2023年の春におすすめの「じんわり落ち着く」小説
春は進学や就職と変化の多い季節ですよね。
環境に振り回されず、「希望を胸に気持ちを整える」をテーマに素適な本を選んでみました。
2023年の春におすすめの本は、「小説」「エッセイ、ノンフィクション」「実用書」「ビジネス書、政治・経済の本」「思想・哲学、考え方の本」のジャンルから紹介させていただきます。
本当に本が読みたくなる読書のブログでは小説を多めに取り上げさせていただいているので、2回分けての紹介です。
第6回は、「じんわり落ち着く」をテーマに3冊の小説を選ばせていただきましたよ。
春におすすめの、じんわり落ち着く小説
第5回では、「気持ちが高まる」小説を紹介させていただきました。
毎年春になると、気分が高まりすぎて小さな失敗に気がつかず大きな失敗になった経験、私にはありますよ。
そこで、小説はもう1つ「じんわり落ち着く」をテーマに選んでみました。
気分が高まりすぎたときには、シリアス過ぎない、それでいて前のページに戻りたくなるような物語も良いのではないでしょうか?
春におすすめの「小説」
「じんわり落ち着く」は、3冊を選んでみました。
どの作家さんも、じんわり来る作品で有名な作家さんです。
『ツバキ文具店』小川糸
神奈川を舞台に亡くなった祖母から文具店と代書屋、仕事を引き継いだ「ポッポちゃん」こと雨宮鳩子。
SNSに疎くても、メールや電話で多くの世代がやり取りできる現代。
伝えることが「用事」になってしまい、秘められた本音はなかなか伝えられない。
「手紙を代わりに書いてください」と訪れるお客さん、思いをありのままに受け止めるポッポちゃん。
ただ、文章表現で飾るだけではない思いの大切さを思い出させてくれる物語です。
『奇跡のミシン 天国の声、届けます』清水有生
東京都内で再就職先を探す主人公 中村みどりの元に、物心つく前から離れて暮らしていた父の訃報の知らせが届く。
経済的に厳しいシングル家庭で育ち、苦労を重ねた母を数年前に亡くしたみどりは、幼い頃から許すことができなかった父が過ごした佐賀県を訪れることに。
亡くなる前の父の仕事は、「遺品リメイク」を手掛ける職人。
みどりが慣れ親しんだデザイナーと、どこか親近感を感じる仕事だった。
父の職場でついこの間まで使われていた様子の足踏みミシンを動かすと、語りかける声が……。
主人公目線、それとも遺品リメイクの依頼主目線、遺品の持ち主目線?
いくつもの目線でじんわり来る物語ですよ。
おすすめは小川糸さんの『ツバキ文具店』
小川糸さん、清水有生さん、荻原浩さん、どの作家さんの作品も「じんわり落ち着く」小説ですよね。
「希望を胸に気持ちを整える」のテーマに沿って選ばせていただくなら、小川糸さんの『ツバキ文具店』が春にちょうどいい「じんわり来る」ストーリーなのかなぁと思いますよ。
季節の本「小説」の紹介ページ
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春におすすめの本2023
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