2019年後半のアクセス数減少
10月から徐々に減少していたアクセス数は、12月に入ってからはさらに少なくなっています。
そこまでアクセスだけを気にしていない花水(hanami)ですが、運営費が赤字になってしまう危機感を感じました。
そこで、アクセス数減少の原因を探ってみることにします。
検索エンジンからのアクセスが減少
10月から減り始めた検索からのアクセス数、昨年も似たような経験をしたことを思い出します。
軽減税率と読書をテーマにした書籍や本は消費税が10%に増税される。軽減税率の対象外 - 本当に本が読みたくなる読書のブログ、10月を境に需要が減っただけと考えていましたがどうしても気になります。
Google Search Consoleでアクセス比較
そこで、少しだけ久しぶりにGoogle Search Consoleで細かな分析に取り組んでみました。
内容は、検索エンジンからのアクセス「合計表示回数」、検索で上位に表示されていたページの「平均掲載順位」、検索の需要「検索クエリ」を調べます。
期間は、アクセス数が好調だった2019年8月15日~10月14日、徐々に下がり始めた10月15日~12月14日を比べてみます。
検索アクセスは減少
検索エンジンからのアクセス「合計表示回数」は、ページ全体で24400から18300まで6100件減っています。
その中でアクセス数上位にあった人気記事10記事では、19032.5から15703.9まで3300件減っていました。
※グラフは1桁間違えてしまいました。
平均掲載順位が下がる
検索エンジンでページの「平均掲載順位」は下がってしまったのでしょうか?
ページ全体、人気記事10記事どちらも平均掲載順位が下がっています。
簡単な統計ソフトで分析してみると、アクセス数上位にあった人気記事10記事で5.4位から7位まで下がったことが明らかという結果でした。
検索クエリの変化
「読書」「本」にまつわる検索クエリを確認してみます。
Google Search Consoleで上位の20個の中で、「小説 ジャンル」「小説の種類」「出典 書き方」「実用書とは」で大きく下がっていることがわかりました。
反対に、「小説 ジャンル 種類」「本 ジャンル 小説」「小説 ジャンル わからない」の3つは上がっていました。
気になるところは、「小説 ジャンル」「小説の種類」が大きく下がっていて、似ている、「小説 ジャンル 種類」「本 ジャンル 小説」「小説 ジャンル わからない」が上がっている点です。
検索需要が変化してアクセス数上位のページの掲載順位が下がった
検索エンジンからのアクセス「合計表示回数」は、グラフの見た目上下がっています。
検索で上位に表示されていたページの「平均掲載順位」は明らかに下がっていました。
「検索クエリ」では、大きく下がった「小説 ジャンル」「小説の種類」がある一方、わずかに上がっている、「小説 ジャンル 種類」「本 ジャンル 小説」「小説 ジャンル わからない」という似ているキーワードがあります。
検索需要が変化して、変化してアクセス数上位のページの掲載順位が下がったのではと思います。
検索需要はユーザーさんの変化でも、掲載順位を決めるのはGoogleなどの検索エンジンのため、専門家ではないブログ運営者では難しい取り組みでもあります。
スケジュールに沿って読書のイベント記事を更新、リライトをマメに取り組んでいましたが、もう少し細かな分析が必要だったようです。
人気記事の緊急リライトと「小説 ジャンル わからない」という新しい検索需要をテーマにしたSEO記事を更新。
できることに取り組んでみることにします。