やっぱりそうだった!お酒を飲んで現れるのは「本性」だった
飲酒運転はなかなか減らないようですし、お酒を飲んでのトラブルが報道されることも変わらないようです。
そこで最近、ネットニュースで見かけたお酒のお話をさせていただきますね。
お酒でトラブルを起こす人は元々問題ある人
飲酒運転、暴力・パワハラとセクハラなどお酒を飲んでのトラブルは絶えません。
ですが、どんなに酔っていても他の人に迷惑をかけない人がほとんど。
「普段はいい人なのにお酒を飲むと…」
これは、昔から言われていることですが、実は少し違いました。
お酒を飲むと人が変わったようにトラブルを起こす人は、元々問題のある人だったといわれるようになってきたのです。
お酒が理性を奪う?道徳観は?
「お酒でトラブルを起こす人は元々問題ある人」
こう聞くと、「えっ?」と思うかもしれません。
お酒に含まれるアルコールは、人の脳も酔わせてしまうから人が変わったようになる。
海外の実験で、そうではないことがわかったようです。
酔うと他の人に共感できなくなる
お酒を飲むと他の人の悪口が増えることもあります。
私は、政治家や芸能人の方以外の悪口は嫌いです。
お酒の席で誰かの悪口が始まると、とても不愉快。
私がお酒の席が嫌いなのもそのためです。
実は、お酒に酔って悪口が増えることは事実でした。
イギリスの大学で、アルコールの実験をされているKathryn Francisさんの分析ではこうあります。
酔うほどに被験者たちは悲しみの表情を面白がったり肯定的な印象を持ち、幸せそうな顔には否定的な感情を持つようになった
Kathryn Francis氏
お酒を飲むんで「誰かの悲しい顔」の写真を見ると、嬉しくなったり面白くなるようです。
反対に、「誰かの幸せそうな顔」を見ると不快になるようです。
実験にたまたま意地悪な人たちが集まったのかも?と思いたいですね。
飲酒運転やお酒の席でのトラブルが絶えない理由
お酒を飲むと他の人の気持ちをくみ取る共感力、冷静な判断力は失われます。
お酒は強さの差はあっても、同じように体に影響するもの。
なのになぜ、トラブルを起こす人とそうならない人がいるのでしょう?
飲酒運転がなくならないのは?
飲酒運転がなくならないのは、元々「飲酒運転は別にいいけど逮捕されたくない」と考えている人がしてしまうため。
飲酒運転のを普段しないのは、「逮捕されたくない」という理由の部分を変えなければなりません。
もし、家族が飲酒運転の車に命を奪われたらどうなるか。
飲酒運転で亡くなった方は、家族とどんな形で対面するのか。
相手の目線で考えてみることが大切ですね。
お酒の席でハメを外す人は?
お酒を飲むと絡んでくる先輩、異性のプライベートを知りたがる上司の方も同じことですよね。
パワハラやセクハラをしない理由が、「会社で信用を失う」からでは自分を止められません。
もし、ご自分が若いときにお酒の席で説教や暴力をうけたことがあるなら?そのときどう思ったでしょう。
お子さんやご家族が、自分の知らない異性の上司からプライベートを根掘り葉掘り探られたらどう感じるでしょう?
こちらも、相手の目線で考えてみることが大切です。
お酒で本性が現れてしまうなら〜本性を変えるしかない
私もお酒を飲むようになったのは、つい最近のことです。
若い頃は、お酒の勢いで騒ぐこともありました。
それは、若い頃友達と騒ぐのが好きだったためでしょう(酔っていなくても酔っている友達と騒げましたし)。
お酒を飲んで飲酒運転や暴力、パワハラやセクハラを起こさないようにするには、普段から「相手の目線で考えてみる」ことが大切なんですね。