『アルスラーン戦記15 戦旗不倒』
著者 田中芳樹
出版社 株式会社光文社
分類 ファンタジー小説
出版日 2019/11/20(オリジナル版2016/5/20)
読みやすさ ☆☆☆とても読みやすい
日本を代表するファンタジー小説アルスラーン戦記シリーズも16巻で完結します。
物語のクライマックスへ向かう物語、シリーズ第二部の『アルスラーン戦記15 戦旗不倒』を紹介させていただきますね。
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パルスの恐怖の象徴、蛇王ザッハークの復活
パルスの東部にそびえるデマヴァント山は、火山ガスで枯れた岩肌と恐怖の蛇王ザッハーク一派が封印された伝説から200年間人々を遠ざけてきた。
クバードらパルス軍の調査によって蛇王ザッハーク一派の活動が確認されてから、休火山は息を吹き返したように噴煙を上げ、気まぐれのように火山性の地震が大地を揺らす。
王都エクバターナから鈍色の空の方角を見つめるアルスラーンの頭の片隅に、ある疑問が行き来する。
なぜパルス建国の英雄カイ・ホスローは、蛇王を滅ぼさす封印したのだろうか?
『アルスラーン戦記15 戦旗不倒』の登場人物
物語も終盤にさしかかる『アルスラーン戦記15 戦旗不倒』からは、第一部から活躍するナルサス、アルフリード、ギーヴ、メルレインの4人を紹介します。
ナルサス
20代の頃、達観した広い視点と先を読む力で軍事力を使うことなく周辺国の侵攻を退けた伝説が語り継がれる名軍師。
アルスラーンを擁しルシタニアの侵攻、ヒルメスの謀略、先代アンドラゴラス王を退けてからは「宮廷画家にして一時の副宰相」を名乗り、あくまで本業は宮廷画家の地位をつらぬいている。
30歳をむかえアルスラーンや自身の後進を担うエラムの教育に力を注いでいるためか、画力の才能は未だ発揮されておらず、アルスラーン政権の中では彼の芸術は冗談の例えともされている。
正面から伝えられるアルフリードの好意に曖昧な態度で応じていた彼も、自分たちの年齢と国の脅威を分析し、とある決意を抱くことになる。
アルフリード
パルス国内で盗賊を生業とする騎馬民族ゾット族出身、少女らしさが抜けない陽気な清々しさを持つ。
5年前、ゾット族族長だった父を襲ったヒルメスから救ったナルサスを運命の人と定めて戦後も慕い続けている。
アルスラーン政権では、女性神官でもありパルス一の弓使いファランギースとともに男子禁制の地域の調査や作戦に赴いていた。
王都エクバターナでも何かと理由をつけてナルサス邸を訪ね、変わらない想いを伝え続けていた。
アルスラーンとともに出陣する彼に従い、ゾット族の誇りの「黒旗」を掲げ生涯ナルサスを守り抜く決意を抱く。
国というものの利害
難攻不落の王都ヘラートが一夜にして魔将軍イルテリシュに掌握されたチュルク国、1000万人の国民の多くが知ることはないまま戦乱を求めパルスへ侵攻の準備を進めていた。
ヒルメス扮するクシャーフルからテュニプの手に政権が移ったミスル国では、パルス王族の血を引くと噂される美女フィトナが抱いた野心によってアルスラーン政権の転覆を図ろうとしてた。
ミスル国を追われたヒルメスは従者のブルハーンを伴い、亡き妻イリーナの祖国マルヤムへ向かうことになる。
パルスと一応の友好関係にあるシンドゥラは、ペシャワール城塞の接収を断念し隣国チュルクの切崩しを画策していた。
ある国は戦乱を求め、またある者はさらなる権力を求め、ある者同士は領土と名誉を求め得られるものがある場所を目指す。
いくつもの選択が交差し巡り合う「縁」と伏線
起こりもしないことが起こることは「偶然」
と呼ばれる。
実は、偶然という物事はそう多くはないのかもしれない。
遥か昔に選んだ選択で自身の道が決まり、その過程で別の誰かの進む道が変わる。
変化した先へ進んだ別の誰かは、さらにその先の選択でまた別の誰かの進む道を変えることに……。
いくつもの選択で進んだ道は、かつて選んだ時に予想していなかった出来事「偶然」を起こすこともある。
その偶然は、出来事に関わる誰かの選択が交差した「縁」ともいえる。
物語では、縁につながる選択と過程が「伏線」と呼ばれる。
壮大な世界で登場人物が行き来するアルスラーン戦記の伏線とは……。
アルスラーン戦記第二部のシリーズ一覧
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アルスラーン戦記第一部のまとめと考察ページ
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