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2025年の冬におすすめ!ストーリーに没頭できる3冊のエンタメ小説

冬におすすめ物語のストーリーに没頭できるエンタメ小説


2025年の冬は、新刊や文庫化間もない作品を中心に17冊の小説を紹介させていただきますね。

第5回は、時間を忘れて「物語のストーリーに没頭できる」エンタメ小説を紹介させていただきますね。

素適な読書ブログが集まるグループです↑

物語の世界に没頭できるリアルなエンタメ小説3冊


2025年の冬には、リアルな展開で物語のストーリーに没頭してみてはいかがでしょうか?
恩田陸さん、寺地はるなさん、八重野統摩さんの3冊のエンタメ小説は、時間を忘れて作品の中にのめり込みたくなる物語ですよ。

『なんとかしなくちゃ。 青雲編』恩田陸

なんとかしなくちゃ。 青雲編 (文春文庫)
著者 恩田陸
出版社 株式会社文藝春秋
分類 エンタメ小説
出版日 2025/10/7(単行本)
読みやすさ ☆☆★読みやすい
読書感想文 ☆☆★おすすめ
読書感想文の対象年齢 小学生(高学年)〜全世代

商売人の両親の元に生まれた梯結子は、物心ついた頃から身の回りのことに鋭い観察力を見せる子どもだった。
日常の小さな矛盾を、「なんとかしなくちゃ。」のポジティブ思考で挑む問題解決力に思わず「おぉ!」っと声が出てしまう展開です。
1970年代から90年代にかけての主人公・梯結子の活躍に、その先の続編を期待したくなるエンタメ小説でしたよ。
そういえば、あの時活躍した子は今どうしているのだろう?と周りの誰かを思い出したくなる作品です。


『ガラスの海を渡る舟』寺地はるな

ガラスの海を渡る舟
著者 寺地はるな
出版社 株式会社PHP研究所
分類 小説
出版日 2025/5/9(単行本2021/9/10)
読みやすさ ☆☆☆とても読みやすい
読書感想文 ☆☆☆すごくおすすめ
読書感想文の対象年齢 小学生(高学年)〜全世代

亡くなった祖父の遺言で、大阪の「空堀商店街」にあるガラス工房を兄妹で継ぐことになった道と羽衣子。
手先が器用で芸術肌ではあっても、コミュニケーションが大の苦手の道。
コミュニケーションが得意で持ち前の要領の良さが慕われていても、自分の中に一芸が見つからない羽衣子。
兄妹でも正反対の個性を持つ2人は、お互いと関わることが苦手で衝突が絶えない日々が過ぎていた。
そんなある日、お客さんからの珍しい注文のために2人で協力することを迫られる……。
独特な関係に見えて、身近にありそうなリアルな人間関係が他人事とは思えない世界観を見せてくれる作品です。


『同じ星の下に』八重野統摩

同じ星の下に (幻冬舎単行本)
著者 八重野統摩
出版社 株式会社幻冬舎
分類 小説、エンタメ小説
出版日 2023/10/4
読みやすさ ☆☆★読みやすい
読書感想文 ☆☆★おすすめ
読書感想文の対象年齢 高校生以上

物語の舞台は、昼間でも気温がマイナスになる真冬の北海道。
14歳の沙耶は、両親から日常的な虐待を受け、学校からも見放されていた。
孤独が続くある日、声をかけられた児童福祉司を名乗る男に付いていった建物に監禁されてしまうことに……。
自分は誘拐されてしまった、でも……今までに無かったものがそこにはあった。
主人公の目線になって、続きの展開を読み進めたくなりますよ。
北国に住む私としては、冬の風景そのもののリアルさが素敵に思えてならない作品です。




ストーリーを掘り下げた読書感想文が書けるのでは?


時間を忘れて「物語のストーリーに没頭できる」エンタメ小説を紹介させていただきました。
北国で暮らす私は、冬の情景がリアルに描かれた八重野統摩さんの『同じ星の下に』がストーリーに没頭できる1冊です。
リアルなストーリーは、学生さんの冬の読書感想文にもぴったりですよね。
人間関係を掘り下げたい展開の寺地はるなさんの『ガラスの海を渡る舟』は、小学生(高学年)から高校生まで全世代におすすめできる作品です。
主人公の活躍に注目した読書感想文には、恩田陸さんの『なんとかしなくちゃ。 青雲編』はいかがでしょうか?
物語の展開と作品に込められたテーマを掘り下げたいのは、やはり八重野統摩さんの『同じ星の下に』です。
ただ、冒頭の主人公の暮らしが悲劇的に表現されているので、読書感想文の対象年齢は高校生以上とさせていただきました。
冬の読書感想文には、ストーリーを掘り下げた読書感想文を目指すのもいいのではないでしょうか?
読書感想文向け作品の対象年齢ガイドライン2022 - 本当に本が読みたくなる読書のブログ




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