気になる小説の紹介 初夏の小説3冊
またまた気になる本の紹介コーナーです。
今日は本屋さんで見かけた2冊の本と、池上彰さんの『考える力がつく本』で著名な方に読者の多いカラマーゾフの兄弟を取り上げてみました。
読んでみたい小説
三途の川で落しもの
タイトルの通り生死を分ける三途の川での物語になり、世界観が面白く思わず手にとってみました。
なぜ三途の川に行くことになったのかわからない小学生が主人公の物語です。
最初の数ページを読みましたが、思わず引き込まれていく内容でしたよ。
今読んでいる本を読み終わったら買おうと思っている小説です。
給食のお兄さん
こちらもタイトルが気になり手にとってみた本です。
私が小説を見つける時はこのパターンが多いですね。
一流の料理人の青年が給食のお兄さんとして学校で働くことになったという物語です。
少し前のドラマに似ているストーリーですが、関係しているんでしょうか?
シリーズものになっていて3作目までありますが、私はまず1作目を読んでみたいですね。
小説にまつわるお話
小説って?
小説は英語ではfiction(フィクション、物語)と訳され、実際には起こっていない空想を描いた物語とされています。
日本の小説の歴史は古く学校の歴史の授業で暗記する、紫式部の源氏物語が現代の恋愛小説的な物語の始まりではないかと言われています。
芥川賞と直木賞の違い
日本では明治時代に小説がはっきりと定義され、第2次大戦後までは小説を含む文学がはっきり線引きしていました。
最近は線引きされて区別されなくなりましたが、物語の中で芸術的な要素の強いものを純文学、娯楽的な要素の強いものを大衆文学として分けられています。
1年間で出版される小説
日本国内で1年間で出版される本の数は2016年の時点で年間80000冊だそうです。
その中で小説を含む文学作品は13000冊です。
製本されて出版されるのが13000冊なので、企画で終わってしまった本やネット小説も入れるともっと多くなりますよね。
これだけ現実世界とは別の世界が多くの人の頭の中で広がっていること、出版やネット投稿で読者と共有できることは不思議な感覚です。
世の中の小説の中の世界を全てつなげたら、どれくらいの広さと人の暮らしがあるのでしょうか?
なんて想像したりもします。
きっと、ジャンルも世界観も異なる広い世界が広がっているのでしょうね。
気になる本の紹介~初夏シリーズでした。