良いことも悪いこともあった10月
標高の高い山の紅葉とともに始まった10月。
あっという間に過ぎた気がします。
良いニュースはとても嬉しく、悪いニュースはとても残酷な出来事でした。
良くも悪くも、極端な出来事が多い秋ですね。
台風の被害は…
10月に起きた台風15号と19号は、中部と関東から東北にかけて大きな被害をもたらしました。
この度、洪水で命を落とされた方のご冥福と未だ被災生活を余儀なくされている方にお見舞いを申し上げます。
事前に進路が予想されていた台風でしたが、洪水で家屋が浸水し、電柱と電線は暴風雨で壊され、政府や自治体の予想を上回る被害が起こりました。
花水(hanami)も募金の他に役に立てることはないかと思い、防災の本を紹介させていただくこととしました。
防災の本にも書かれていますが、高度経済成長やバブルの時代に築かれた防災設備や仕組みは、最近の台風やゲリラ豪雨に対応できていないとあります。
オール電化住宅やIT機器をはじめ、暮らしの中のほとんどの物事を電気に依存しているため、停電の影響は昔に比べて大きくなっています。
政府や自治体には、新しい災害に備えてほしいものですが、時間がかかることでもあります。
それまでは、我が家でもアウトドア用品で個人防災を整えていくこととします。
ラグビー日本代表の大活躍
明るいニュースは、とても気持ちよくなれるものでした。
中でも、10月1番の明るいニュースはラグビーワールドカップでの日本代表の活躍でしょう!
試合の結果も素晴らしく、何より海外出身の選手が活躍してくれたことで、スポーツを通して私たちの「日本人観」を大きく変えてくれたのかなと思いました。
伝統的な文化も大切にしたい
新しい日本人観が芽生えたのも良いことです。
一方で、伝統的な文化も大切にしたい出来事がありました。
10月22日に行われた、天皇陛下の即位正殿儀です。
天皇陛下のお言葉にも、心を暖めていただけました。
そして、「天皇陛下万歳!」というかけ声には、天皇陛下の健康が末永く続きますようにという意味があると知りました。
改めて声に出してみると、いつも国民のためにお忙しく仕事をこなされ、悲しみに沈んでいると駆けつけて下さる天皇陛下。
国民のことを1番に考えて下さる天皇陛下を私たちも大切にします、そんな思いが込められた言葉。
何で昔は、戦争のキャッチコピーに使ってしまったのでしょう。
天皇陛下万歳、言葉の意味を正しく言える日本人でありたいなと思う10月末の秋の日でした。