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冬に挑戦したくなる難解な謎のミステリー小説 2024

冬に挑戦したくなるミステリー小説

冬におすすめの本特集2024、今回は「冬の情景が素敵な小説」「思わず応援したくなる小説」「冬に挑戦したくなるミステリー」「実写版と読み比べたい小説」の4つのテーマで14冊の小説を紹介させていただきます。
第3回は、暖かいお部屋で読書に没頭できる冬だから「冬に挑戦したくなるミステリー」を選んでみましたよ。

素適な読書ブログが集まるグループです↑

この冬に謎解きに挑戦したくなるミステリー小説


冬に挑戦したくなるミステリーは、物語の展開そのものが謎解きにもなる読み応えのある4冊の小説を取り上げてみましたよ。

『闇祓』辻村深月

闇祓 (角川文庫)

著者 辻村深月
出版社 株式会社KADOKAWA
分類 ミステリー小説、ホラー小説
出版日 2024/6/13(単行本2021/10/29)
読みやすさ ☆☆☆とても読みやすい
ありふれた高校生を楽しむ原野澪のクラスに、物静かで独特の空気をまとう転校生 白石要が加わることに。
友達を作ることもクラスに馴染もうとする様子もない白石は、なぜか原野にだけは積極的に話しかけてくる。
白石の様子に恐怖感を抱いた原野は、信頼できる先輩 神原一太に相談を持ちかけることに。
悪意に翻弄される人間模様の真相に迫ることは……。


『有罪、とAIは告げた』中山七里

有罪、とAIは告げた

著者 中山七里
出版社 株式会社小学館
分類 ミステリー小説
出版日 2024/2/14
読みやすさ ☆☆★読みやすい
東京地方裁判所の新人裁判官 高遠寺円が担当することになった事件で、国内初めての「AI裁判官 法神2」の検証が始まった。
裁判官の思考様式、過去の判例や判決までのあらゆるデータを入力したAI裁判官が下した判決は「死刑」。
父親を刺殺した18歳少年の動機と事件の背景、AI裁判官の下す判決との間で高遠寺円が知ることになるものは……。


『二人目の私が夜歩く』辻堂ゆめ

二人目の私が夜歩く

著者 辻堂ゆめ
出版社 中央公論新社
分類 ミステリー小説
出版日 2024/4/22
読みやすさ ☆☆★読みやすい
主人公の高校生の鈴木茜は、小学生の頃の交通事故で両親を失ってから祖父母とともに暮らしていた。
高校のボランティア活動で、重い障害を負ってから10年以上自宅で暮らす厚浦咲子と出会う。
咲子が長年悩む、障害を負う前後の「失った記憶」を取り戻す手伝いをする中、茜自身も最近の記憶の一部が曖昧なことに気がつく……。
2人の失った記憶、記憶の間を行き来する二人目の私の正体は……?


13階段高野和明

www.yu-hanami.com

著者 高野和明
出版社 株式会社講談社
分類 ミステリー小説、サスペンス小説
出版日 2001/8/6
読みやすさ ☆☆★読みやすい
刑務官の南郷正二は、知り合いの弁護士からの依頼を受け、とある死刑囚が関わった連続殺人事件の捜査を始めることになる。
南郷の助手に選ばれたのは、傷害致死事件で服役し仮釈放で出所した青年 三上純。
証拠や証言の正確さが不十分で、犯人とされる人物は交通事故で事件当日の記憶を無くしている冤罪の可能性がある事件。
1人の命を救うかもしれない重要な捜査の結末は……。
果たして本当に13階段の先に向かわなければならない人物は……?




冬のおうち時間は難解ミステリーに挑戦

『闇祓』辻村深月
闇祓 (角川文庫)


冬のおうち時間で思う存分に謎と向き合える4つの小説、読者の皆さまはどの作品の謎を解きたいですか?
花水(hanami)は、辻村深月さんの『闇祓』で登場人物の内に潜む謎を解き明かしたくなりましたよ。




冬におすすめの本特集2024

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