健気な謎の生き物のお話
今日はドライブ先で出会った、健気に生きる謎の生き物のお話です。
緊急速報、正体不明の生き物と遭遇
本の紹介の連載途中ですが、ここで緊急速報です。
そう言っても、緊急速報なんて言葉を使ったら怒られてしまいそうな話題の報告です。
虫が苦手な方は見ないで下さいね。
休日のドライブでパーキングエリアに寄ったときに見つけた正体不明の虫(?)です。
頭の方は蝉に似ていて、爪のついた6本の足、お腹の方にはイモムシのような姿です。
長さは5〜7cmくらいで、発見したのは池に続く坂になった原っぱでした。
生き物に詳しい方でわかる方がいたら教えて下さい。
相手を知らないと…
何と呼んで良いのかわからないので、ひとまず「彼」と呼びましょう。
彼はおそらくですが、暮らす場所が違うのか、あるいは体が不自由なのか、それはわかりませんが草に絡まる体を引きずりながらせっせと坂を登っていました。
どこへ行きたいのか?どこへ行くのか?私にはわかりません、彼にとっては私に知ってもらわなくてもいいのでしょうが。
草の中を動くには爪のついた足は不便にも思えます、長いお腹も歩くことには向いていないでしょう。
それでも彼は坂を登ります。
そして、登りきると少し休憩、疲れたのでしょうか?
坂を登る姿が健気で、思わず登りきるまで10分間応援してしまいました。
暮らす場所が違うのか、体が不自由なのか、彼を知らない私には何に困っているのかも知ることができません。
健気な姿を応援したい反面、相手を知らないと何もできないんだなぁとも思います。
そして、知らない相手でも、「生きていて、暮らしている」んだと………。