本当に本が読みたくなる読書のブログ

読書好きのための本当に読みたい本が見つかる書評ブログです。小説、実用書、ビジネス書ジャンルを問わず紹介。読書にまつわる豆知識のお話もありますよ。

読書感想文におすすめの本10選〜高校生編

読書感想文におすすめのジャンル別の10選

f:id:jizi9:20180301233853j:plain

夏休みが近づいてきましたね。

地域によっては、もう夏休みになっているのでしょうか?

夏休みといえば宿題がありますが、花水(hanami)が高校生の頃は「宿題があったことも忘れてしまう」ほどでしたよ。

それでも、読書感想文は書いておいて損はないと思います。

そこで、高校生へ向けた読書感想文におすすめの本10冊を選んでみました。

「夏におすすめの本」シリーズのまとめも兼ねています。

それぞれのジャンルのリンクからは、同じジャンルの他の本も紹介しています。


読書感想文におすすめの本〜7つのジャンルから

小説からは3作品

「夏におすすめの本」シリーズを7回にわけて連載させていただきました。

本当はまとめ記事にする予定でしたが、Twitterから来られる10代の読者さんのためにも「読書感想文の本」を10冊選んでみましたよ。


『家族シアター』辻村深月

映画化もされた辻村深月さんの『ツナグ』は高校生の方にも人気なのではないでしょうか?

今回は、いつも顔を合わせせる家族、血は繋がった他人と言われるほど性格の違う姉妹と兄弟、いつかは激しくぶつかる父子と母娘を描く物語。

辻村深月さんの、人の心の変化を描く作品は読んでいてフッと心に溶けてくるかき氷のような物語ですよ。



『火星に住むつもりかい?』伊坂幸太郎

伊坂幸太郎さんも有名なので知っている高校生の方もいるのではないでしょうか?

仙台を舞台にした警察に追われる青年と世の中との物語。

仙台に暮らす方は、身近な地域が当時するかも。

伊坂ワールドともいわれる独特の世界観を楽しんで見てはいかがでしょうか?


『食堂メッシタ』山口恵以子

「食堂メッシタ」は、料理を愛するシェフ満希の切り盛りするイタリアンレストラン。

満希と常連さんできた料理を介した出会いと絆を描く物語。

『食堂のおばちゃん』 シリーズが有名な山口恵以子さんの最新作です。


夏におすすめの小説 2018〜読書感想文にもぴったり - 本当に本が読みたくなる読書のブログ


読書術 『読書の価値』森博嗣

読書はなぜ必要なのか?

上手な本の選び方と読み方は?

高校生の頃には読書が苦手だったベストセラー作家 森博嗣さん。

当時の読書の経験から、読書の方法も詳しく知ることができる1冊。

夏におすすめの読書の効果と読書の価値を語る本 2018 - 本当に本が読みたくなる読書のブログ

実用書 『集中力はいらない』森博嗣

「集中力が足りないからだ」

勉強やスポーツでミスをしたとき、よく言われるセリフです。

実は人間には元々集中力は備わっていない、そう森博嗣は言っています。

工学部の大学で助教授をされた経験もあり、論理的な作家さんの頭の使い方。

3年生はこれからの受験勉強と最後の夏。

2年生と1年生は、勉強やスポーツの成果につながる方法を身につけてみませんか?

夏におすすめの実用書 2018 - 本当に本が読みたくなる読書のブログ


哲学と思想 からは2冊


『面白くて眠れなくなる宗教学』中村圭志

宗教学と聞くと、なんだか勉強のようで読みたくなくなるかもしれません。

そんなことは、ないと思いますよ。

中村圭志さんは私がハリー・ポッターの解説者と勘違いしていたほど、ファンタジー作品を多く取り上げて世の中を開設する方。

『面白くて眠れなくなる宗教学』は、世界中の宗教を「なぜ、この地域でこの宗教が生まれたのか?」という文化や当時の社会の背景を含めて知ることができる本です。

もちろん、ハリー・ポッターの例もありますよ。


『えんま様の格言 心の天気は自分で晴らせ!』名取芳彦

表紙の閻魔大王のコミカルな絵に惹かれますね。

著者の名取芳彦さんはベストセラー作品も出版している、現役の真言宗の住職さんです。

『えんま様の格言 心の天気は自分で晴らせ!』をきっかけに、仏教の世界観に触れてみるのもいいと思いますよ。

夏におすすめの哲学と思想の本 2018 - 本当に本が読みたくなる読書のブログ


サブカルと雑学 『「ポスト宮崎駿」論』長山靖生

宮崎駿さんは、世界的にも知られたジブリ作品の映画監督さんです。

君の名は。』の新海誠監督、『バケモノの子』の細田守監督を例にあげて宮崎駿監督引退後の日本のアニメ界の今後を分析している長山靖生さん。

勉強の成績にはなりませんが、話題のアニメがどう作られるのか?

お話のネタにもなる豆知識を取り入れるのも、これからの役に立つはず。

夏におすすめのサブカルと雑学の本 2018 - 本当に本が読みたくなる読書のブログ


政治と経済 『忖度社会ニッポン』片田珠美

一時期はテレビで毎日のように聞いていた「忖度(そんたく)」。

高校生の方も必ず聞いたことがある「森友・加計」学園問題。

日本人独特の「空気を読む」ことが、悪い方向に向かうと起こる忖度を精神科医の片田珠美さんは、人の心の働きを元に解説してくれます。

政治経済の勉強にもちょうどいい1冊です。

夏におすすめの政治と経済の本 2018 - 本当に本が読みたくなる読書のブログ


エッセイ『洗脳』TOSHI

バラエティでお馴染み、人気のスイーツを大声でシャウトするミュージシャンTOSHIさん。

私たちの世代では、X JAPANのメンバーが紅白歌合戦に出ていた姿を見ることができました。

X JAPANYOSHIKIさんの活躍もあり、今となっては世界的なロックバンド。

最近は、リーダーのYOSHIKIさんもボーカルのTOSHIさんもバラエティ番組に出て、若い頃のX JAPANを知らない世代の方には不思議に見えますよね。

20年くらい前にはドッキリ番組でも活躍していた程、きっと見る人を楽しませるのが好きな方々なのかと思いますよ。

さて、TOSHIさんにはちょっと話しにくい出来事もありました。

悪質な洗脳セミナーでの生活です。

人はどのように洗脳されて、そして覚めるのか………世の中の暗い部分をTOSHIさんの体験を通して知ることができる1冊です。


夏におすすめのエッセイ 2018 - 本当に本が読みたくなる読書のブログ



小説以外で人とは違う読書感想文


学校の指定図書がない高校生の方は、小説以外の本を読んで読書感想文を書くのもいいのではないでしょうか?

小説では、物語を通して登場人物の気持ちや作品の世界観と現実を比べることで今の自分を振り返ることができるもの。

実用書には勉強やスポーツに役立つことが、政治と経済の本には世の中の仕組みが、哲学や思想と宗教の本には人の考え方をテーマにしています。

小説以外の本を読んだ読書感想文。

周りの同級生とは少し違う個性的な読書感想文になりそうですね。


小説以外ではどんな感想を書くといい?


小説以外で読書感想文を書いたことがない方も多いでしょう。

そこで、それぞれのジャンルの本にあったテーマを考えてみました。

もちろん、テーマは読む人それぞれです。

あくまで、参考程度にどうぞ!


読書術

意外ですが、高校生の頃には読書が苦手だった作家の森博嗣さん。

『読書の価値』を読んで、これからの学校生活、社会に出てからなぜ読書は役に立つのかをテーマにするのもいいかもしれませんね。


実用書

『集中力はいらない』、大学生や働いている方も読んでいる実用書です。

まず、「集中力」の意味をまとめてから、自分の取り組む勉強やスポーツに当てはめて「集中力のいらない」効率的な方法を考えてみるのもいいと思いますよ。


思想と哲学

『面白くて眠れなくなる宗教学』は、世界の文化や暮らしている人々の考え方にも触れています。

社会科の勉強もかてね、世界の宗教をまとめてみるのもいいのではないですか?


『えんま様の格言 心の天気は自分で晴らせ!』は、落ち込む自分を励ましてくれる閻魔大王の厳しくも優しい言葉が盛りだくさん。

現役のお坊さんが仏教の考え方を詳しく解説もしています。

仏教と毎日の暮らしのつながりに触れてみると面白いのではないでしょうか?


サブカルと雑学

サブカルは好みがわかれますよね。

アニメや漫画に興味のある方は『「ポスト宮崎駿」論』で日本のアニメの歴史とこれからをまとめてみると面白そうです。

実は先生の中にも漫画好きは多いのでは?


政治と経済

『忖度社会ニッポン』は社会科の勉強にもぴったりの1冊ですね。

ちょうど選挙権も18才以上になり、高校生から政治に参加できるようになりました。

政治と忖度の仕組みをテーマに、真面目に働かない政治家の方へ厳しい意見をまとめてみてはいかがでしょう?


エッセイ

テレビで見かける方のエッセイは、その人の顔や声を知っているため身近に感じやすくもあります。

また、高校生の皆さんが生まれる前には今月死刑になりテレビでも報道されているオウム真理教という宗教団体が多くの人を洗脳して苦しめていました。

最近では大学生や新社会人の集まりで、オウム真理教の後継団体が勧誘活動を活発にしています。

スイーツを叫ぶ、かなり不思議なおじさんのTOSHIさん。

TOSHIさんの経験から洗脳の恐ろしさをテーマにまとめてみると、今後危険な団体の被害に合わない心構えにもなるのではないでしょうか?

ちなみにテレビで見るTOSHIさんは、洗脳されていないのでご安心下さいね。

個性的な方なので断っておきました。


読書感想文に高校生におすすめする10冊


「夏におすすめの本」シリーズから、読書感想文におすすめの本を10冊紹介させていただきました。

小説、実用書、読書術、哲学と思想、政治と経済、サブカル、エッセイの7種類。

小説以外の読書感想文は、テーマを決めて、自分の取り組むことに当てはめることがポイントですよ。

指定図書がなければ、同級生とは違う読書感想文になっていいのかもしれませんよ。


読書感想文のお話はこちら↓
www.yu-hanami.com
www.yu-hanami.com
www.yu-hanami.com


「夏におすすめの本」シリーズはこちら↓
www.yu-hanami.com
www.yu-hanami.com
www.yu-hanami.com
www.yu-hanami.com
www.yu-hanami.com
www.yu-hanami.com
www.yu-hanami.com


当たり前のことが当たり前でなくなること

当たり前のことって当たり前なの?

f:id:jizi9:20180127172407j:plain



当たり前と思っていたこと

地球温暖化は止めるべき

先日、地球温暖化の嘘というテーマで書かせていただきました。

この地球温暖化を昔から聞いていた花水(hanami)。

地球温暖化が進むと、南極の氷が溶けて島が水没する。

地球温暖化が進むと砂漠化が進む。

地球温暖化が進むと異常気象が起こる。

整理してみると、悪い情報ばかりです。


ガムシャラな努力が成功への道

花水(hanami)が子どもの頃は、体がボロボロになるスポーツの練習、徹夜の勉強、長時間労働、このガムシャラな努力が人を成長させ成果を得られると信じられていました。

まだまだ、物事の効率、どうすることが成果につながるのかが考えられていなかった時代だったのかもしれません。


当たり前のことにも違う視点がある

違った視点

先ほどの地球温暖化の情報、他の身近なことに置き換えると違和感が多くあります。

健康に良いとされるサバやイワシ

サバやイワシ寄生虫がいて、口に入ると命に関わります。

サバやイワシはアレルギーを起こします。

サバやイワシは、漁獲量が年々減っています。

なんだか、サバやイワシは危険な魚で漁獲量も減っているので、「わざわざ食べなくてもいい」という印象を持ちたくなりますよね。

地球温暖化の情報も同じで、悪い情報の視点ばかりで判断する私たち。

悪い情報だけで、地球温暖化はいいのか悪いのかを判断するには無理があります。


世の中は動いている

視点の他にも、世の中の価値観や物事の基準は変化していることは間違いないですよね。

例えば、国内の多くの街では可燃ゴミ・リサイクルゴミ・プラスチックゴミ・不燃ゴミと4種類以上は分別が必要ですが、10数年前までは可燃ゴミ不燃ゴミだけでした。

先ほどの「ガムシャラな努力が成功への道」が当たり前だったことも、同じように思えます。

私も少し本格的にスポーツをしていましたが、倒れるまで練習、体力アップは筋トレの回数、罰は監督が「良し」と言うまで永遠に続く反復練習、今では問題になること間違いなしの練習方法がとられていました。

当時は「他に工夫するアイデア」も、「どうすることが成果につながったか」の分析も不十分だったためではないでしょうか?


今の当たり前が今後そうではなくなることもある


今の当たり前が、今後当たり前でなくなることはあると思います。

あると言うよりも、かなり多くのことで起こるのではと思います?

大きな出来事では、天動説から地動説に変わったように。

身近な出来事では、「スポーツの練習では水分は飲まない」から「スポーツの練習では必ず水分を飲むこと」と変わったように………。


最近のマイエッセイはこちら↓
www.yu-hanami.com
www.yu-hanami.com
www.yu-hanami.com



シュミレーション仮説と仏教の世界観

シュミレーション仮説を仏教の世界観で考えると…

f:id:jizi9:20180719083328j:plain

シュミレーション仮説、仏教、どちらも花水由宇(hanami yuu)のブログで取り上げることのあるテーマです。

私たちの暮らす世界はシュミレーションだったという、賛否両論もあるシュミレーション仮説。

ニック・ボストロム教授が発表する以前から、実は近い考え方がありました。

それが、仏教の世界観と「空(くう)」という考え方。

今回は、シュミレーション仮説を仏教の世界観に当てはめて考えてみました。

シュミレーション仮説と仏教の世界観

シュミレーション仮説

f:id:jizi9:20180719083440j:plain
f:id:jizi9:20180719083452j:plain
f:id:jizi9:20180719083755j:plain

シュミレーション仮説とは、私たちの暮らす「地球の文明」が別の世界で作られたシュミレーションの世界であるとする仮説です。

ニック・ボストロム オックスフォード大学教授によるシュミレーション仮説は、お察しのように賛否両論があるようです。

経済界では、有名な方も支持しておりアメリカの電気自動車会社テスラCEOのイーロン・マスク氏はシュミレーション仮説支持派の1人です。

学者の方々の間では支持と不支持は分かれていて、量子論という分野の専門の学者さんのイギリスのオックスフォード大学の理論物理学者Zohar Ringel氏とDmitry Kovrizhi氏は、シュミレーション仮説を否定されているようです。

賛否両論のあるシュミレーション仮説ですが、似た例えは古くからあり、神話や宗教の世界観もシュミレーション仮説のような表現があります。


仏教の世界観と考え方


私たちに身近な仏教、仏教はお葬式だけお世話になると思ってしまいがちですよね。

日本にも多くの宗派がある仏教、どの宗派にも共通していることは「悟り」を得て今暮らしている世界から次の世界に進むということです。

なぜ、今暮らしている世界から次に進むのでしょう?

仏教では、私たちが暮らす世界(地球の文明)は苦しみの多い世界と考えられています。

「四苦八苦(しくはっく)」はわかりやすいお話で、生きていること自体の苦しみ、老化していくことへの苦しみ、病気になることの苦しみ、そして死ぬことの4つの苦しみがあります。

さらに、愛する人と離れ離れになる愛別離苦(あいべつりく)、嫌な人にも会わなければならない怨憎会苦(おんぞうえく)、求めている物事が手に入らない求不得苦(ぐふとくく)、自分の体と心が思い通りにならない五蘊盛苦(ごうんじょうく)の4つの苦しみ、全て合わせて8つの苦しみがあり、私たちが実感していることでもありますよね。

この苦しみの多い世界の中で、私たちは生まれて、生きて、そして死を迎えた後も、さらに新しい生命として生まれることになります。

人間として暮らしていることは、地球の文明では珍しいといわれていて、6つの生き方、神さまの世界で暮らす天、私たちの人の世界、修羅と呼ばれる戦いの世界、動物たちの畜生の世界、亡者の餓鬼の世界、そして地獄。

6つの世界、不安定に巡りながら繰り返す流れを輪廻転生と呼ばれています。

この輪廻転生の流れから抜け出して、次の世界に進むことを仏教では「悟り」を得るといいます。

仏教では、私たちの苦しみがなくなること共通の目標にしているといえます。



私たちの暮らす世界は「空」(実体はない)、それはシュミレーションの世界だから?

シュミレーションの世界は「空」ということ

f:id:jizi9:20180719083821j:plain
仏教の教えの中で大切にされていることに「空(くう)」という考え方があります。

「空」とは、私たちが今感じて、考えて、思っていることは実は「実体のない仮のことですよ」という教えです。

f:id:jizi9:20180719083852j:plain
目で風景を見て、耳で音や言葉を聞いて、臭いを嗅いで、味を味って、触った感触で確かめる。

この感覚は「識(しき)」と呼ばれています。

そして、「識」を含めた5つのことが集まって人の体と心が存在することは「五蘊(ごうん)」と呼ばれています。

五蘊」については、こちらの本の紹介で詳しくまとめてあります。

「空」では、この「識」も「五蘊」も「実体のない仮のことですよ」と考えています。


今の世界は本当の世界のシュミレーション=地球の文明『Shaba』だった

私たちが感じて、認識して、暮らしているこの世界。

私たちが実体験として経験していること、なぜ「実体のない仮のことですよ」といわれているのでしょう。

それは、私たちが暮らす「地球の文明」がシュミレーションの世界だったとしたら………。

当てはまることなのではないでしょうか?

シュミレーション仮説では、シュミレーションの世界を「作り出す世界」があり、その中で「シュミレーションの世界」が生まれます。

仏教の世界観では、私たちが暮らす地球の文明は「娑婆(しゃば)」と呼ばれています。

「娑婆」は、苦しみのない世界の「浄土(じょうど)」に比べて苦しみがある世界です。

そのため「穢土(えど)」とも呼ばれています。

「穢土」は仏様の力で「浄土」に変わる未来がありますが、地球の文明「娑婆」はまだ「穢土」のようです。

シュミレーションの世界を「作り出す世界」が仮に「浄土」のような完成された世界なら、不完全な「穢土」はシュミレーションの世界に当てはめてみます。

誰が、どんな目的で作ったのかは抜きにして、シュミレーションの世界を「作り出す世界」のような完成された世界にできた、私たち地球の文明。

地球の文明をシュミレーションの世界「Shaba(しゃば)」と呼ぶことにします。


仏教の「悟り」はシュミレーションの世界『Shaba』から本当の世界に戻る方法だった

f:id:jizi9:20180719083928j:plain

シュミレーション仮説の最期には、「シュミレーションの世界」があるとするなら、私たちはどの段階にいるかの説明があります。

私たちは「実世界」であると思っている「地球の文明、Shaba(しゃば)」で暮らしていることになります。

そして、「地球の文明、Shaba(しゃば)」の私たちが技術を発達させて過去を「シュミレーションの世界」で再現すると思われています。

そうなると、「シュミレーションの世界」を作る文明があることが確かになり、私たち「地球の文明、Shaba(しゃば)」がシュミレーションではないことが否定されてしまいます。

すると、私たち「地球の文明、Shaba(しゃば)」を「作り出す世界」があることにもなります。

どんな世界かは、想像しかできません。

仏教の教えに共通する、この世界から次の世界に進む「悟り」は、「地球の文明、Shaba(しゃば)」からシュミレーションの世界を「作り出す世界(本当の世界)」に戻る方法なのかもしれません。



私たちはシュミレーションの世界から本当の世界へ行けるのか?

f:id:jizi9:20180719084027j:plain


本当の世界にできたシュミレーションの世界「地球の文明、Shaba(しゃば)」


本当の世界とシュミレーションの世界「地球の文明、Shaba(しゃば)」、1つの世界を作り出せる技術の差があるくらいです。

仏教の世界観では、お釈迦さまが涅槃に入った後56億年後に弥勒菩薩が私たちの暮らす世界に現れることになっています。

そこで、本当の世界と「地球の文明、Shaba(しゃば)」には、時間の差があると考えてみます。

f:id:jizi9:20180719084057j:plain

・本当の世界の1日=シュミレーションの世界の1億年
・ビッグバン138億年前=138日前
・地球の誕生46億年前=46日前
・生命の誕生40億年前=40日前
・人類の誕生250〜100万年前=0.025日〜0.01日前(36分〜14分前)


「地球の文明、Shaba(しゃば)」では、ビッグバンで宇宙が生まれてから138億年が経っていますが、本当の世界ではたった138日。

人類が誕生してから100万年以上経っていても、本当の世界では14〜36分しか経っていないことになります。


お釈迦様はマトリックスのネオ?

本当の世界に生まれた「地球の文明、Shaba(しゃば)」。

今まではシュミレーションの世界目線でしたが、ここではシュミレーションの世界を「作り出す世界(本当の世界)」目線でお話をすすめます。

といっても、本当の世界がどのような場所なのかは想像すらできません。

そこで、本当の世界にあるネットワークにシュミレーションの世界「地球の文明、Shaba(しゃば)」が発生したという設定で短いやりとりをまとめてみました。

シュミレーションの世界が人為的かはわかりませんが、仮に人為的だとしても、本当の世界の多数派ではない集団によるものとしましょう。

※仏様の名前が登場しますが、あくまで例え話です


〈本当の世界 ネットワーク監視室〉

f:id:jizi9:20180719084203j:plain

ネットワーク監視員A「またです。ネットワーク内に新しいシュミレーションの世界が現れました。初期宇宙の段階ですので自動監視対象とします」

自動監視「8日前(ビッグバンから8億年後)に発生したシュミレーションの世界は銀河を形成する段階に達しました」

ネットワーク監視員A「このパターンは、今後も成長を続ける可能性がありますね」

ネットワーク監視員B「自動監視、生命の誕生する確率計算を」

自動監視「少なくとも1以上の惑星で生命の誕生する確率99.9%、高度な知的生命に達する確率99.9%」

ネットワーク監視員A「これは、上層部に報告しなければ………」


〈本当の世界 世界会議〉

議長「それでは、報告の上がっている次の議題『新たなシュミレーションの世界No.108の発生』について監視員Aさんより説明を」

監視員A「14日前(ビッグバンから14億年後)に発生したシュミレーションの世界No.108は、過去の高度な知的生命が発生したパターンと99.9%類似した形で成長。約90日後に生命の誕生する惑星を形成、その7日後には生命が誕生。過去のパターンと照らし合わせると、124日後には高度な知的生命が誕生すると思われます」

議長「そうですか………シュミレーションの世界No.108の閉鎖空間は、過去のシュミレーションの世界と同等ですか?」

技術大臣「それについては私が補足します。シュミレーションの世界No.108は、6つの閉鎖空間と8つの解除コードを有する極めて強固な閉鎖空間です。誕生した生命は6つの閉鎖空間内を順に行き来し、8つの解除コードを全て揃えなければシュミレーションの世界から抜け出すことはできません。6つの閉鎖空間を順に行き来する特徴から、私はシュミレーションの世界No.108を輪廻転生アプリケーション『Shaba』と名付けました」

議長「極めて強固な閉鎖空間を持つ………とても生命体単独や、外部からのサポートのみでは抜け出すことはできないと………。ご参加の皆さん、シュミレーションの世界No.108、輪廻転生アプリケーション『Shaba』を対象とし、シュミレーション世界対策専門チーム『仏』による対応とすべきと判断します。賛成の方は………皆さん賛成とのことですね。以上、閉会します」


〈本当の世界 シュミレーション世界対策チーム『仏』〉

f:id:jizi9:20180719084253j:plain

チーム仏「はじめに、今回対象とするシュミレーション世界、輪廻転生アプリケーション『Shaba』の対応は困難を極めることが予想されます。理由は共有した情報の通り、生命体は6つの閉鎖空間内を順に行き来し、8つの解除コードを全て揃えなければシュミレーションの世界『Shaba』から抜け出すことはできないためです」

チーム仏「このタイプのシュミレーション世界は、外部のネットワークとは隔絶されています。つまり対応は、我々自身が『Shaba』内部に侵入し、解除コードを生命体へ手渡す、そして外部へのアクセスルートを開く必要があります」

チーム仏「もちろん、過去のシュミレーション世界への対応通り、侵入後は『Shaba』のシステムに従わなければならず。我々が『仏』として行動できるまでは、時間を要します」

チーム仏「さらに、『Shaba』の内部には6つの閉鎖空間があり、我々自身が輪廻転生のループに囚われ脱出不能になる危険もあります」

釈迦如来「それでは、私が参りましょう」

チーム仏「私たちも、適任はあなたしかいないと思っていました」

釈迦如来「これほど強固なシステムとなると、如来の位を得ている者でなければ危険が伴います。私が『Shaba』へ侵入、『仏』として行動が可能になった時点で『Shaba』内部からこちらへアクセスルートを開いて、菩薩の位のメンバーを応援に呼びましょう」

阿弥陀如来「『仏』として行動が可能になられたら、私の『Gokuraku』の検索エンジンの『検索コード』を伝えてください。『Shaba』の解除コードを得ていなくても、生命体を『Gokuraku』へ転送可能としましょう」

弥勒菩薩「生命体の発生から『Shaba』の時間で56億年、こちらで56日後に『Shaba』の全システムを無力化するプログラムが完成します」

f:id:jizi9:20180719084411j:plain

釈迦如来「そうですか、こちらでは56日間ですが。『Shaba』の生命体は56億年間、苦に苛まなければならないのですね………それでは、さっそく参りましょう」

チーム仏「さっそくとは、原始生命の段階から侵入されるのですか?」

釈迦如来「その通りです」

チーム仏「侵入後は『Shaba』のシュミレーション世界のシステムに従わなければなりません。『Shaba』の時間で数十億年もの時間がかかるのですよ」

釈迦如来「知っています。ですが、はじめから『Shaba』にいることで、より早く解除コードを解析することができます。それに、生命体を数十億年もの間、彼らだけで苦しませておくわけにはなりませんし」

チーム仏「そうですか、そう言われるのなら………釈迦如来の転送を開始してください」

釈迦如来「目標は『Shaba』、座標は『地球の文明』、参りましょう」

f:id:jizi9:20180719084441j:plain

本当の世界のネットワークに突然現れた、シュミレーションの世界「地球の文明、Shaba(しゃば)」。

本当の世界では、シュミレーションの世界に発生した生命体を保護の対象としていた。

シュミレーションの世界は過去に何度も現れたことがあり、「チーム仏」のメンバーの数と同じくらいの世界を保護してきた。

「地球の文明、Shaba(しゃば)」は、過去に何度も現れたシュミレーションの世界に似ているだけではなく、内部に閉鎖空間と呼ばれる世界を6つも持ち、そこから脱出するためには解除コードを8つ全て揃えなければならない高度なセキュリティ技術を持った世界だった。

チーム仏で対応が協議され、「地球の文明、Shaba(しゃば)」内部に侵入し、生命体に解除コードを手渡し、外部との行き来を可能にするアクセスルートを構築すること、別の世界『Gokuraku』へ生命体を保護することが可能になる検索コードを設置する方法が取られることになった。

シュミレーションの世界への侵入はとても危険といわれていた。

本当の世界からシュミレーションの世界へ侵入すると、こちら側の世界で得た情報・経験は一時的に初期化されてしまう。

そして、シュミレーションの世界のシステムに従わなければならない。

つまり、生命体を保護できる『仏』として行動できるためには、自分自身で何の情報もない太古の生物から輪廻転生を繰り返し、全ての解除コードを集めなければならない。

過去には、シュミレーションの世界のループに囚われて、内部で遭難してしまう者もいた。

最も危険な、外部とのアクセスルートが作られていないシュミレーションの世界への侵入には、チーム仏の中でも最も位の高い「如来」の有資格者に限られていた。


私たちは本当の世界に戻ることができるのか?

f:id:jizi9:20180719084508j:plain

本当の世界からシュミレーションの世界「地球の文明、Shaba(しゃば)」へ侵入した釈迦如来

生命の誕生から数十億年の年月をかけて、このお話から2000年前から仏として行動されています。

「地球の文明、Shaba(しゃば)」の生命には、シュミレーションの世界から抜け出す解除コード「悟り」が手渡されています。

私たちは本当の世界へ戻ることができるのでしょうか?

きっとできるはずです。

非常に困難な方法ではありますが………。

幸い、本当の世界へと通じたアクセスルートから多くの仏が「地球の文明、Shaba(しゃば)」へ応援に来ることもできます。

自分たちで解除コードを入力できない私たちのために、別の世界『Gokuraku』へ生命体を保護することが可能になる検索コードも手渡されています。

そして、このお話を聞いてから私たちの時間で56億年後には、弥勒菩薩のシュミレーションの世界の全システムが無力化されるプログラムによって全ての生命が保護されることが約束されています。

非常に困難なシュミレーションの世界から抜け出すこと、その方法を私たちは知っています。



シュミレーション仮説と仏教のまとめ


書き終えるとすごく長いお話になってしまいました。

ニック・ボストロム教授のシュミレーション仮説は、私たちの暮らす世界は実はシュミレーションされた世界という賛否両論のある理論です。

実は、ニック・ボストロム教授が発表する以前からシュミレーション仮説に近い考え方はありました。

その1つが仏教の考え方。

仏教の「空」という考え方では、今私たちが感じている感覚や考えていることは実体のない仮のことといわらています。

そう考えると、私たちの暮らす世界はシュミレーションなので実体がないと考えることもできます。

もし、シュミレーションの世界のさらに次に本当の世界があるのだとしたら。

仏教の「悟り」は、本当の世界へ行く方法なのかもしれませんね。


シュミレーション仮説のお話はこちら↓
www.yu-hanami.com
www.yu-hanami.com
www.yu-hanami.com


仏教のお話はこちら↓
www.yu-hanami.com
www.yu-hanami.com
www.yu-hanami.com
www.yu-hanami.com
www.yu-hanami.com
www.yu-hanami.com



にほんブログ村 本ブログへ