本当に本が読みたくなる読書のブログ

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文庫本の役割と単行本が文庫化されるまで

文庫本の役割は?

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文庫本、最近はコンビニにも新作や人気の文庫本が並ぶことが多くなりましたね。

読書ブログを書いている花水(hanami)ですが、新刊の作品よりも文庫本を買う機会の方が多くあります。

そこで、今回のテーマは単行本が文庫本になるまでと文庫本の役割のお話をさせていただきますね。

文庫本って?

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文庫本は既刊の単行本が、今後多く読まれることを見込んで、小さく廉価にした書籍。

文庫本が初めて出版されたのは1927年の岩波文庫

出版社ももちろん商売、単行本の売れ筋の良いうちは文庫化されませんよね。

読者としては、文庫化は早い方が嬉しいですよ。



単行本が文庫化されるまで

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初版から文庫化

最近ではミステリー小説やライトノベルで、初版から文庫本で出版される「いきなり文庫」という出版もあります。

池井戸潤さんの『アキラとあきら』『アキラとあきら』池井戸潤を大紹介! - 本当に本が読みたくなる読書のブログは、有名作家さんの初版が文庫本ということで注目を集めました。

単行本はどのような流れで文庫化されるのでしょうか?


文庫化されるまでの流れ

単行本が文庫化されるまでの流れには、⑴単行本の出版からの期間、⑵何らかのイベントの2つが影響するといわれています。

⑴単行本出版からの期間、数年前までは「3年以上」が常識といわれていました。

最近では、この3年をあまり意識せず、1〜2年で文庫化される本もあるようです。

2つめの、⑵何らかのイベントで文庫化が早まることもあります。

単行本の小説が映画化されるときには、より多くの方に作品を知ってもらうため文庫化を急ぐことがあります。

池井戸潤さんの『下町ロケット』がそうでしたね。

また、続編が発表されることも文庫化が早まることつながります。

出版数の多い有名作家さんでは、文庫化の期間も早いことはそのためでしょう。



文庫本は本に出会うきっかけ

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すぐに読みたい本以外は、文庫本にお世話になっている花水(hanami)。

人気の作品がいつ文庫化されるのか、楽しみにしています。

小説以外にも、実用書やビジネス書を新品で購入すると1200〜2000円はします。

文庫本では、600〜900円で販売され価格は半分。

1冊の価格は抑えられますが、「文庫本なら試しに読んでみよう」と思う方も増えるのではないでしょうか?

私も、今まで購入を待っていたビジネス書が文庫化されると買うこともあります。

ネットでの情報で本の内容を知ることはできます。

それでも文庫本は、読者が作品に出会う役割も担っていますよね。


文庫本に関する記事はこちら↓
www.yu-hanami.com
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