カルロス・ゴーン氏の残した保釈金15億円の使い道は?
日産元会長カルロス・ゴーン氏が、日本を不法出国してから1カ月が過ぎました。
未だに、テレビやネットのニュースで取り上げられていますよね。
そこで、本当に本が読みたくなる読書のブログでもTwitterでアンケートを募集させていただきました。
テーマは、「報道での追及」と「保釈金15億円の使い道」です。
カルロス・ゴーン氏の追及は難しい
カルロス・ゴーン氏が日本を離れてから1カ月が過ぎました。
メディアには、未だに逃走方法や今後の責任追及について専門家がコメントを残されています。
本当に本が読みたくなる読書のブログのTwitterで行ったアンケートでも、追及した方がいいという意見が1位でした。
カルロス・ゴーン氏の日本不法出国に関する報道について、どう思いますか?#拡散希望 #カルロス・ゴーン #不法出国 #保釈金
— 花水由宇 (@hanami_yu) 2020年1月27日
アンケートにご協力いただいた方には、とても申し訳なく思うのですが、花水(hanami)は追及しても仕方がないと思います。
理由は、ゴーンさんがご自分で戻られることはないでしょうし、レバノン政府が引き渡すこともないでしょう。
それよりも気になるのが、ゴーンさんが残した莫大な保釈補償金15億円の使い道です。
保釈金15億円はどう扱われるのか?
ゴーンさんが保釈されるときに納めた保釈補償金15億円は、逃走が明らかになった時点で国に没収されることが法律で決まっています。
刑事訴訟法第96条
保釈を取り消す場合には、裁判所は、決定で保証金の全部又は一部を没取することができる。
引用:e-Gov法令検索
保釈金の使い方は、国庫の雑収入に入るようですね。
国庫は国のお財布なので、私たちの所得税や消費税、政府が調達したお金の全体のこと。
その中で、名前がついていない安定していない収入を「雑収入」と呼んでいます。
ちなみに2017年の国庫の雑収入は、35億2731万0622円あったと発表されています。
参照:財務省HP平成30年度 平成30年9月分 国庫歳入歳出状況 : 財務省
雑収入全体が35億円なら、ゴーンさんの保釈補償金15億円はかなり大きな収入になりますね。
保釈金15億円の有効な使い道は?
法律では、国の収入なので税金と同じように使われる保釈補償金15億円。
金額が大きいため、他に有効な使い道をTwitterのアンケートで集めてみました。
カルロス・ゴーン氏の保釈金15億円の使い道アンケート。#拡散希望 #カルロス・ゴーン #不法出国 #保釈金
— 花水由宇 (@hanami_yu) 2020年1月27日
被災地復興の費用に使う
出所は気にせずお金はお金、被災地復興に使おう!
こちらがアンケート2位でした。
ゴーンさんが罪に問われている内容は、本当のところ多くの国民の方にとって暮らしにあまり影響しないものです。
被災地復興に使われるなら、ゴーンさんもスーツケースで逃亡されたことを誇りに思えるのではないでしょうか。
純金15億円分のゴーン像を建てる
こちらは冗談で考えた回答でしたが、アンケートの結果は2位でした。
15億円相当のカルロス・ゴーン像、大きさはどのくらいなのでしょう。
金1gはおおよそ6000円くらいで取り引きされているようです。
保釈補償金15億円なら、250kg。
西伊豆土肥金山というところに、ちょうど同じ大きさの金塊があるようですね西伊豆土肥金山。250kgの金塊に触れて非現実を味わう。 | むぎはるのちょっとおいしい話。
見た目だけで比べてみると、ちょうど2〜3才のお子さんくらいのカルロス・ゴーン像が出来上がります。
関西国際空港に置いてはいかがでしょうか?
被災地復興に使って欲しいな
純金のカルロス・ゴーン像は別として、国の収入に入ってうやむやになるなら、15億円全額を被災地復興に使ってほしいなと思います。
ゴーンさんにとっても、「年末に日本を騒がせましたね」とお詫びの気持ちが残せるのではないでしょうか?