本当に本が読みたくなる読書のブログ

読書好きのための本当に読みたい本が見つかる書評ブログです。小説、実用書、ビジネス書ジャンルを問わず紹介。読書にまつわる豆知識のお話、文章の書き方のお話もありますよ。

2024年の読書の秋におすすめ、暖かい気持ちになれる素敵な小説

2024年の読書の秋におすすめの小説

読書の秋
昔からいわれている読書の季節は、なぜ本が読みたくなるのでしょうか?
それとも、本が必要になるからなのでしょうか?
2024年も、「実用書」「思想・哲学、考え方の本」「一般教養、サブカルと雑学の本」「ビジネス書、政治・経済の本」「読書の効果と読書術の本」「エッセイ、ノンフィクション」「小説」の7つのジャンルから、読書の秋におすすめしたい本を選ばせていただきますね。
第7回は、「暖かい気持ちになれる」をテーマに、登場人物、メッセージ、ストーリーの暖かい小説を紹介させていただいきますね。

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秋だから暖かい気持ちになれる本は?


遠くに見える山の輪郭は薄くなり、水々しかった木の葉はすれ違う度に痩せたように色褪せる……。
秋を悲しく表すなら、いくつもの言葉が思い浮かびます。
なぜなら、もうすぐ寒い冬が来るから……。
そこで、読書の秋には「暖かい気持ちになれる」をテーマに小説を紹介させていただきます。




暖かい気持ちになれる、読書の秋におすすめの「小説」


暖かい気持ちになれる小説は、伊与原新さん、喜多川泰さん、小川糸さんの3冊を選ばせていただきましたよ。

『八月の銀の雪』伊与原新

八月の銀の雪(新潮文庫)

会話が苦手で就職活動に苦戦する大学生、生まれつきの病気を抱える娘をもつシングルマザー、憧れの役者になれず帰れない会社員の男、彼氏に酷い振られ方をした女性、原発関連の仕事に従事していた男。
世の中の波に飲まれた登場人物が知ったのは、地質の秘密、動物の本能、植物の生態、気候を利用した歴史……。
都会の喧騒で疲れ切った心を癒してくれる、自然と科学の5つの物語。
ドラマ化で話題の『宙わたる教室』の作者 伊与原新さんの最新作です。


『賢者の書 (新装版) 』喜多川泰

賢者の書 (新装版) (喜多川 泰シリーズ)

生きる道に迷った中年男性アレックは、旅先で偶然出会った少年サイードから、とある9人の賢者の話を聞くことになる。
9人の賢者は、少年サイードを通して、アレックを諭すように語り始めた……。
ビジネス書とも呼ばれ、哲学的な考え方の本でもあるファンタジー小説『賢者の書 (新装版) 』。
周りが冬に見える冷え切りそうな心でも、優しいロウソクの光のような教えが1つ1つ灯り始める物語です。


『小鳥とリムジン』小川糸

小鳥とリムジン

小川糸さんの『食堂かたつむり』『ライオンのおやつ』に続く、暖かい食事が人の心に染みる物語。
行き場をなくしていた10代の頃から、主人公の小鳥に仕事として介護を依頼してきたコジマさん。
その仕事も、ある日突然終わりを迎えた。
仕事帰りにいつも通り過ぎていた、いつかは訪れたかったお弁当屋さん。
もう、この道を通ることはないのかもしれない。
灯りが漏れ、薫りが立ち込めるドアの向こうにあったものは……?




読書の秋におすすめの


寒さが迫る秋、読者の皆さまはどの小説に寄り添ってほしくなりましたか?
花水(hanami)は、小川糸さんの『小鳥とリムジン』です。
本当は、冬におすすめの本で紹介したかった作品なのですが、待ちきれずに紹介してしまいました。
食堂かたつむり』と『ライオンのおやつ』も合わせて、3冊で楽しまれてはいかがでしょうか?


2021年/2022年/2023年の読書の秋におすすめした小説

www.yu-hanami.com
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