災害に備えて無人災害救難船を準備
関東を直撃した台風15号が引き起こした大規模停電は、復旧に時間がかかっています。
地震や台風が原因で起こる大規模災害は、個人での準備には限界があります。
そこで、自動運転技術を応用してフェリーを改装した無人災害救難船を配備しては?と提案してみます。
大規模停電と地震を経験して思うこと
昨年の北海道胆振東部地震を経験するまで、地震や停電と聞いても「どこか遠くで起こっている」ことのように思っていました。
昨年の地震では、震源地から離れている我が家でも経験したことのない揺れと、ブラックアウトと呼ばれる大規模停電を経験しました。
幸い停電は3日間だけで、冷房をつけなくても過ごせる季節だったので何とか乗り切ることができました。
これが、冷暖房が必要な季節に何日も停電するとなると………。
無人の大きなフェリーを浮かべておく無人災害救難船案
そこで、無人の災害救難船を浮かべておいて「勝手に駆けつけてくれる」案を考えてみました。
無人災害救難船には避難所、給水所、入浴施設、自家発電、給水車と電源車を配備
例えば、新日本海フェリーが2017年から運行を始めた「らべんだあ」という197.5メートルもある大きなフェリーがあります。
定員600人、トラック150台と乗用車22台を積み込むことができ、スポーツルーム・大浴場・サウナ・露天風呂と設備は充実。
レストラン・カフェ・グリルと調理設備ももちろんあります。
スイートルームなど大きな部屋ではなく、2〜4人用の小さな部屋をいくつも作れば1000人くらいは収容できるのではないでしょうか?
駐車場には、支援物資を積み込んだトラック、給水車と電源車を100台くらい積んでおくといいでしょう。