書評ブログは読書ブログに含まれる
「書評」のことを私のブログでは「本の紹介」と呼んでいますが、今回のようなブログ運営関連では書評という言葉を使うことにしています。
いつもブログ運営の参考にしようと、ブログについて調べている花水(hanami)。
読書に関するブログは「書評ブログ」と呼ばれていたり、「読書ブログ」と呼ばれていたりします。
そこで、今回は書評ブログと読書ブログとは何なのかをまとめてみましたよ。
書評ブログと読書ブログの定義
そこで、まずは書評ブログと読書ブログの違いを明らかにしてみますね。
目的は「書評ブログ」と「読書ブログ」の呼び方に違いはあるのか?
もし、違いがあるとしたらどのようなものが「書評ブログ」、「読書ブログ」の違いになるのかの2つです。
書評ブログとは?
書評ブログは、「書評」を記事の中心にしたブログ。
書評という文章のことは、以前こちらのお話にまとめてあります。
書評とは、発行・発表されている作品の論評や感想をまとめた文章
感想文と大きく違う点は、「客観的な視点」で書かれていて、作品の「概要がまとまっている」ということです。
書評とレビューは同じもの?それとも違うもの? - 本当に本が読みたくなる読書のブログ
つまり、書評ブログは「本の紹介文が書かれた記事がほとんどを占めているブログ」ということでしょう。
読書ブログとは?
また、読書ブログと呼ばれるブログもあり、花水のブログも読書ブログを名乗っています。
他の方にも、読書ブログを名乗っておられる方も見かけますが、読書ブログはどんなブログなのか?は私も含めてそれぞれ異なります。
そこで、はてなブログの読者さんの中で私のように読書ブログを書かれている方々の共通点を見つけたので、いくつかまとめてみました。
読書ブログに書かれている7つの記事
読者さん全てではありませんが、共通して書かれていた記事は次の7つでした。
①本の書評、感想、紹介記事
②読んだ本の考察
③読んだ本の実践例
④本にまつわるエピソード
⑤書店や図書館の紹介
⑥読書に関する考察(効果や歴史、豆知識など)
⑦読書会や読書サークルの報告
読書好きの方が運営されていることもあり、多くの読書ブログで「①本の書評、感想、紹介記事」は必ず書かれていました。
また、「②読んだ本の考察」「③読んだ本の実践例」は、本の種類の違いはありますが、ビジネス書なら「なぜビジネスの役に立つのか?」といった本の内容を深く掘り下げた考察。
「ダイエットに取り組んでみた」といった、実用書の取り組みを書かれています。
④⑤⑥⑦の部分が、それぞれのブログによって個性が現れる記事ではないでしょうか?
私のブログでは、「④本にまつわるエピソード」「⑥読書に関する考察(効果や歴史、豆知識など)」の記事を主に書いています。
また、「⑤書店や図書館の紹介」で素敵な本屋さんや便利な図書館を紹介されている方、「⑦読書会や読書サークルの報告」で読書に関する活動を紹介している方もいらっしゃいます。
読書ブログは、読書好きの方が書かれる「①本の書評、感想、紹介記事」を含む他は、読書や本にまつわる内容であればブログによって取り扱う内容が変わっています。
読書ブログの定義
そこで、読書ブログの定義をまとめるなら次のようになるのでは?
読書ブログとは、「本の書評、感想、紹介記事を含んだ、読書関連の情報を取り扱うブログ。書評型ブログ、生活・実践型ブログ、考察型ブログ、報告・情報提供型ブログがある」。
読書ブログの中に書評ブログは含まれる
読書ブログが大きなカテゴリーで、その中に書評ブログが含まれます。
書評型ブログ、生活・実践型ブログ、考察型ブログ、報告・情報提供型ブログは細かく分けたカテゴリー。
先ほどの6つの記事の割合で決まります。
書評ブログ=書評型ブログ
書評型ブログは書評ブログのことです。
6つの記事の種類の中で、①本の書評、感想、紹介記事を多く、またはほとんど全ての記事を占めているブログです。
生活・実践型ブログ
生活・実践型ブログはビジネスの仕事への活用や、ダイエットの実用書の効果を暮らしの中で試してみたなど、③読んだ本の実践例を多く更新されているブログ。
暮らしの中で、④本にまつわるエピソードにまつわるお話をされることも多いようです。
考察型ブログ
考察型ブログは、伏線や著者の思いを察して物語を掘り下げたりした②読んだ本の考察を多く更新されているブログ。
「読書とはなんなのか?」という、⑥読書に関する考察(効果や歴史、豆知識など)に分類される哲学的な考察を書かれることもあります。
報告・情報提供型ブログ
報告・情報提供型ブログは、読書にまつわる情報の提供や活動の報告を行なっているブログ。
⑤書店や図書館の紹介、⑥読書に関する考察、⑦読書会や読書サークルの報告の3つが多いブログです。
もちろん、この分類は花水(hanami)が作ったものなので、もっといい読書ブログの定義があるかもしれませんね。
読書ブログと書評ブログの違いを明らかにさせていただいたところで、次回の「読書ブログはどのような運営が向いているのか」のお話しに移ります。