暦の上では春到来、季節も春到来
3月に入ると、関東関西では花が咲き始める季節なのでは?
こちらで花が咲くのは、あと1カ月以上先ですが、雪が解けて、土や道路のアスファルトの匂い、雪解け水や車の排気ガス、スーパーやコンビニのゴミ箱の臭いにも春を感じられる季節です。
春だと思い込むこと
昨年の2月に、こんなお話
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をさせていただいたことを思い出しました。
「春だと思い込む」
日本の暦では、2月の節分を過ぎると暦の上では「春」になります。
ですが、2月の北国は猛吹雪とマイナスの気温で冬真っ盛り。
それでも、全国のニュースでは梅が咲いたり、作物が旬を迎えたりと春の訪れを感じます。
それなら、全国に合わせて「春だと思い込む」ことを昨年から始めてみました。
春だと思い込むと春は来る
「春だと思い込む」
そうすると春が来る。
これは、昨年体験したこと。
春だと思い込むと、気温が上がり、季節外れの暖かな日も増えてきます。
雪が降ったとしても…「春なのにしつこいなぁ」と受け流すこともできます。
そして、3月になると春がきます。
春が来ないことは…ないのだから
春が来るのは当たり前のこと、花水(hanami)が生まれて、北国で暮らして春が来なかったことはありません。
何年か前に冬の愚痴を毎日言っていると、ある人に言われたことがあります。
「春が来ないことは…ないのだから」
もちろん、当たり前のことではあります。
雪と寒さに閉ざされた世界がずっと続くものと、勝手に思い込んでしまっているんですね。
だから寒が苦痛で、雪が降ると気分が下がってしまう。
逆に、暦どおりに「もう春が来た」と思い込むことで、春の訪れを楽しみながら待つこともできる。
同じ待つなら、楽しみながらの方が幸せ。
雪が溶けたら、どこに遠出しようかな、今年のキャンプは何をしようかなと楽しみながら待っている方が気持ちも明るくなれます。
空元気(からげんき)には要注意
ただ1つだけ、気をつけていることもあります。
暖かさを喜ぶあまり、先走ってしまったり、突拍子もないことを始めてしまうこと、大切なことを閃きと気分だけで決めてしまうこと。
これらを最近、「空元気(からげんき)」と呼んでいます。
先走ってキャンプ用品を揃えても、行くのはもっと先。
突拍子もないことを始めても続かなかったり。
何の考えもなしに決めたこと、うまくいかないとこともあります。
この季節に、ひらめきと気分だけで決めたことはあまり上手くいかない。
今までの経験から、「空元気(からげんき)」と呼んで気をつけるようにしています。
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