はてなブログ タグが始まる
GoogleタグやYahoo!タグのように、はてなブログでも2019年の秋からタグ機能が始まります。
はてなブログからのお知らせで、ご存知の方も多く注目されているタグ機能。
本当に本が読みたくなる読書のブログでも、タグ機能が始まったらすぐに取り入れる予定です。
その前に、Webサイトやブログでのタグの役割とメリットをおさらいしてみることにしますね。
はてなブログでタグ機能が始まる
【予告】新機能「はてなブログ タグ」をリリースします - はてなブログ開発ブログ
2019年6月のはてなブログ開発ブログからのお知らせに、便利になるなぁと思う方もいれば、タグってなに?と思う方もいらっしゃるようです。
実はこうしてタグ機能のことを書いている私も、6月から慌ててタグ機能を調べていました。
タグ機能やタグ付けを調べていると、どうもブログのアクセスアップにつながることを知りました。
そこで、タグ・タグ機能・タグ付け・タグマネージャーなど今回のはてなブログのアップデートに合わせて調べたことをまとめてみました。
タグ機能ってなに?
タグ機能のブログでのメリットに触れる前に、私も詳しく知らなかったインターネット用語のタグについてまとめてみました。
タグの本来の意味
タグ(英:tag)は、荷札や付箋が本来の意味で紙でできた仕分け用の札のことです。
インターネット用語のタグ
一方で、インターネットを利用する私たちに身近な「タグ」も紙ではないだけで目的は同じです。
インターネット用語のタグは、Webサイトやブログに書かれた文章の情報を利用するユーザーが検索しやすくするため単語や短いフレーズのことです。
TwitterやInstagramでは、#(ハッシュタグ)で投稿したツイートや画像の特徴を表して、多くのユーザーに見つけやすくする目的で利用されています。
タグ付けとタグ機能のメリット
Webサイトやブログのページにタグを付けることを「タグ付け」といいます。
いよいよ本題、タグ付けとタグ機能の効果です。
ブログのタグ付けのメリット
例えば、推理小説に登場する探偵の2つのタイプ - 本当に本が読みたくなる読書のブログはミステリ小説に登場する探偵役の特徴をまとめたお話です。
ミステリ作家の坂木司さんの作品を例に紹介させていただき、はてなブログでタグにあたるカテゴリは次のようになっています。
「読書コラム」
「小説」
「ミステリ小説」
「坂木司」
4つもタグが付いていると複雑に思えます。
見方を変えると、○は読書全般に興味のある方にとっては「読書コラム」。
読みたい本を探している人にとっては「小説」、「ミステリ小説」について書かれたページ。
坂木司さんのファンの方にとっては、「坂木司」について書かれているページになります。
もしかすると、ユーザーの方がもっと多くタグを付けてくれるかもしれません。
1つのテーマで書かれたWebページでも、読む方が1つの情報を求めているとは限りません。
タグ付けをすることで、1つのWebページをいくつもの目線で見ることができます。
タグ付けで検索されやすくなる
1つのWebページにいつくものタグがつくことで、また別の効果もあります。
Googleやyahoo!の検索エンジンで検索されやすくなること。
つまり、SEOに強くなることです。
Webサイトやブログを書いていると、予定していた読者さんの層と違う方に多く読まれていたり、テーマとは違うキーワードで検索されていたりすることもあります。
理由は、書く側がテーマにしていたことと、読む側が求めていたことに差があったからでしょう。
Webサイトを読む側のユーザーの方がタグ付けをしてくれることで、書く側と読む側の差は縮まります。
そうなると、検索エンジンで検索されやすくなり、より多くの方にWebページを読んでいただけることにつながります。
大手検索エンジンのタグマネージャー
タグマネージャーとは、「効果計測タグ」「ツール連携タグ」「イベント取得タグ」など複数のタグを一元管理するツールです。
難しい用語が出てきましたが、タグ機能をWebサイトで簡単に利用できるツールのことです。
無料で利用できるタグマネージャーがなかった頃は、それぞれのWebサイトがタグ専用ページを作成したり、有料のタグ機能サービスを利用していました。