ネット中傷と正しい情報の発信
先日、ほとんど毎週見る「ザ!世界仰天ニュース」で取り上げられていたテーマに思うところがあったので書いてみました。
テーマは、2017年に起きた東名高速道路での危険運転による死亡事故の犯人家族に間違われた一家の出来事。
危険運転致死の犯人の家族に間違われネット中傷を受けた
この事故そのものも、とても痛ましい出来事でした。
先日の「ザ!世界仰天ニュース」で取り上げられた出来事は、事故後に逮捕された石橋和歩容疑者の家族と間違われた一家のお話。
容疑者の石橋和歩氏が、九州福岡県に住んでいたことから、隣町で石橋建設工業を営んでいた石橋さん一家が容疑者の家族と間違われネットで個人情報を公開されてしまうという出来事でした。
再現ドラマでは、石橋和歩容疑者の家族と決めつけての抗議や非難の電話が鳴り止まず、会社は休業してしまいます。
子どもたちは学校にも行けず、家族はストレスでノイローゼになるまで追い詰められてしまう光景がとても痛まく、ネットで情報を発信する立場としての責任も感じましたよ。
なぜネット中傷をするのか?
悪質な事件や事故、容疑者や家族がなぜネットで非難されているのか?
花水(hanami)なりに考えてみました。
被害者と同じ目線で加害者を非難
1つは、ネットで非難する人が被害者の方と同じ目線で加害者を非難している場合。
事件や事故の被害者の方は、加害者が罰せられるまで、何らかの刑事的な罰を受けたとしても直接非難を向けることはできないでしょう。
被害者の方の代わりに、世の中の多くの方が共感して加害者を非難する。
これは、少し納得できます。
対処が不十分な政府の代わりに加害者を非難
もう1つは、痛ましい事件や事故を防げなかった政府への非難を、加害者をネットで中傷している場合。
本当は社会、ときの政府への不満を加害者へ向けているのでしょう。
私はこの場合は、非難は政府にするべきだと思います。
特に理由もない、日頃のストレス解消
そして、実際は特に理由もない場合が多いのではないでしょうか?
たまたま目にしたWebページに非難を書き込んでみる。
事件や事故そのものには、本当は怒っていないのに、その時の怒りのままに書いている。
もし、今回の石橋和歩容疑者と石橋建設工業のように無関係であった場合。
多くの書き込みで傷つく方がでると、取り返しがつきません。
やっぱり厳罰化がいいのかも
解決策は、花水(hanami)のようにネットで情報を発信する側が正しい情報を伝えることですよね。
これは、当然の取り組み。
もう1つは、非難が起きないほど厳罰化する方がいいのではないでしょうか?
そして、日本の「逮捕」=「罪人」という認識を見直す必要もあります。
逮捕は刑罰確定ではないということ
まず、事件や事故の加害者と疑われる人物「容疑者」を警察が「逮捕」しますよね。
この段階では、疑いが高いだけでまだ捜査中の段階です。
証拠が出揃うと警察は検察に「送検」して、検察で起訴されることで初めて「被告人」、犯罪の犯人の可能性が極めて高いとされます。
逮捕された時点では、疑いが高い「容疑者」でしかないと認識する必要があるのではないでしょうか。
危険運転は傷害罪
そして、厳罰化です。
私も車を運転する立場で、ドライブも大好きです。
ドライバーの中には依然「あおり運転」や「飲酒運転」をする方が少なからずいることも事実。
例えば「あおり運転」。
車は1000kgの動く鉄の塊、「あおり運転」で1000kgの動く鉄の塊を動かして他のドライバーを危険な目に合わせる。
これは包丁を振り回すことよりも、人を死なせてしまう危険があるのではないでしょうか?
包丁を振り回して人を襲えば、もちろん傷害罪や殺人未遂。
危険運転もこれくらい重い罪で対処してもいいと思えてなりません。
危険運転致死は殺人罪
そして、これは包丁を振り回すことよりも危ない危険運転で人を死なせてしまった場合。
私には、凶器で人を襲って死なせる殺人と同じではないかなぁ?と思います。
危険運転致死と殺人罪に罪の重さの差があることにも、疑問があります。
犯罪の名前は違いますが、殺人罪と同じ重さの罪で良いのではないでしょうか?
今回は花水(hanami)の普段書く内容に比べて、過激な表現だったかもしれませんね。
ですが非難が起きないほど、健全に暮らしている多くの方が納得できるほどの厳罰化は必要なのかなぁと思いますよ。
そして、ネットで情報を発信する側の私たちブロガーも、事前の情報収集が大切だなぁと責任を感じることでとありました。
追申ですがこのテーマに関連して、TOKIOの山口達也さんの強制わいせつ事件では、何と被害者個人の特定が始まっているようです。
【悲報】山口達也の書類送検を受けネットの一部では「女子高生の特定」が始まったもよう / 落ち着け、犯人は山口達也なんだ | ロケットニュース24
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