図書カードと図書券の今
「図書券」というギフト券をご存知でしょうか?
JCBギフトカードや三井住友VJAギフトカードのように、額面の金額分の商品を購入できる商品券です。
30〜40代以上の方にとっては懐かし図書券、今はどんなふうになっているのでしょうか?
図書カードNEXTに進化していた
図書カードNEXT
出典: 日本図書普及株式会社 HPhttps://www.toshocard.com
発行:2016年〜
カードの種類:QRコード
有効期限:10年
額面:500円、1000円、2000円、3000円、5000円、10000円
令和の現代では、図書カードはQRコードを読み取るタイプのカードに進化していました。
日本図書普及株式会社という企業が発行していて、図書カードNEXTと呼ばれています。
発行元のサイトによると、全国の書店の中でカード読取り端末機を設置している本屋さんで本と雑誌を購入できるとされています。
オンラインで電子書籍の購入もできるんですね。
使い方は、本屋さんの支払いでカードをお渡しし、専用のカード読取端末にかざしてもらうだけです。
オンラインでは、ご自身のスマホでQRコードを読み取って支払うようですね。
図書カードと図書券の歴史
それでは、今までの図書カードはどうなっているのでしょう?
図書券
出典: 日本図書普及株式会社 HPhttps://www.toshocard.com
発行:1960年〜2005年
カードの種類:ギフト券
有効期限:なし(2020年4月時点)
こちらは、昭和の図書カードです。
30〜40代以上の方は見覚えがあるかもしれません。
紙でできた商品券のタイプの図書券です。
2005年に発行は終わっていますが、今手元にある図書券は利用することができますよ。
全国共通図書カード
出典: 日本図書普及株式会社 HPhttps://www.toshocard.com
発行:2005年〜2016年
カードの種類:磁気カード
有効期限: なし(2020年4月時点)
額面:500円、1000円、2000円、3000円、5000円、10000円
平成の時代には、図書券から図書カードへ進化を遂げていました。
こちらは、磁気カードと呼ばれ、テレホンカードと呼ばれていた公衆電話のプリペイドカードと同じタイプです。
こちらも2016年に発行は終わっていますが、今でも利用することができますよ。
図書カードNEXT
出典: 日本図書普及株式会社 HPhttps://www.toshocard.com
発行:2016年〜
カードの種類:QRコード
有効期限:10年
額面:500円、1000円、2000円、3000円、5000円、10000円
そして、令和の図書カードがQRコードタイプの図書カードNEXT。
オンラインでも本を購入できるようになりました。