本当に本が読みたくなる読書のブログ

読書好きのための本当に読みたい本が見つかる書評ブログです。小説、実用書、ビジネス書ジャンルを問わず紹介。読書にまつわる豆知識のお話、文章の書き方のお話もありますよ。

本ガチャとは?本ガチャに外れないための本選びの3つのコツ

本ガチャに外れない秘訣

読書の豆知識


今回の読書の豆知識は、SNSで見かけた『本ガチャ』という現象についてです。
本のガチャガチャ販売とは違い、もちろん外れることもあるようです。
そこで、少しでも本ガチャに外れないように本好きが実践している本選びの3つのコツも伝えさせていただきますね。

本ガチャとは?

本ガチャとは?


親ガチャ、配属ガチャ、隣人ガチャ、顔面ガチャ、国ガチャ、才能ガチャ、裁判官ガチャ……。
自分の意思で選べない物事が、運次第で決まることを指す『○○ガチャ』は、2020年代になってから多くの理不尽な物事に使われるようになりましたね。
そして、読書と本に関係した『本ガチャ』というものもあるようなんです。

○○ガチャとは?

『本ガチャ』とは、タイトルや装丁(そうてい)を見て衝動買いした本が「思っていた内容と違った」時に使われているネットスラング『○○ガチャ』のひとつです。
書店や出版社がガチャガチャを使って本を販売する「ガチャブック」「本のガチャ」とは違う意味で使われることがあります。


本ガチャはなぜ起こるのか?

なぜ本ガチャは起こるのでしょうか?
本物のガチャガチャで本を買ったなら、それは本ガチャは起こるはずです。
伊坂幸太郎さんのミステリー小説が読みたかったけど、青春小説が当たってしまった」
という感じでしょう。
ですが、本ガチャは本屋さんやAmazonで本を買った方にも起こっています。
それはきっと、「本選びが十分にできなかったから」なのだと読書家 花水由宇(hanami yu)は思うのです。


○○ガチャは本当にガチャなのだろうか?

『○○ガチャ』は、自分の意思で選べない物事に対して使われるのが本来の使い方です。
例えば、虐待をする親の下に生まれた子どもが「親ガチャに外れた」というのは正しい使い方といえます。
旅行ガチャはどうでしょう。
レビューだけではなく、旅行先の特集ブログや現地の方が発信するSNSなど複数の情報を比べてみると、旅行先の良いことも良くないことも知ることができませんか?
ただ、外れることも旅行の醍醐味であったりするので……。
なので、運の影響はあっても「自分で選択できる」ことは○○ガチャとは呼べないのでは?と思います。
そして、本選びも「自分で選択できる」ことの1つです。



本ガチャに外れないための本選びの3つのコツ


本ガチャは本選びで避けられる。
そのために本をたくさん読む私が実践している本選びの3つのコツと、最近買った本で本ガチャに外れた本がないのかをお伝えしますね。

本ガチャに外れないためにできる3つのこと
本選びの3つのコツ

いよいよ、本好きの自称読書家 花水由宇(hanami yu)が本選びの簡単なコツを伝えさせていただきます。

①読みたい本のジャンルを決める
②[書店]裏表紙のあらすじを読む
②[Amazon]内容紹介を読む
③[書店]冒頭2ページくらいを読む
③[Amazon]試し読みで読む

書店が近くにある方もAmazon楽天で本を買う方も、まずは「①読みたい本のジャンルを決める」ことが本選びでは大切です。
例えば小説なら、青春小説の世界に入り込んでストーリーを楽しみたいのか、ミステリー小説の展開を楽しみたいのかを決めてみてはいかがでしょう?
ここからが実際の本選びです。
書店で本を買う方は、気になる本を手に取ったら「②[書店]裏表紙のあらすじを読む」ことをおすすめします。
その本の内容が少し気になったら、「③[書店]冒頭2ページくらいを読む」ため本を開いてみてください。
気になる内容でも、文章表現や文字数が合わないこともあります。
Amazon楽天で本を買う方は、実物の本を手に取ることはできません。
そこで、「②[Amazon]内容紹介を読む」「③[Amazon]試し読みで読む」ことをおすすめします。
最近出版されている本のほとんどに電子書籍がありますので、書店で本を読むように数ページ読むことができます。
本を買う前に冒頭を読むことで、本ガチャに外れない本選びができるはずですよ。


本好きは本ガチャに外れないのか?

本選びの3つのコツで本を買っている私は、本当に本ガチャに外れることはないのでしょうか?
今、手元にある本を買った順に20冊並べてみます。
この中に、「思っていた内容と違った」本はありませんでした。
ただ、21冊目の本は期待していた内容と違っていたので、本好きが本ガチャに外れる確率は1/21冊の4.8%でした。
どんな本かというと、とある実用書の新装版を予算を抑えるためにメルカリで購入しました。
実際に新しく書かれた内容は20ページもなく、前に読んだ実用書とほとんど変わらない内容だったのです。
ちなみに、この時は新装版というだけで買っていました。
本選びの3つのコツを実践してなかったんですね。
反省いたします。



本ガチャのまとめ


今回SNSで見かけたネットスラング『本ガチャ』について、まとめてみました。
本ガチャは、タイトルや装丁(そうてい)を見て衝動買いした本が「思っていた内容と違った」時に使われている『○○ガチャ』のひとつです。
そして、本選びの3つのコツを実践することで、95%以上の確率で防ぐことができます。
「あと何冊読めるのだろう?」
少ないときで週1冊から、多い時で週4〜5冊の本を読む私は、1年間で80〜90冊くらい本を読んでいることになります。
残りの寿命と予算が限られている以上、気になる本を全て読めるわけではないんです。
本選びに手間をかけるのは、限られた中で素敵な本に出会うためです。
本ガチャに外れることが多い方は、、本選びの3つのコツをぜひお試しくださいね。


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