2025年本屋大賞作品の読書メーターレビュー数順「面白さ」ランキング

本屋大賞の発表が待ち遠しい時期ですよね。
4月9日の発表を前に、恒例の受賞予想をさせていただきますね。
まずは、読書メーターのレビュー数別にノミネート10作品をランキングしてみました。
素適な読書ブログが集まるグループです↑
本屋大賞の選考方法と予想方法

本屋大賞の選考方法は、一次投票と二次投票に分かれていて、先日2月3日に発表された10作品は全国の488書店、652人の書店員さんによって選ばれました。
本好きの方が楽しみに待つ2025年本屋大賞は、今まさに書店員さんによる二次投票が行われています。
本屋大賞の二次投票の方法

公式サイトでは、二次投票に参加できる方は一次投票に参加した書店員さんに限られるとされています。
二次投票の方法は、「ノミネート作品をすべて読み、感想つきで順位をつけても投票する」というものです。
二次投票参加資格者:新刊を扱っている書店の書店員(アルバイト、パートも含む)、一次投票に参加した方
二次投票の期間:2025年2月3日〜3月2日
二次投票の方法:ノミネート作品をすべて読んだ上で、全作品に感想コメントを書き、ベスト3に順位をつけて投票(1位=3点、2位=2点、3位=1.5点)
参照:本屋大賞とは | 本屋大賞
ノミネート10作品を読み比べる、真剣でいて物語に没頭する書店員さんの姿が目に浮かびます。
ところで、10冊のノミネート作品は支給されるのでしょうか?それとも自費?
本屋大賞予想の方法

書店員ではなく会社員の花水由宇(hanami yu)は、本屋大賞予想という形で参加させていただきますね。
本当に本が読みたくなる読書のブログの本屋大賞予想は、ポイント制です。
「面白さ」を読書メーターのレビュー数、「売りたさ」を作品の登場人物の年齢層、「おすすめ」をX(旧Twitter)アンケート、そして書店員さんになったつもりで「花水由宇のいち推し」の3作品にポイントを追加させていただきます。
合計の「本屋大賞予想ポイント」の高い順に、ノミネート10作品のランキングを予想させていただきますね。
本屋大賞予想の方法を統計機能で検証してみる - 本当に本が読みたくなる読書のブログ
本屋大賞ノミネート作品の「面白さ」ランキング

今回は、書店員さんも没頭してしまう「面白さ」のランキングです。
小説の「面白さ」は、読む人の好みがはっきりと現れますよね。
ポイントで数えることができる読書メーターのレビュー数でランキングさせていただきます。
1位『成瀬は信じた道をいく』
著者 宮島未奈
出版社 株式会社新潮社
分類 青春小説
出版日 2024/1/24
読みやすさ ☆☆☆とても読みやすい
読書メーターレビュー数 4236
昨年、デビュー作品『成瀬は天下を取りにいく』で第39回坪田譲治文学賞と2024年本屋大賞を受賞した宮島未奈さん。
昨年を超える4236のレビュー数を獲得し、2025年本屋大賞ノミネート作品「面白さ」のランキングでは、2位の作品に4倍の差をつけて圧倒的大差で1位にランキングしています。
2位『生殖記』
著者 朝井リョウ
出版社 株式会社小学館
分類 小説
出版日 2024/10/2
読みやすさ ☆☆★読みやすい
読書メーターレビュー数 935
熱狂的な朝井ワールドのファンを持つ、直木賞作家の朝井リョウさんが読書メーターレビュー数935を獲得、「面白さ」のランキングでは2位の結果です。
独特の語り口で描かれた、いわゆるコアな小説好きに好まれると話題の『生殖記』ですが、大物作家の朝井リョウさんの作品とあって出版から3カ月で4桁に迫るレビューを集めています。
3位『spring』
著者 恩田陸
出版社 筑摩書房
分類 小説
出版日 2024/3/22
読みやすさ ☆★★少し難しい
読書メーターレビュー数 899
2回の本屋大賞ノミネート歴、そして2016年に『蜜蜂と遠雷』が直木賞・本屋大賞ダブル受賞の快挙をとげた恩田陸さんが読書メーターレビュー数3位となっています。
芸術の天才を描くシリーズ第3弾『spring』は、バレーダンサーの生涯を描く壮大なストーリーで899のレビューを獲得しています。
4位『死んだ山田と教室』
著者 金子玲介
出版社 株式会社講談社
分類 青春小説
出版日 2024/5/15
読みやすさ ☆☆☆とても読みやすい
読書メーターレビュー数 777
タイトルも舞台設定も斬新な金子玲介さんの『死んだ山田と教室』。
2023年、第65回メフィスト賞を受賞したデビュー作で2025年本屋大賞にノミネートしています。
デビュー作ではありますが、読書メーターレビュー数は777で本屋大賞ノミネート作品の「面白さ」ランキング4位という結果でしたよ。
5位『禁忌の子』
著者 山口未桜
出版社 東京創元社
分類 ミステリ小説、サスペンス小説
出版日 2024/10/10
読みやすさ ☆☆★読みやすい
読書メーターレビュー数 750
現役医師の山口未桜さんが描く、サスペンス小説『禁忌の子』。
2024年に「第34回鮎川哲也賞」しデビューされた作品で、読書メーターレビュー数750を獲得し、2025年本屋大賞「面白さ」ランキングでは5位。
本屋大賞ノミネートからレビュー数を大幅に伸ばし、ランキング中盤に躍り出ていますよ。
6位『アルプス席の母』
著者 早見和真
出版社 株式会社小学館
分類 小説、高校野球小説
出版日 2024/3/15
読みやすさ ☆☆☆とても読みやすい
読書メーターレビュー数 701
2020年の『店長がバカすぎて』に続き、2回目の本屋大賞にノミネートされた早見和真さん。
今回の『アルプス席の母』は、高校野球を保護者目線で描くストーリーが幅広いの年齢層の人気を集め、2025年本屋大賞「面白さ」ランキング6位となっています。
7位『カフネ』
著者 阿部暁子
出版社 株式会社講談社
分類 小説
出版日 2024/5/22
読みやすさ ☆☆★読みやすい
読書メーターレビュー数 684
ストーリーの展開が人気の作品『カフネ』で、本屋大賞に初ノミネートした阿部暁子さん。
読書メーターレビュー数は684で、本屋大賞ノミネート作品の「面白さ」ランキングは7位となっています。
8位『恋とか愛とかやさしさなら』
著者 一穂ミチ
出版社 株式会社小学館
分類 恋愛小説
出版日 2024/10/30
読みやすさ ☆☆★読みやすい
読書メーターレビュー数 651
本屋大賞に2回ノミネート歴のある一穂ミチさんの新作『恋とか愛とかやさしさなら』は、タイトルの通り「愛」を巡る物語。
リアルな舞台設定が直木賞受賞作『ツミデミック』からのファン層の心をつかみ、2025年本屋大賞「面白さ」ランキング8位の結果でした。
ノミネート作品の「面白さ」ランキングで本屋大賞受賞が有力な作品は?
今回は、2025年本屋大賞ノミネート作品を読書メーターレビュー数の数で「面白さ」順にランキングさせていただきました。
今回のランキングで大賞受賞が有力な作品は、圧倒的なレビュー数を集めた『成瀬は信じた道をいく』です。
読書メーターのユーザー層は、20代後半から30代とされ、二次投票に参加する書店員さんと年齢層が近いと思うんです。
昨年の人気を超える宮島未奈さんの『成瀬は信じた道をいく』が、独走のまま本屋大賞受賞となるのでしょうか?
次回は、「売りたさ」別のランキングを発表させていただきますね。
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