屋根裏の住人
本当に本が読みたくなる読書のブログをご覧の皆さま、こんばんは花水由宇(hanami yuu)です。
今日は、花水由宇(hanami yuu)のノンフィクション作品『屋根裏の住人』をお届けいたします。
『屋根裏の住人』
我が家には、屋根裏の住人がいるようだ。
割と新しい集合住宅に屋根裏があるかは、わからない。
それでも、3人目の住人の存在はたしかに感じる。
夜はお帰り
屋根裏の住人は、決まって夜に電気を消す前に帰ってくる。
コンッ
コツン
この2回の音が、屋根裏の住人が帰ってきた合図。
どうやら、そのまま眠りにつくらしく足音は聞こえない。
もちろん、いびきや声も聞こえない。
朝は行ってらっしゃい
屋根裏の住人は、朝になるとどこかへ出かける。
コツン
コツン
コンッ
ちょうど目が覚めた頃、初夏の今時期なら鳥のさえずりが聞こえる。
晩秋の陽が短くなった頃なら、空が明るくなる頃。
屋根からどこかへ出かけるようだ。
屋根裏の住人は会社員?
まだ会ったことはない屋根裏の住人は、会社員なのかもしれない。
朝早くから、夜遅くまで、お仕事お疲れさまです。
どんな仕事をしているのかな?