令和〜幸せを大切な人に、その中で生きる
本当に本が読みたくなる読書のブログをご覧の皆さま、こんばんは花水由宇(hanami yuu)です。
令和元年、あけましておめでとうございます!
平成最後の書き置きをした後、令和最初に何を書こうかなぁ。
どんな令和時代を過ごしたいかを書き残しておくことにしますね。
人を幸せに、自分も幸せを感じるためには…
「令和は大切な人と幸せを」
令和での生き方のテーマにします。
そこで、生活の中で「どんな生き方」が幸せにつながるのか?
先月、仏教の本の中から「十善戒(じゅうぜんかい)」という行動を取り上げてみました。
十善戒は、①殺生しない、②盗まない、③性において淫らな行為をしない、、④嘘をつかない、⑤意味のない流行り言葉を使わない、⑥悪口をいわない、⑦二枚舌を使わない、⑧貪らない、⑨愚痴らない、怨みや妬み羨み怒りの心を持たない、⑩愚かな考えをおこさないの10個の行動のお手本です。
私は、①②③④を「最低限生きていくのに必要」、⑤⑥⑦を「世の中で暮らしてゆくのに必要」、⑧⑨⑩を「幸せを感じるために必要」と3つの段階に分けられるのでは?と思いました。
本で見つけることができなかった花水(hanami)は、お坊さんに質問、悩み相談できるQ&Aサイト - hasunoha [ハスノハ]というお坊さんに質問ができるサイトに投稿して教えをいただくことに…
すると、あるお坊さんから「十善戒は身口意という行動・言動・気持ちで分けられている」と貴重な回答をいただくことができました。
身口意とは?行動・言動・気持ちの働き
そこで、手元にあった本の中で「身口意(しんくい)」と書かれている本がないかを調べてみることに。
ところどころに「この教えは身口意(しんくい)の身で………」と書かれている本が多く、実は仏教の基本的な考え方だだたんだぁと改めて思います。
ちょうど3冊目で、1つの項目で詳しく解説されている本を見つけました。
身口意(しんくい)
仏教では、人の活動を次の三種類に分けます。
体で行うこと(身、しん)
口で行うこと(口、く)
心で行うこと(意、い)
この身口意の働きを「身口意の業」と言います。
さらに身口意の業には、善悪があります。
つまり、身口意の業には、善業・悪業がある、ということです。
鳥沢廣栄『ブッダが死ぬ前に繰り返し説いた 悩みに強くなる考え方』第3章 自己改革の助けになる仏の教えp97〜p99
悩み事解決は「悩む前」に「悩みに備える」習慣を持つことが大切 - 本当に本が読みたくなる読書のブログ
そういえば、十善戒(じゅうぜんかい)の教えも鳥沢廣栄さんの本から紹介させていただいていました。
わかりやすいだけではなく、大切な内容は詳しく解説されている。
とっても良い本ばかりですね。
もし鳥沢廣栄さんに直接質問をしてしまうと、「本に書いてあるので、よく読んでみて下さい」と叱られてしまいそう。
身(しん)〜行動
「身(しん)」は、体で行うこととあります。
周りの人にも見える、その人の「行動」のことですね。
十善戒では、、①殺生しない、②盗まない、③性において淫らな行為をしないの3つが当てはまります。
確かに、①暴力的で②盗み癖があって③性的に乱れていると、「ちょっと…」と思われることでもありますよね。
世の中の法に触れると、犯罪として扱われる内容でもあります。
口(く)〜言動
「口(く)」は、口で行うこと。
見ることはできませんが、聞くことができる「言動」のことですね。
十善戒では、④嘘をつかない、⑤意味のない流行り言葉を使わない、⑥悪口をいわない、⑦二枚舌を使わないの4つが当てはまります。
こちらも悪い意味では、④嘘つきで⑤言葉遣いが悪くて⑥悪口ばかりで⑦コロコロ言うことが変わっていると、「信用ができない」と思われてしまうでしょう。
幸せにつながるのは身口意の「意(い)」〜気持ちを整えること
行動と言動は、毎日することで暮らしの中で取り組みやすい部分でしょう。
難しいのは、気持ちの部分だと思います。
どうしても周りと比べたくなったりするのが、私たち人間の仕方のないところ。
一時、「羨ましいなぁ」と思うことがあっても仕方ない。
後々まで、ずっと思い続けて頭の中に残らないようにしないとですね。
身口意の「意(い)」、気持ちを整えることが生きていく中で幸せを感じることができるポイントなのかなぁと感じます。
令和の時代、幸せを感じながら生きていきたいと思います。