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夢に出てきたモナコ公国が気になって

モナコ公国って?



昨日に見た夢に、モナコ公国という国が出てきました。

もちろん、旅行で行ったこともありませんし、知り合いもいません。

名前だけは、なんとか覚えていたような、いなかったような。

気になるので調べてみましたよ。

モナコ公国から執筆依頼を受ける夢



賃貸マンションの6階にあるワンルームの仕事場は、平均収入を下回る暮らしが長かった私にとっては、とても贅沢な持ち物だ。
仕事場といっても、8畳の洋室の広い窓側に作業場兼応接用のテーブル、テレビとソファがあるだけでスペースを使い切ってしまうほど手狭な部屋でもある。
それでも、2面の窓は南と西を向き、学生の頃にあこがれていたロフトは、肩こりが酷いときの休憩に調度いい。
都心から離れていても、地下鉄まで徒歩圏内でアクセス良好、南向きの窓から遠くに海、西向きの窓には時々飛行機が見える飽きない空間だ。

「花水さん、モナコ公国からPRコラムの依頼が届いています。契約書がこちらのようですよ」

自己紹介が遅れてしまいました。
出版社と契約する作家 花水由宇は、実話を元にしたデビュー作が人気となって、続編や関連作品もそこそこ本屋さんで取り扱われている物書きをしている。
何10万部も売れるお金持ち作家さんとは程遠く、ごくごく平均収入付近の暮らしができる程度が実情だ。

今日は、連載作品の構成日で出版社から担当さんが出向いてくれていた。

モナコ公国?何のコラムなのかな。これ、何語?モナコ語?」

テーブル越しには、英語に見えた書類にはアルファベットに見えても読めない単語ばかり、ハングルやアラビア語ではないことはわかっても、何が書いてあるかは全くわからない。

「上役からは、内密ですが国王直々の依頼だそうですよ」

「何それ、炎上したら作家生命の危機でしょ。ここ契約金かな、30000€ってある」

「3万ユーロだから、450万円でしょうか?」

「いやいや、¥と間違ってるでしょ。3万円の書き間違いだよ」

書類に書かれた30000€、1ユーロ140円の為替なら420万円、それはない。
なぜなら、私の雑誌コラムの契約は1ページ2万円前後が相場だから。

さらに、政治絡みなら良く書いても悪く書いても必ずどちらかに批判され、中途半端な甘い記事を書くと両方に避難される。
ネタの選び間違いで、政治家にも目をつけられて作家生命が途絶えてしまった知り合いもいる。
ところで、モナコ公国ってどこにあったっけ?
たしか、オリンピックでは見たような……ないような。



正式名称はモナコ公国

国名)モナコ公国(Principauté de Monaco)
公用語)フランス語
政治)立憲君主制モナコ公 アルベール2世
地理)西ヨーロッパの地中海沿岸
歴史)1228年建国、フランス革命第二次世界大戦で度々主権を奪われ、その後回復
経済)国民総所得は18万3150ドル(2008-2009年)世界で最も裕福な地域の1つ、観光業が盛ん

モナコ公国は、地中海に面した湾港都市で街1つが1つの国とされている小さ目の国。

政治は日本と同じ立憲君主制で、国家元首は王様ではなくアルベール2世モナコ公と呼ばれる方でした。

今回は夢でしたが、いつか書き物を仕事にしながら暮らせる日を夢見る花水由宇(hanami yu)でした。


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