2025年の読書の秋におすすめエッセイ、ノンフィクション
読書の秋
読書好きの方は季節に合った1冊を選び、普段本を読まない方も何だか本屋さんに立ち寄りたくなる。
読書の秋が訪れましたね。
2025年の秋は、「実用書」「思想・哲学、考え方の本」「一般教養、サブカルと雑学の本」「ビジネス書、政治・経済の本」「読書の効果と読書術の本」「エッセイ、ノンフィクション」「小説」の7つのジャンルから、読書の秋におすすめしたい本を選ばせていただきますね。
第6回は、「誰かの生きる軌跡」が綴られたエッセイ、ノンフィクションを紹介させていただきますね。
素適な読書ブログが集まるグループです↑
誰かの生きる軌跡、ノンフィクション・エッセイ
実話を題材にしたノンフィクション、著者自身の体験と思いを綴ったエッセイは、会うことのない方の生き方を知る数少ない機会でもあります。
読書の秋には、誰かの生きる軌跡を辿ることができるエッセイを3冊紹介させていただきますね。
『きれいに生きましょうね 90歳のお茶飲み話』草笛光子
著者 草笛光子
出版社 株式会社文藝春秋
分類 エッセイ
出版日 2024/5/28
読みやすさ ☆☆☆とても読みやすい
役者として75年活躍され続ける大女優 草笛光子さん。
同世代の方にとっては輝くヒロイン、ひと世代下の方にとってはテレビの中のお母さん、さらに若い世代にとっては気さくなおばあちゃん。
NHK大河ドラマの名物キャラでもあり、良いおじさん俳優が主演の作品ではお母さん役が欠かせない存在。
『きれいに生きましょうね 90歳のお茶飲み話』は、役者生活を振り返りながら、外見の綺麗さよりも、美しい生き方を目指しながら暮らしている日々を綴られています。
別世界に思える大女優の生きる軌跡を巡られてはいかがでしょうか?
『水木しげるのラバウル戦記』水木しげる
著者 水木しげる
出版社 株式会社筑摩書房
分類 ノンフィクション
出版日 1997/7/13(単行本1994/7/1)
読みやすさ ☆☆☆とても読みやすい
『ゲゲゲの鬼太郎』の作者 水木しげる先生は、少年時代を過ごされた鳥取県では象徴的な存在とされています。
漫画家としてデビューされる10年以上前、水木しげる先生は太平洋戦争に召集され、激戦地ラバウルで片腕を失う重傷を負います。
終戦後に漫画家としてラバウルを訪れ、戦争当時書き留めておいたイラストとともに壮絶な体験を綴った『水木しげるのラバウル戦記』には、『ゲゲゲの鬼太郎』や『悪魔くん』の背景にある思いが書かれています。
現代からは少し遠くなった、戦争を経験されている方の生きる軌跡を巡ることは、これからの世界を生きるためには欠かせないことなのかもしれませんね。
『もうすぐ死に逝く私から いまを生きる君たちへ 夜回り先生 いのちの講演』水谷修
著者 水谷修
出版社 鳳書院
分類 ノンフィクション、エッセイ
出版日 2022/9/9
読みやすさ ☆☆☆とても読みやすい
教育評論家の水谷修さんと聞いても、すぐにどなたかわかる方は多くはないのかもしれません。
またの名を『夜回り先生』、居場所が見つからず夜の街に出歩く子どもたちに寄り添い続けた先生と聞くと知っている方は多いはずです。
『もうすぐ死に逝く私から いまを生きる君たちへ 夜回り先生 いのちの講演』は、今が苦しい子どもたちへ送る夜回り先生からのメッセージが込められています。
生きることは、後になってみると「いいもの」だったと……。
再販された『新編 夜回り先生』とともに、子どもたちと真正面から向き合った先生の生きる軌跡を辿られてはいかがでしょうか?



