本当に本が読みたくなる読書のブログ

読書好きのための本当に読みたい本が見つかる書評ブログです。小説、実用書、ビジネス書ジャンルを問わず紹介。読書にまつわる豆知識のお話、文章の書き方のお話もありますよ。

春の読書におすすめ、ためになる一般教養と雑学の本2021

新しい生活とこれからのためになる本


恒例の「春におすすめの本」コーナー。

「新しい生活」が始まり、新型コロナと向き合いながらの「これから」の暮らしに不安もあります。

そこで、春からはじまる新しい生活とこれからに役立つ、実用書、思想と哲学・考え方の本、一般教養・サブカルと雑学の本、ビジネス書・政治と経済の本、読書の効果と読書術の本、ノンフィクション・エッセイ、小説の7つのジャンルを紹介させていただきますね。

これからのためになる一般教養


新型コロナで、世の中は大きく変わりつつありますが、一般教養のジャンルからはお話の「ためになる」本を選ばせていただきますね。

「くすっ」と笑えて、「へぇ〜」とためになる本を選んでみましたよ。



ためになって話題になる3冊の一般教養、雑学とサブカルの本


一般教養の分野はとても広いので、「歴史」「怪談と医学」「高齢化社会」をテーマにした3冊の個性的な本を選ばせていただきました。

『絶対に挫折しない日本史』古市憲寿

辛口コメントで人気の社会学古市憲寿さん。

今回は、日本史についてひと言あるようですよ。

大河ドラマ歴史小説は好きでも、日本史は苦手な方へ向けた日本史の本が『絶対に挫折しない日本史』。

固有名詞と年号を減らして、「流れでわかる歴史」をテーマに、古代から現代までの歴史をおさらいできる1冊です。


『怪談に学ぶ脳神経内科駒ケ嶺朋子

怪談は、いわゆる「オカルト」と呼ばれ、科学とは相容れない分野として長年対立しています。

そんな怪談を医学の目線で、医学を怪談の目線で解説してくれる本が『怪談に学ぶ脳神経内科』。

医学用語で解説されているので、読み進めるのには難しいのですが、話題になるのは間違いないでしょう。


『くそじじいとくそばばあの日本史』大塚ひかり

タイトルに思わず目がいってしまう1冊が『くそじじいとくそばばあの日本史』です。

昔々の、お爺さんお婆さんというと背中が丸まっていて穏やかで優しそう、誰もがそんなお年寄り像を思い浮かべます。

ですが、100歳を過ぎても政界に君臨した大御所、夜のエピソードが語り継がれる一休さんなどパワフルで年齢を感じさせないユニークなお年寄りの実話が盛りだくさんな1冊です。



今も昔も世の中の問題は変わらない


3冊の中で花水(hanami)がおすすめしたいのは、大塚ひかりさんの『くそじじいとくそばばあの日本史』です。

高齢化社会や、ご高齢の方と若い世代の世代間ギャップが問題になってしばらくたちます。

実は、遡ること500年以上前から、高齢化社会の問題は話題になっていました。

読んでみて、ワイワイ話したくなる1冊ですよ。



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