなのですが、花は「毎年咲いて」くれています。
桜吹雪の中を歩いて、「もう見納め」と感じるよりも、「また来年会えたらいいな」と前向きに感じたいな、私は。